▼はじめにご挨拶
1994年生まれ、24歳の森川尚登と申します。
突然ですが、新卒で就職した内装業/空間デザインの会社を2018年に退職し、2019年からはご縁があり横浜駒岡の「HandiHouse project」に加入予定です。これからは家づくりをメインとした空間づくりの設計(デザイン)や施工(自分たちでつくる)を行います。会社を辞めたことが今回のクラウドファンディングをやるキッカケになりました。
HandiHouse project(以下ハンディ)ってどんなところなのか。ハンディのどの部分にグッときたのか。というとそれはHPに全てが詰まっているのですが、自分の中でのポイントは2つあります。
〜グッときたポイント〜
1、「究極のDIY精神=可能な限り自分たちでやる」という姿勢にグッときた。
大きな企業で働いていた経験から、アウトソーシング(外注)で仕事が回っていることを知りました。ここで外注が良い悪いという話がしたいのではなく、なぜ外注をするのかを理解せずに仕事が進んでいくことに違和感がありました。これは社外だけでなく社内でもいえることです。この人に任せれば大丈夫だ、自分の仕事はここまでだ。という人間になっていた。仕事としてはそれでいいけど、それは自分の目指す姿であるのか?やるからには1から10まで関わりたい!!
10のことがわかった上で1のことをやるのと、10のことがわからず1のことをやるのでは意味が全く違うと思います。
ハンディでは空間づくりの1から10まで知れる環境があると思ってます。つまりそれは可能な限り自分たちでやる、やってみる、経験する、学ぶ、理解する、できることが増える、、、という環境です。「やれない」ってのは「やったことがない」ってだけなのかもしれません。
2、「文化をつくる」にグッときた。
一過性の流行ではなく、持続的な文化をつくる。自分の世代だけでなく、10年後、20年後、何十年後にも残るような文化をつくっていく。「家づくりを楽しむ文化」をこれからつくっていけるってすごいワクワクします。なぜなら「家づくりを楽しむ文化」が根付い社会はもっと心が豊かになるとおもうし、それすなわち面白い世の中になるとおもうからです!
▼資金の使い道
今回のクラウドファンディングの目的は現場で作業するにあたり必要な工具の購入のためになります。
工具購入費 ¥100,000
(内訳)
・インパクトドライバー ¥50,000
・腰袋+手道具 ¥15,000
・丸ノコ ¥20,000
・大工道具(玄翁、手鋸、指矩、巻尺、鑿、鉋) ¥15,000
工具のスペックは重要なので一番いいものを購入し、長く使用したい思います。もし予想以上に支援金額が増えた場合は今後必要となる工具の購入を検討したいと思います。その際はご報告いたします。
▼このプロジェクトで実現したいこと、プロジェクトをやろうと思った理由
【新しい職場での第一歩を踏み出したい】
前職では営業職としてデスクワークをしていましたが、これからは実際に手を動かして内装工事をします。その他設計の仕事もします(現在勉強中)
工事をするには工具が必要となりますが全部揃えると数十万円ほどします。
実をいうと本格的に建築を学びたいと思い4月から通信学校に通う予定で現在の貯金はほとんどなくなってしまいます。国の教育ローンや奨学金もありますが、なるべく借金せずに新たな場所でスタートを切りたいです!!
