▼公式サイトはこちら
https://oracleengine.tumblr.com/
Fumctoryです。
今回も見かけた疑問に答えていきます。
・仲間との協力要素はある?
ショートリプレイでちょっと触れましたが、攻撃の処理は「命中判定に使った能力値の隣の能力値で避けて、同じ能力値でダメージ軽減」という仕組みです。
能力値は6つあり、それぞれウェポンクラスに1対1対応しています。ウェポンクラスを決めた時点で、そのPCがどの能力値を使って攻撃するかが決まるわけです。
そして、敵である堕落獣も、PCと同じく6つの能力値を持ち、その能力値によって装甲値を得ます。
PCや堕落獣の能力値は、基本的に「どこか1箇所高くて、その3つ隣が低い」という形をしていることが多くなっています。そして装甲値は低ければ5点程度ですが、高ければ20点近くにもなります。
堕落獣の高い能力値によって、あるPCの攻撃は簡単に阻まれてしまうかも知れません。あるいは逆に、堕落獣の能力値が低いところを狙って攻撃できるPCは、戦闘を有利に進められるでしょう。
このルールによって、PC同士で同じウェポンクラスを選ばない限りは、自然とPCと堕落獣との相性が決まってきます。
堕落獣に対して有効な攻撃ができるPCは、同時に堕落獣からの攻撃に対して装甲値で耐えられない。
堕落獣と高い能力値が一致しているPCは、攻撃を防がれやすい一方自分もダメージを受けにくい。
〈習性:○○〉という堕落獣の行動ルーチンを決定する特技と、この能力値による堕落獣との相性を利用することが、戦闘の中に「堕落獣の行動を予測し、作戦を組んで行動する」ことや「PCが流動的に役割を交換しながら戦う」流れへと繋がっていきます。
敵がオラクル残量の多いPCを狙ってくるなら、わざとオラクルを多めに消費して敵の攻撃から逃げたり、逆にオラクルを残して敵の攻撃を引きつけたりできるわけです。
あるいは、シフトが高いPCを狙ってくる堕落獣が、PCのシフトを低下させる攻撃を行ってくるかもしれません。そうなれば、敵の攻撃を受け持つPCは流動的に変化します。
また、各PCの大技であるオーバードライブには「シンクロオーバードライブ」というルールがあり、これによって直接味方と連携することもできます。
『オラクルエンジン』の戦闘は、「ただシフトを上げて大きな数値を叩きつけるだけ」ではなく、「状況に応じて適切にリソースを使い、味方と連携する」戦闘なのです。