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佐渡のウサギ寺(長谷寺)を助けて! 台風で飛ばされた屋根を修理したい

新潟県佐渡島にある長谷寺(ちょうこくじ)は807年に空海が開いたと言われ、境内でウサギを飼っているお寺です。2018年、当寺の建物の屋根が台風に飛ばされてしまいました。修理には1500万円という莫大な費用がかかるため、クラウドファンディングを利用して皆様のご協力で必要な金額を工面したいと思います。

現在の支援総額

1,917,500

12%

目標金額は15,000,000円

支援者数

167

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/02/03に募集を開始し、 167人の支援により 1,917,500円の資金を集め、 2020/04/10に募集を終了しました

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支援者数167

このプロジェクトは、2020/02/03に募集を開始し、 167人の支援により 1,917,500円の資金を集め、 2020/04/10に募集を終了しました

新潟県佐渡島にある長谷寺(ちょうこくじ)は807年に空海が開いたと言われ、境内でウサギを飼っているお寺です。2018年、当寺の建物の屋根が台風に飛ばされてしまいました。修理には1500万円という莫大な費用がかかるため、クラウドファンディングを利用して皆様のご協力で必要な金額を工面したいと思います。

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【English version below】

はじめまして、ナタリーと申します。ドイツのベルリン自由大学で日本学を勉強して、昨年10月に佐渡島に移住しました。現在は佐渡観光交流機構で働いています。

子供のころからヨーロッパの古い建物だけではなく、日本の寺社仏閣にも魅せられていて、城跡・境内を歩きながら、「この階段はいったい何百年前にできたんだろうか」とか「ちょうど今立っているところでどんな歴史的人物が立っていたんだろうか」という考えが頭の中で溢れ出るのです。そして、動物が大好きで、小学校の時、夏休みの間いつもクラスのペットウサギのMax(マクス)を預かったりして、自分の家でもウサギを2羽飼っていました。

佐渡に来て長谷寺 (ちょうこくじ) は古いお寺であることのみならず、境内に放し飼いにするウサギがいると聞いたら、すぐ行ってみたくなりました。

早速長谷寺に向かって、住職の富田宝元さん(とみた ほうげん)とお話ししましたが、このお寺は1200年もの歴史を持っていて、大和の長谷寺(はせでら)を模した古刹で、807年に弘法大師 (空海;774 – 835) に開かれて、寺宝の十一面観音菩薩も空海の作と伝えられていると富田さんが説明してくれました。当寺を訪れた歴史的な人物では、能の大成者の世阿弥元清 (1363 – 1443) と小倉大納言実起 (1622 – 1684) がいます。

富田さんは昭和15年に佐渡で生まれて、平成5年に長谷寺第53代の住職になりました。広大な境内の管理は富田さんとその奥様のたった2人でしているので、なかなか手が廻りません。さらに、境内に咲く牡丹の花弁を利用してボタン酒を作っている(北雪酒造)ことから除草剤は使いません。そこで人手不足を補うために良い方法を見つけ出して、13年前から草取りを約140羽のウサギに任せることにしたのです。除草のお礼と感謝を込めてウサギ観音像を建立しました。富田さんはよくマジシャンのように突然ポケットからウサギを出したり、面白いお話しをしたりする人気の住職です。

そんな長谷寺ですが、佐渡の他のお寺と同様に風雪にさらされて、いろんなところが傷んできています。当山の庫裏 (くり:住職の住む場所) は、国登録有形文化財に指定されている建物ですが、2018年9月6日の台風21号で屋根の片側が飛ばされてしまって、大きな修理が必要です。

当寺は檀家様が40軒と少なく、人口減少に伴って財政的にも厳しい状況になっているので、修理する余裕がありません。しかも、国・県・市からの補助金は出ません。今のところ、庫裏の屋根はブルーシートで雨風をしのいでいます。

そういう実態が分かりました。このお寺が衰退しているのがとても悲しくもったいないことだと思いました。大事な歴史的建造物を残すためにも、可愛いウサギ達のためにも、「何とか再建する方法はないか」と考えて、このプロジェクトを立ち上げさせていただきました。

修理するには茅葺・板金の撤去、屋根下地・金属板茅葺屋根を新しく作る必要があります。

再建には見積りで3ヶ月、1500万円ぐらいかかります。皆様とともに修理を実現させたいので、ご支援お願い致します。

*お酒のリターンは北雪酒造から発送する予定です。酒造のホームページはこちらです:https://sake-hokusetsu.com/

酒類販売免許番号:相法1-第86号


Save Sado`s Rabbit Temple! Let`s repair Chokokuji`s roof!

