ハンターとして生きていく!
昨年にもCAMPFIREで
皆さまより、募らせていただいたDearEZO企画!
進捗と今後についてもお話しさせていただきます。
はじめまして!
DearEZO(ディアエゾ)プロジェクト代表の奈良です。
先に「DearEZO」のご説明ですが
Deer=鹿
Dear=親愛な
EZO=北海道
という親愛なる鹿、親愛なる北海道を考えスタートさせたプロジェクトです。
そんなDearEZOプロジェクトは昨年から
として活動をスタートさせていただきました。
昨年のプロジェクトの引用ですが
猟銃の資格の費用が概ね20万円必要なのです。
初心者講習費用 :6800円
テキスト代:2300円
教習資格認定:8900円(経歴書、身分証明書、住民票などの発行で+3000円ほど)
猟銃用火薬類等譲受許可:2400円
射撃教習:37040円
上記合計で57440円+猟銃(初心者用で20万弱)です。
と言った内容で投稿させていただきました。
ただ、実際には弾薬庫や銃を仕舞うガンロッカー、印紙代によって
40万円前後で取得ができました。
そちらを募らせていただいたことでお約束通り
資格免許
散弾銃
をハンター1人分獲得することが無事できました。
また、
運搬用の軽トラック
を購入して現在活動しております。
そんなDearEZOプロジェクトのご説明をします。
是非、最後までお付き合いいただければと思います。
まず、
北海道ではエゾシカが害獣だということはご存知でしょうか?
DearEZOプロジェクトをやろうと思ったキッカケはそこです。
事実、僕が住んでいる根室釧路近郊では
年間に車との衝突が北海道でも圧倒的です。
友人や、家族が実際に鹿との事故により
廃車になることも度々あります。
資料を参考にさせていただくと
鹿との事故の平均修理価格52.3万円
年間の事故はここ10年で平均約2000件
つまり、年間で被害が平均52.3万円×約2000件=10億4600万円になります。
一概にエゾシカのことを害獣呼ばわりすることはできませんが、
事実、交通事故だけでこの被害です。
そのため、エゾシカ用に現在も橋や道路や柵を造っています。
また、もちろん農作物にも少なからず影響があります。
それを考えてハンターになろうと考えを巡らせたのが始まりです。
ただ、少しずつ考えは変わり始めます。
次に思ったのが、エゾシカが美味ということです。
北海道でも最近になって珍味として扱われるようになり
スーパーなど食卓で並ぶことがありますが、
北海道を離れるとまだまだ知られていないと思います。
また、ジビエとしてのカテゴリーで言えば
臭いを気にする方も少なくないと思います。
これは一口に鹿を解体している業者の人だけが関係している問題ではありません。
私たちハンターがすぐにしっかりとした血抜きができるかが大きく関わってきます。
血抜き、解体をお願いしている大谷さんです。
こうなります。
なので、本来ならば
優秀なハンターとは狩るだけではなく、しっかりと血抜きができることも必要なスキルです。
そんな鹿肉は鉄分やタンパク質が多く、カロリーが牛、豚の3分の1少ないのが特徴で
特に根室のエゾシカは潮風で餌にミネラルが含まれるため
栄養価も多いからダイエットにもいいのです。
エゾシカの炭火焼き
エゾシカのすき焼き
写真御提供元
〒470-0152 愛知県愛知郡愛知郡東郷町北山台2-16-1 Barca.様
毎年、本州のハンターさんが見たら、ビックリするくらいサイズが大きく
わざわざ北海道までくるハンターさんも沢山います。
元々大きいのに加えて、冬を越すために餌をたくさん食べることもあり
本格的な冬である、一月二月前の今時期は特に肥え太ってるのです。
そこで、2018年では
エゾシカによる事故防止のため
エゾシカの美味しさを知ってほしい
という2大目標で活動させていただきました。
2019年はそれに加えて
自分たちで食べる分を自分で狩るというのを考え始めました。
こちらは優秀なハンターが増えることとハンターに対する世間の見方を少しだけでも変えてほしいと思っています。
当たり前ですが、散弾銃はとても危険です。
実際手にして感じることです。
だからこそ、大きな責任が生じます。
それでも100発100中は難しいですし、世間の方にはハンターという仕事について少しでも理解してほしいと思っています。
少しでも交通事故が減ってほしい
自分の手で倒した鹿だからこそちゃんと食べてほしい
やってみてからこそわかる
そんな気持ちが沸いています。
資金の使い道
資金の使い道は、さらに狩猟の道具を揃えるために使わせていただきます。
野生のエゾシカは耳が良いので
自然界にない、服や金属の音には敏感です。
そんな音がすればすぐに逃げていきます。
そのため、基本的にハンターは一人で行動します。
道具がなければ一人で全てをこなす必要があるのです。
運ぶ作業を助けてくれる
ウィンドラス
という道具があるのですが、これを使うことでより奥にいるエゾシカを倒しても
持ち帰ることができます。
ウィンドラス
こちらの道具が30万円弱の費用が必要になるので
リターンはこちらに使わせていただきます。
最後に一言
DearEZOプロジェクトとは別に
根室の海産物の企画を通年でやらせていただいていますが、
どうせなら、美味しいものを食べてほしい
という気持ちはずっとあります。
また、事故防止のためにもこれからも狩ります
だからこそ、しっかりと鹿と向き合っていくつもりです。
ハンターとして生きていく
ということは私なりには自然と共存していくということだと思っています。
お互い、持ちつ持たれつな関係だということをこれからも発信していきたいと思います。
応援よろしくお願いします。
DearEZOプロジェクト代表
奈良匠
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