【ご挨拶】
はじめまして。【炭火焼もりのした】を応援する会リーダーの南原卓也です。
北浦和【炭火焼もりのした】の森下オーナー(まこっちゃん)とは浦和実業高校入学以来の付き合いで、かれこれ20年以上になります。
まこっちゃんと私は高校3年間を同じクラスで過ごし、専門学校、大学へ進学した20歳の夏には2人で伊豆白浜のペンションで住込みのアルバイトを経験。
お互い社会人になってからも1日休みが合えば、夜行バスで大阪へ行き、朝から飲み歩いてまた夜行バスでそのまま仕事へ行くなんてこともよくやってました。
当時は「35歳までお互い独身なら一緒に店を出そう!」なんて話も冗談半分でよくしていたものです。
私が30歳で結婚し、まこっちゃんは32歳のときに念願の独立を果たしました。
2014年9月17日、JR北浦和駅西口に【炭火焼もりのした】をオープンしたのです!
同時にまこっちゃんと私は友人としての付き合い以外に、居酒屋オーナーとその酒販店担当者という新しい付き合いも始まりました。
【 オープンから約4年2ヶ月。突然の火災被害・・・】
おかげさまで予約状況も順調だった2018年11月28日(水)正午、飲食店として最も忙しい繁忙期を迎えたこの時期に、私の携帯にサントリーの担当者さんから電話がありました。
「埼玉担当から連絡があって北浦和で火事らしいです。もりのした様の近くらしいので影響ないといいのですが・・・。」
私はデスクのパソコンで『北浦和 火事』と検索しながらまこっちゃんに電話しました。呼び出し音が聞こえている中、パソコンの画面に映し出されて映像は立ち上る炎と煙の中で複数の消防車から放水を浴びる【炭火焼もりのした】でした・・・。
「まこっちゃん、大丈夫か?」
「大丈夫じゃねーよ。今は店に近づけないからはっきりと状況わからないけど・・・。」
北浦和駅のホーム上から撮影されただろう映像を見る限り、同じビルでも【炭火焼もりのした】とは少し違うあたりが激しく燃えています。
「どっちにしろ今日の営業はできないや。今日飲み行くから付き合ってくれよ。」
私はまこっちゃん自身がこれからやらなければならないこと、友人としてやれる事、取引業者としてできる事を考えながら北浦和に向かいました。
合流したときのまこっちゃんは思っていたより落ち込んでいませんでしたが、無理に明るく振舞っていることは一目瞭然でした。
この日、まこっちゃんが最初に口にした言葉は店の事でも自分の事でもありません。
予約して楽しみにしていてくれたお客様の事、そしてお店で働いていたスタッフの事でした。
まこっちゃんは火事を知ってからこれまで、予約してくれたすべてのお客様に連絡を取るにはどうしたら良いか考えていました。
近隣の飲食店へスタッフの受入れができないか聞いて回っていました。
そしてこれまで働いてくれた分のスタッフへの給与や、取引業者に迷惑をかけまいと月末予定だった支払いまで済ませていました。
昔からまこっちゃんは自分のことはいい加減ですが、周りの人たちへは筋を通す男です。
合流してからも常連のお客様や知人、友人たちから心配や励ましの連絡が途切れることなく鳴り続けました。しかし、電話や街で声をかけてくれる方々に対してまこっちゃんは「このまま閉店になると思います。お世話になりました。」と寂しい返答を繰り返していたことを覚えています。
すでに消火活動は終えていましたが、火災発生から約10時間が経過しても未だお店に近づくことはできませんでした。
規制区域内にいた警察官にまこっちゃんが類焼したお店のオーナーだと伝えると、「少し離れた場所でもよければ」とお店の様子を見せてもらえました。
自分のお店の変わり果てた姿を目にしたまこっちゃんは必死に涙をこらえていました。それは20年以上の付き合いの中で初めて見る顔でした。
しかし飲みながら話をしている中で、まこっちゃんにも前向きな言葉が出始めました。
「4年やってきてこれからってときだしな。みんなこうやって連絡くれて良い人ばっかりだし、やっぱり再開したいな。」
それを聞いていたお店のマスターの言葉が印象的でした。
「森下さん、強いですね!」
【そもそも、炭火焼もりのしたってどんなお店??】
すでにご存知の方も、初めて知った方も、【炭火焼もりのした】とはこんなお店でした。
火災被害による休業から早いものでもうすぐ2ヶ月が経ちますが、【炭火焼もりのした】は2019年初春に新店舗にて復活します!!
【プロジェクトについて】
あらためまして【炭火焼もりのした】を応援する会リーダーの南原です。
私がこのプロジェクトで実現したいことは、【炭火焼もりのした】のリスタートを一人でも多くの方に知ってもらうこと、そして一人でも多くの方の来店のきっかけにしてもらうことです!!
