2019/02/07 20:23

こんにちは!
パトロンの皆様、ご無沙汰しております。Masatoです。
お元気ですか??

1/30日をもって、わたくしMasatoは100日間の旅を終え、
無事日本に帰ってくることができました。

ただいま日本!!

あたたかい応援をいただき、そして見守ってくださり、本当にありがとうございました。

旅の間、食には全く困らなかったのですが、やはり母国の味(おでん、おにぎり、漬物・・・)を食べると安心しますね。ただ、直前にいたインド・ベトナムに比べて日本は物価が爆発的に高く、日々悲鳴をあげています。

旅した国々を数えると、その数20か国。

100日という長いような短いような期間でしたが、
本当に沢山の街に訪れることができました。
沢山の写真を撮ることができました。

ヨーロッパ旅だったはずなのに、気付けばインドに降り立っていたのも良い思い出です。

毎日15~20km歩きまくって街を探検したり、
お気に入りのコーヒー屋さんができてうれしくなったり、
路上でいろんなドラマがあったり。

毎日が新鮮で、生きているな、と感じる日々でした。

中でも、旅の出会いは毎回が特別でした。

世界で活躍している旧友との再会や、
ポルトガルでヒッチハイクをさせてくれて、スイスの自宅にまで招待してくれた学生、
世界一周の途中で一緒に街を巡ってくれた旅人、
共に踊って共にグルーヴしたダンサー、
一緒に写真を撮りに行ったフォトグラファー、
連絡先ももうわからないけど、夢を語り合ったあの人やあの人。


彼らから溢れる優しさと愛を存分に受け、
自分も優しくなりたい、愛にあふれた人になりたいと改めて強く思いました。

「僕たちの人生は、想像の70億倍の道がある。」

この気付きも、今回得た大きな宝です。

信じられないような数奇な人生を歩んでいる人がたくさんいて、
学びの形、働き方・場所・キャリア、家族観、人生観、死生観、
それも本当にその人次第だなと思いました。

どこで、誰と、どんなふうに生きるか。

思っている以上にそれはもっともっともっと自由で、
ただひたすらに、あなたがとことん幸せになれる道を歩んでもいいのだと
出会う人々に教わったような気がします。

環世界を飛び出してみて、前より色んな景色が見えるようになりました。
それは、世界の「負」も含めて。

歴史はもっと立体で絡み合っているし、
この世界はまだまだもっとよくできる悲しみや苦しみがある。

アウシュヴィッツ=ビルケナウ訪問や、
同い年のインド人がいまだに残るカーストを「この国の癌」と言っていたこと、
スラムで女の子が街灯の下、暗闇の中勉強していたこと、
寒空の下家のない人々を無視してしまったこと、
街がゴミで溢れていること、
自分自身が心無い犯罪に出会ったこと。

「ああ、この悲しみや苦しみに。もっと世の中にできることあるんじゃないのか、俺」

と思うようになりました。
分野は何にせよ、"Make a better place for you and for me"(Michael Jackson)
の精神で、明日の地球を少しでも良い日にできる人間になりたいと思うようになりました。

そして、自分が世界で活躍したいと思う明確な理由もできました。

それは、「また、会いたい」からです。


インドのビーチにいたときのこと。
「インド一番のコレオグラファーになりたい!」
という、それはそれは美しい魂の持ち主の少年に出会いました。
僕もダンスをやっていたので一緒に踊って時間を過ごしました。めちゃくちゃ楽しかった。

別れ際、彼は自分がつけているリストバンドを友情の証にくれました。
その時僕は何もあげる物がなかったので、被っていたお気に入りの帽子を彼にあげました。

その時に彼と約束をしました。

「俺たちは俺たちの夢を追いかけて、また世界のどこかで必ず会おう!」

その時の熱い火が、今も胸の中に残っています。
今の生きる力になっています。

きっと彼は十年後、世界一のコレオグラファーになっています。

だからこそ自分もしっかりと活躍して、
負けず劣らずのクリエイター・エンターテイナーになっていたい。

そして、旅で夢を語り合った人たちに「あ~!あの時の!」
という風に思ってもらえたらとてもうれしいし、
今回出会って方々で活躍しているだろう仲間たちとコラボレーションしたい。

だからこそ、自分が生きて、力を磨く理由は
僕の人生で出会った人たちに
「また会いたい」
からだなと気づいたのです。

そして、こうして応援してくださってる皆さんとも
「また会える」
ように頑張るしかないなと思ったのです。

本当に、良い旅でした。
そして、その傍らにカメラがあったことも、幸せでした。
止まらない時間の一瞬を、
そっと心にしまうように、誰かに届けられるように、
シャッターを切り続けました。

これからも世界の光を撮り続けながら、
ちゃんと人へ想いや愛を惜しみなく届けながら、
毎日を生きていきたいと思います。

今回のプロジェクト、そして旅を応援していただき、ほんとうにありがとうございました。
これからもぜひ、Masatoをよろしくお願いいたします。



Masato


P.S.
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