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児童養護施設の子どもたちに奇跡を起こしたい!

“Time”は児童養護施設の子どもたちに時間とお金を支援するボランティア団体です☺︎お金やモノの支援だけではまかなえない、子どもたちの心に響くこと、人生を変えるような出逢いや思い出を提供したいと考えています。

現在の支援総額

224,000

144%

目標金額は155,000円

支援者数

26

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/12/29に募集を開始し、 26人の支援により 224,000円の資金を集め、 2019/01/25に募集を終了しました

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現在の支援総額

224,000

144%達成

終了

目標金額155,000

支援者数26

このプロジェクトは、2018/12/29に募集を開始し、 26人の支援により 224,000円の資金を集め、 2019/01/25に募集を終了しました

“Time”は児童養護施設の子どもたちに時間とお金を支援するボランティア団体です☺︎お金やモノの支援だけではまかなえない、子どもたちの心に響くこと、人生を変えるような出逢いや思い出を提供したいと考えています。

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1月7日に、目標金額の155,000円を達成致しました!!!


支援して下さった皆様、

シェアして下さった皆様、

SNSでいいね!を下さった皆様、

本当に本当にありがとうございます。


(子供達へのご支援ではありますが、)

支援が入る度に私たちが励まされ、

温かい気持ちにさせて頂きました!


応援して頂けるということが、これ程にも力になるんだということを改めて感じております。


そして、プロジェクト終了まで18日あるので、

ネクストゴールに挑戦することに致しました!


下半期の活動資金だけでなく、

今実施出来ていない中高生向けの企画が出来る資金が集まったら嬉しいです!

より多くの子どもたちと、心と心を通わせた遊びが出来ることを目標としております!


引き続きご支援宜しくお願い致します。



こんにちは。
児童養護施設の子どもたちと遊ぶボランティア団体「Time(タイム)」です。



私たちは、

「それまでの経験から大人を信頼できず、心を閉ざしてしまうことが多い児童養護施設の子どもたちを継続的に見守り、寄り添っていきたい」

と考えています。


私たちのようなボランティアが行き渡れば、施設にいる子どもたち一人ひとりの世界を変えることができると信じています。


児童養護施設の子どもたちは、施設にいることを恥じて、隠したりする子が多いのが現状です。

しかし子ども達の長い人生の中で

「施設にいたからこそ、たくさんの優しい大人と出会い、たくさん幸せな経験ができた」「施設にいたことは自分の人生のプラスになった」

と感じてもらえたらどれだけ素晴らしいでしょう。


そのために、私たちは長い年月をかけて子どもたちとの信頼関係を形成していく必要があると考えています。


遊びを通し、子どもと一緒に泣いたり笑ったりすることで、感情をともにしたいのです。

一人でも多くの子どもたちを施設の外から、見守っていきたいのです。

信頼できる大人がいる証として、長く寄り添うように。



▼児童養護施設の本当の現状を、あなたは知っていますか?

普通に生活していたら、なかなか出会わない「児童養護施設」という言葉。


そこには、実際にたくさんの子どもたちが暮らしています。

出典:NPO法人 児童虐待防止全国ネットワーク(http://www.orangeribbon.jp/about/child/data.php


「児童虐待対応13万件、27年連続で増加(2017年度)」なんてニュースもありましたが、

彼ら彼女らは現在、自分の意思に関わらず後にお話するような状況にいます。


そんな「不運な境遇から多くの我慢を強いられている子どもたちに、奇跡を起こしたい」と私たちは考えています。

共感していただけたらぜひ、ご支援をお願いします。



そもそも、児童養護施設とは?

→全国に何施設?何人?
全国に603施設。約3万人の子供たちが施設で生活しています。


→どんな子どもたちが生活している場所なの?
虐待、死別、親の精神的・経済的理由で養育困難な場合など、様々な事情により、親族の元で生活することが出来ない2才から18才までの子供が、共同生活を送っている福祉施設です。

 

児童養護施設の現状

①たくさんの人との共同生活

子供達はひとつ屋根の下、職員や子供達と共同生活をしています。
多い施設では一つの生活空間に子供が20人以上いることも。
普通の子供が当たり前のように持つプライベートな空間を持つことは叶いません。

 

②喪失感ゆえの試し行動

施設に来るまでに子供達は親や家を、一時的にでも失っています。
それ故に周囲の人を信じることが難しい子もいるようです。
そうしたときに子どもたちが取るのは、あえて嫌われるような行動。そうすることで周囲の大人を試すのです。
「この人も結局、自分の前からいなくなるんじゃないか」と“試し行動”をし、そのせいで問題児と決めつけられることも少なくありません。


③資源不足による我慢

施設に十分なお金や職員がないために、子どもたちはたくさんの我慢を強いられています。

例えば、公園に行くこと、おもちゃを買うこと、外食をすること…一般家庭の子どもにとっては素朴な要求も、施設では「同伴できる職員がいない」「一人だけに買うわけにいかない」などの理由から叶わないことも多くあります。