Sado Island`s Chôkokuji Temple was founded by the Buddhist scholar Kôbô Daishi (Kûkai) in 807 and is known for its free running rabbits. Since it`s this ancient it has quite deteriorated and one of the temple buildings wasn`t able to withstand when a typhoon hit the island in September 2018. Half of the roof got blown off.

As the temple doesn`t have the financial means to repair it, the head priest and I want to try to gather the necessary amount of 15.000.000 Yen (ca. 125.000 Euro) via crowdfunding.

Hello, my name is Natalie. I studied Japanese Studies at Free University Berlin and moved to Sado in October 2019 where I started working for Sado Tourism Association. Ever since I was a kid, I was fascinated by Europe’s ancient buildings and Asia`s temples/shrines. Whenever I am walking through castle ruins or on temple/shrine grounds, questions like “how many hundred years ago were these stairs built?” or “which historic figures were standing were I am standing right now?” are popping up in my head. Moreover, I love animals! I used to take care of my classes pet rabbit Max during the holidays in elementary school and had two pet rabbits myself at home. So, when I came to Sado and learned that Chôkokuji Temple is not only old but also has rabbits running around on its temple grounds, I was thrilled.

When I first visited the temple, I talked to the head priest, Tomita-San. He told me that it has a history of about 1200 years and that it was established by the Buddhist scholar Kûkai (Kôbô Daishi; 774 – 835). Kûkai introduced Shingon Buddhism from China to Japan, which eventually gathered a considerable following and became one of the major schools of Buddhism with its original base on Mount Kôya in Wakayama Prefecture. Chôkokuji Temple belongs to the Kôyasan branch. It was built based on the model of Nara`s Hasedera, using the same Chinese characters for its name just with a different reading. Chôkokuji Temple`s treasure, the Kannon with eleven faces, is said to have been carved by Kûkai himself.

Many historic personalities have visited Chôkokuji Temple. Among them was for example the eminent Noh playwright Zeami (1363 – 1443), who got exiled to Sado Island in 1434 for opposing Shôgun Ashikaga Yoshinori`s suggestions regarding the succession of the Noh troupe. Zeami mentioned Chôkokuji Temple in his “Kintôsho” (Writings on the Golden Island).

The headpriest, Tomita Hôgen, was born in 1940 and became Chôkokuji Temple`s 53rd head priest. Since it`s only him and his wife taking care of the large temple precincts, and they are growing old, it is quite a task. Furthermore, the tree peonies growing naturally on the temple grounds are used by the renowned Hokusetsu Brewery to make sake, which is why no herbicides are used to kill weeds. So, when Tomita-San had to think of a way to make up for the labor shortage, he “employed” rabbits to have them mow unwanted weeds thirteen years ago. Currently, there are about 140 rabbits on Chôkokuji Temple`s precincts. As a sign of gratitude for the cute little lawnmowers, he erected a Kannon-statue in the shape of a rabbit.

But, just like many other temples on Sado Island, it is exposed to harsh weather and deteriorates. The temple building in which the head priest lives is a registered cultural heritage but already in 2018, its roof got blown off by a typhoon and a large restoration is urgently needed. The temple has only 40 parishioners supporting it and it doesn`t receive any subsidiary aid from the government. Therefore, the temple does not have the financial means to have the roof repaired. Currently the roof is only protected against the weather by a plastic sheet.

Hearing this story, it is hard for me to just watch an ancient temple like this fall apart. That`s why I created this campaign in the hope of gathering the needed amount with your help - the power of the crowd.

For the reparation, the old grass thatching and the metal sheets, as well as the roof`s foundation have to be removed and reconstructed from scratch. The renovation is estimated to take three months and cost 15.000.000 Yen in total (ca. 125.000 Euro).

Please help us make the renovation of Chôkokuji`s roof possible.


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


最新の活動報告

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  • 皆様のご支援のお陰様で、屋根の修復ができました。本当にありがとうございました!富田さんが写っている写真では、本堂に向いている屋根側が見えます(上)。今回は、ドローンがなかったため、上からの写真は撮れませんでしたが、違う角度から撮ってみました。これが、ウサギ観音像たちが立っている駐車場から撮った写真です。「瓦」に寄付した方のお名前とメッセージが書いてある屋根の部分です(下)。 もっと見る

  • 長い間。。。

    2020/04/10 09:39

    。。。大変ありがとうございました!キャンペーンはぼちぼち終わるんだけど、これからリターンの発送ですね。 もっと見る

  • 。。。建物の維持費として石川朝洋様より勧募を頂きました。その記念碑として子ウサギ観音を建立しました。写真のウサギ観音を見て気づきましたか?新型コロナウイルス用心で、子ウサギ観音はマスクをしています。ウサギ観音はウイルスに負けず頑張っています。最近生まれた赤ちゃんのウサギ達もすくすくと育っています。 もっと見る

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