▼これまでの活動
そもそも何故空間づくりに興味をもったのかを大学時代から振り返って説明したいと思います。
●大学時代
自分の目で日本全国を見てみたくて大学時代は長期休みの度にキャンプをしながら自転車旅をしました。自分の知らない土地に行くことは新しい発見が多くとても刺激的で夢中になりました。
そんな自転車での旅を通して「街」「自然」「文化」「人」の違いを体感し興味を持つようになりました。それは車のスピードではなく自分の脚で漕いだ自転車のスピードだったからこそ気づけたのかもしれないと今は思います。
(阿蘇にて)
(礼文島にて)
(鳥取砂丘にて)
(伊豆大島にて)
(四国カルストにて)
(志摩にて)
(石川県にて)
(北海道にて)
(渋峠にて)
*ちなみに僕は自転車で色んなところにいっていると話すと自転車が好きなんだと言われますが、自転車は道具(移動手段)として好きで自転車のパーツの知識とかはありません笑
旅の非日常的なことも好きですが、一方普段の「生活」も同じくらい好きです。キッカケは僕が高校1、2年の頃、ヴィレッジヴァンガードで流れていた「くだらないの中に」を聞いてファンになった星野源のエッセイ「そして生活はつづく」を21歳の秋に読んだことだ。本文にはこう書かれていました。
『(中略)全ての人に平等に課せられているのは、いずれ訪れる「死」と、それまで延々とつづく「生活」だけなのである。』
旅という非日常が刺激的でワクワクする気持ちが楽しかったが、この本を読んで旅にでなくても日々の生活を楽しく過ごすことを意識するようになりました。
●就職活動
そんな時丁度就職活動の時期で初めて自分の将来を考えるようになりました。
これまで夢中になれることを見つけてきたから仕事も夢中になれるものがいいと思い、夢中になれるもの=好きなもの(当時ははっきりとこれが好きだ!こんな仕事がしたいんだ!というものはなかった)を考えた結果、広く浅く色んなものに興味があったこともありグッとくる企業がなく悩みました。
そんな時大学の友人に教えてもらったのが空間づくりをしてる会社でした。僕が興味あるお店を調べては自転車で巡っていたのを知っていた友人がオススメしてくれました。空間を通してそこにいる人に少しでもいい気分・気持ちになったら日常が楽しくなる。それっていいな。空間をつくる仕事って面白そうだな。と思い、結果その思いが伝わったのか空間づくりをしている会社に就職した。
●社会人生活
会社では空間づくりの流れを学びました。これは僕にとって貴重な経験でした。なぜなら空間づくり・ものづくりってものすごく面白いことだと知れたからです。ただ何百人いる会社で仕事は分業制で文系だった私は営業職で採用されていたこともあり実務内容は次第に空間づくりから遠ざかっていました
自分の手を動かして空間をつくりたい。学びたい。という気持ちと実際の仕事の内容が真逆の方向を向いていたことに気づきました。そんなタイミングで僕がかっこいいと思う人たちとの出会いがありました。それが「HandiHouse project」のメンバーでした。
▼リターンについて
①NZのポストカード5枚 ¥3,000
②NZの写真集+ZINE ¥6,000
③半日DIYお手伝いします ¥5,000
④1日DIYお手伝いします ¥10,000
⑤お礼の手紙
⑥お礼のハガキ
①②について
大学最後の春休みに1ヶ月かけてニュージーランド(NZ)を自転車で縦断した時の写真のポストカードと写真集+旅のあいだに感じたことを記したZINEの2種類となります。
NZから帰国後、2017年3月に池尻大橋にあるJAMSTAND COFFEE(現:Whims coffee and bar)さんとALL YOURSさんの協力のもとレインボー倉庫2のギャラリーにて写真展を開催させていただいたことがあり、その時の写真をメインに100枚ほどセレクトして写真集を作成予定です。写真は写ルンですとデジタルカメラで撮影しました。
参考URL→https://allyours.jp/ディーパーズな人達-行きたい場所に行ってみた/
③④⑤⑥について
「リターン」を参照願います。分からないことがあれば気軽にご連絡ください!
▼最後に
あれは確か中学2年生の頃地元のお祭りにいった時、小学校の友達が美容師を目指し高校には行かず美容専門学校に行くという話を聞きました。当時の僕はなんとなく大学までいって社会人になるのだと思っていたので、この話をきいた時にとても驚いたことを覚えています。自分が就職活動をする時に彼のことを思い出し、約8年前に自分の将来を決断した彼のことがとてもかっこよく思えました。
僕も決断をしようと思います。これまで僕は目の前のことに夢中になってきました。中高は部活に、大学は自転車旅に。どれも本気で取り組んできました。それは自分の為にやってきた部分が大きかったです。これからは「誰かの為に」の部分を増やしていきたい。空間づくり、家づくりを通して少しでも毎日が生活が豊かになることができたら本望ですし、ここではそれが実現できると信じています。
最後に僕が好きな糸井重里さんの著書の中で記載されている印象的な文章があるので引用させていただきます。
『感覚として「しあわせ」というやつにいちばん近いものは「夢中」なのではないかとぼくは思っている。いつも夢中でいられるというのは、やっぱり最高だろう。あらゆるものが目に入らなくなるぐらいに、なにかに夢中になっていられるというのが、いいぁと思う。その「夢中」を突き詰めると「全力を尽くす」という状態になるだろう。』-ほぼ日刊イトイ新聞の本-
僕は今感覚として「しあわせ」です。
ご支援のほど宜しくお願いします。
最新の活動報告
もっと見る【悲しい時ほど笑おう】
2019/02/28 02:04こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
【目標金額達成のご報告】
2019/02/03 13:42こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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