もちろん好意ある法人や個人から支援を受けることもありますが、それらは必ずしも施設や子供たちが望んでいる内容ではないことも。


④施設職員の入れ替わり

施設職員も諸事情により、退職することがあります。

その度に、子供達は親がいなくなった感覚を感じます。

さらに施設側のリスクから、退職した職員と子供たちが会うことは容易ではありません。
これは、子どもたちにとっては信頼していればいるほど、悲しい体験となります。
また、代わりに新しい職員が来ても馴染めないこともあります。

これは仕方のないことですが、ある日のいきなりの出来事に子供達は困惑をし喪失感を重ねてしまうのです。


詳しくは以下の資料をご参照ください。
児童養護施設等について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000166119.pdf


私たち大人にできることは?
▼「また区民プールに行きたい!」その子どもの笑顔にハッとした

私たちはこのような状況にいる子供達の存在と実情を知り、何かできることはあるだろうかと考えました。

そして、「一緒に遊ぶ」というお金の支援&ボランティアをすることにしました。

提携してくれる施設を探し、改めて現場の話を聞きました。

そして2018年の3月にまず「徒歩10分程度の大きな公園に行く(お菓子と飲み物と遊具を支援する)」というボランティアをすると…


当初の私たちの予想を超えるほどに、子供達は喜んでくれました。


そして、3回目のボランティアで区営のプールに遊びにいった時のことです。

一通り遊び終え、大満足した子供達。


私は一人の男の子に聞きました。

「2ヶ月後にまた一緒に遊びたいんだけど...次はどこに行きたい?


行きたい場所を聞かれたら、ディズニーランド、サファリパークなど豪華な場所を望むと思いました。


しかし

その子の答えは意外なものでした。


「またここに来たい!!」


そのときは、8人の子どもを区営のプールに連れて行っていました。

なので活動費用は、(プール後のアイスを込みでも)3000円程度。


そのとき、私は思いました。

「子どもたちが喜ぶボランティアをするのに、お金はかからない。私たちが愛を込めて、一緒に童心に帰って子どもたちと遊べば、年間30,000円くらいで、提携している施設の約20人の小学生達を対象にずっとボランティアをすることができる!!やった!」


しかし、その日の夜に2つのことが私の頭をよぎりました。


①「あの子はもっと楽しい場所を知らないのではないか?」

確かに区営のプールは楽しい時間でした。

でもディズニーランドやサファリパークという存在を、"行ける場所"として認識していないんじゃないか。

もし区営のプールかディズニーランドかを選べていたら....他の子どもたちがそうするように、きっとあの子もディズニーランドを選んでいただろう。。


そう思うと、なんだか切ない気持ちになりました。

そして「子どもたちにあえて(一般家庭の子供達が行っているであろう)特別な場所へも連れていってあげたい」という思いが生まれました。


もちろん毎回特別な場所へ行く必要はなく、正直な私たちの思いは「できる範囲で、行ける場所へ連れていってあげたい」です。

ただ、もう少し資金があれば、施設にいる子どもたちにもより豊かな経験をさせてあげられる!と思ったのです。



②「善意あるボランティアさんとお金がもう少しあれば、他の施設の子どもたちにも遊びボランティアを提供できる!」


現在私たちは1つの児童養護施設と提携し、約20人を対象に遊びの企画を行なっています。(2018年12月現在

私たちの活動を知ってくれた、他の児童養護施設の方からも「Timeさんに来てほしい」という依頼はいただきました。

しかし、私たちTimeの運営メンバーのお金と時間は有限です。


どうしても「人とお金がまだ足りないので、お待ちいただけますか?」と答えるしかありませんでした。

そして今もその状況が続いています。


・「まだ見ぬ、他の施設の子どもたちにも同じように、区営のプールやディズニーランドへ連れていってあげられたらどれだけ素晴らしいだろう!」という私たちの思い

・児童養護施設の方から依頼

上記の両方があっても、「お金」と「ボランティアスタッフ」が足りないから断る状況が続いています。



これが私たちの全てです。

今回、こうしてクラウドファンディングという形でご支援をしたいただきたいと思ったのは、上記のような経緯でした。


つまり...

皆様から支援していただいて実現したいこと

①:「今提携している児童養護施設の子供達へ、もう少しだけ豪華な遊びを提供したい。」

②:「他の施設の子供達へも同様の遊びボランティアを提供したい。」


たとえ施設にいるたった一人の子どもの人生でも変わる可能性があるなら…私たちの活動には意味があると思います。

「活動には参加できないけど応援したい」という方がいらっしゃたら私たちの励みにもなります。



▼具体的な活動と資金用途について

今回のクラウドファンファンディングのプロジェクトでは2019年上半期の予算(135,000円)をご支援いただきたいと考えています。

2019年上半期の具体的な活動は、下記を予定しています。


1月:ラウンドワン(予算40,000円)

3月:東京都内の大きい公園(予算45,000円)

5月:東京都内の遊具付きの大きい公園(予算50,000円)


※施設の子供達に「どのような遊びが良いか」を事前にアンケートをとっており、アンケートを元に活動内容を決めています。

※予算は、参加する全員(子供、同行していただく児童養護施設職員、時間を割いて参加してくれるボランティアスタッフ分)の入場料や飲食代、交通費等を合計した概算です。

※目標金額はクラウドファンディングの手数料を差し引いたのちに、必要な予算となるように設定しています。

※もし皆様から目標金額を超えるご支援をいただけた場合には、2019年下半期の活動予算へ充当させていただきます。


▼リターンについて

①1000円

1.ボランティア活動報告(適宜)

支援いただいたお金でどのような遊びボランティアを行なったか等の活動報告をします。


②3000円

1.ボランティア活動報告(適宜)

支援いただいたお金でどのような遊びボランティアを行なったか等の活動報告をします。


2.Timeロゴステッカー

PCやスマホなどに貼っていただけるステッカーです。


③5000円

1.ボランティア活動報告(適宜)

支援いただいたお金でどのような遊びボランティアを行なったか等の活動報告をします。


2.Timeロゴステッカー

PCやスマホなどに貼っていただけるステッカーです。


3.MTG参加券(1回)

都内で開催するTimeの理事が集まるMTGに参加していただくことができます。

そこでは、Timeの年間計画、活動を広げるための方法、ボランティアの質を良くするためにできることについて話し合っています。

※開催曜日は不定期、場所は東京都、時間は2時間程度を予定しています。

※MTGに参加するための交通費や滞在費等はご自身でご負担ください。


④10000円

1.ボランティア活動報告(適宜)

支援いただいたお金でどのような遊びボランティアを行なったか等の活動報告をします。


2.Timeロゴステッカー

PCやスマホなどに貼っていただけるステッカーです。


3.MTG参加券(1回)

都内で開催するTimeの理事が集まるMTGに参加していただくことができます。


4.お礼状

Timeのメンバーより直筆でお礼のお手紙を書かせていただきます。




※お金の支援ではなく、ボランティアスタッフとしてTimeに関わってみたいと思った方はこちらよりご連絡ください。ボランティア説明会を開催しています。



▼団体紹介

児童養護施設への遊びボランティア「Time」

・児童養護施設の子供達に時間とお金を支援するボランティア団体

・ボランティアスタッフは多種多様な大人たち

・代表は元児童養護施設職員です(約5年勤務)

・2018年1月設立。現在NPO法人へ申請準備中。まだ設立して間もない団体です。



▼代表挨拶

代表:奈良輪美幸

「児童養護施設の現場で働いていて感じたこと」


朝起きて、朝ご飯を食べて、施設から学校へ行く。
帰ってくると宿題をしたり、友達と遊んだり。
夜はみんなでご飯を食べて、寝るまでの時間はTVを見たりゲームをしたり自由に過ごします。
休日は、予定を立てて外出することもあります。


普通の家庭となんら変わりません。


私が担当していた子どもたちとは、
怒ったり、泣いたり、喜んだり、笑いあったり、励ましあったり、色々な感情を共有させてもらいました。


子どもたちはみんな明るくて、人を楽しませたり笑わせたりするのが大好きな子たちばかりだったので、私の方が元気をもらうことも本当に沢山ありました。


ですが、子供たちは“親がいない”という現実に、
日々向き合っていたんだろうなと思います。


施設での生活の中で、
学校での友達の何気ない一言で、
家族連れの多い公園で、ショッピングモールで…

周りの子と比べて、感じなくてもいい負い目を感じて、我慢することが当たり前になって、友達につく嘘が少しずつ増えていったりして。
日々の生活の中で、子供たちは沢山の壁と向き合いながらも強く生きているのだと思います。


施設に入所してくる時点で、喪失体験を経験して心に傷を負っている子がほとんどで、
大人を信じられず、自分に自信のない子が多いように感じていました。


“この大人は、信用していい人なのか。”

“この大人は、どんなことをしても自分のことを好き でいてくれるのか。”


子どもたちはありとあらゆる手段を使って、私たち大人の愛を試します。

生活の中で、沢山の壁と向き合いながら、更に身近な大人を試さなければならない子どもたちの心理的負担は計り知れません。
もちろん受け止める職員側も、相当な忍耐力と精神力が必要になります。


そして、時間をかけてようやく信頼関係が築けたと思っても、
職員の都合や会社の都合で、担当職員は入れ替わってしまいます。


言ってみれば、子どもたちにとっての父親的存在、母親的存在の人が、数年ごとに変わっていってしまうのが現状なのです。


職員にも自分の生活があったり、施設の運営上、仕方のないことなのですが、
児童養護施設で生活している子供たちが、
人生を投げ出さずに幸せに生きていくためには、失くなることのことのない居場所があり続けること、
そして、人生通して寄り添ってくれる・見守ってくれる・愛してくれる人の存在が絶対的に必要だと感じました。


だからこそ私たちTimeは、施設の外から、長く、子どもたちに寄り添い続けられる大人でありたいと思っています。
その年齢に合った遊びを通して、心と心の繋がりを作っていけたら幸いです。


私は施設を退職した今でも、担当していた彼ら・彼女らが大好きです。
その子たちを、私なりの方法で応援し続けたい、その思いが私の原動力となっています。

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