類焼したビルからほど近いJR北浦和駅西口から徒歩2分の場所に新店舗がオープンします!。
Facebookのレビューにこんなコメントを投稿していただいた方がいます。
「北浦和に住んでいるのに、もりのしたを知らないなんてモグリだ! と、将来言われることになる名店です。」
【炭火焼もりのした】は必ず北浦和を代表する飲食店の1つになります!!
【プロジェクト立ち上げのきっかけ】
私はまこっちゃんに大きな借りがあります。
それは私の結婚式を控えたある日、私と嫁さんとまこっちゃんの3人で飲んでいたときのことです。私の嫁さんがふと「披露宴の入場で、私と真逆のまこっちゃんがヴェールを被って入場してきたら会場のみんなが笑ってくれるかな?」と言い出しました。
参列者で唯一、私(184cm)より背の高いまこっちゃん(185cm)は背の小さい嫁さんとはまさに真逆でした。
酔っ払っていたまこっちゃんは「それぐらいならいいよー」と話に乗ってくれました。
披露宴当日、私たちはヴェールと体を覆う白い布を用意して待っていたところ、まこっちゃんは自前で用意していた純白のウエディングドレスを着て現れたのです!
2人で入場した瞬間、新婦の入場を待っていた会場中がドッと湧きました!
私の予想を大きく上回る形で披露宴を盛り上げてくれたまこっちゃん。このときの借りを返す機会をうかがっていました。
まこっちゃんがピンチの今こそ、全力で恩返しするときだと思っています!
【類焼による休業から現在まで】
火災当日、まこっちゃんと別れてから私は蕨の【StrawFire】に向かいました。
【StrawFire】の伊田オーナー(以下、伊田ちゃん)と話をするためです。
伊田ちゃんとは【炭火焼もりのした】の営業再開が決まったときには全力で支援・応援できるように準備しておこうと話をして、その日のうちにFacebookにて2人で【炭火焼もりのした】を応援する会を立ち上げました。
火事から3日後の2018年12月1日(土)、現場検証以外でようやく店内に入れたまこっちゃんは、崩れ落ちたお店の中から創業以来継ぎ足しで使っていた焼鳥のタレと愛用の包丁を見つけ出しました!
火元からはビルの2階部分を伝わって火が回ってきたようで、店内の低い部分は燃えることなく残っていたことはまさに不幸中の幸い!
この時点で、もう完全に再開することを決めていたまこっちゃんはビルの再建を待つことなく近隣での物件探しを始めました。
そして火災から12日後の12月10日(月)、偶然にも2018年末で閉店する物件に出会い契約。
年が明けた2019年1月5日(土)から新店舗の内装工事をスタートしています!
【ご支援いただいた資金の使い道】
物件取得費や現状の解体費用、内装工事費、付帯設備費等で約1,200万円~1,300万円の費用がかかる見込みです。
什器や営業再開に向けた酒類、食材等の仕入れなどを含めると約1,700万円~1,800万円の出費が発生します。
ほぼ全ての資金はまこっちゃん自身が調達しています。
しかしランニングコストのことを考えると、イニシャルコストの一部をカットすることも考えています。
そこで、このプロジェクトにてご支援いただいた資金は主にまこっちゃん自身が選ぶ食器類の購入費用に充てる予定です。
料理はその美味しさだけでなく、見た目の美しさも重要です。食器はそんな料理の美しさを際立たせ、料理をさらに美味しくする役目を担う重要なものです。
集まった資金は【炭火焼もりのした】自慢の料理を、さらに美味しく、さらに美しくする為に有難く使わせていただきます。
【リターンについて】
リターンはすべて【クラウドファンディング支援者様特別メニュー】とさせていただきます。
通常営業時には提供されない【クラウドファンディング支援者様特別メニュー】はこちらのクラウドファンディンでしかご予約できない限定のコースになります!
是非とも生まれ変わった【炭火焼もりのした】へご来店ください!
【最後に】
良い街には必ず良い飲食店があるものです。
北浦和にはすでに素晴らしい飲食店がいくつもあります。
それでも北浦和という街に【炭火焼もりのした】は必要なお店であると確信しています!
創業から4年2ヶ月、これからってときに突然訪れた災難を乗り越え復活の狼煙を上げる【炭火焼もりのした】をよろしくお願いいたします!!
きっとあなたも【炭火焼もりのした】が好きになる!!
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けいたします。
最新の活動報告
もっと見る【炭火焼もりのした】 3/6(水)オープンに向けて準備中!!
2019/02/28 23:48おそらく最後の活動報告になります。昨日の目標達成以降もご支援いただける方が増え、支援者様は延べ101名に達しました。これだけの方々に応援されていると思うと、3/6(水)のオープンに向けてさらに気合が入ります!ご支援いただいた方々はもちろん、当プロジェクトによって北浦和【炭火焼もりのした】を知った方も、お店にてお待ちしております!!炭火焼もりのした、オープンに向けて絶賛準備中です!!クラウドファンディング挑戦中の45日間、お付き合いいただきまして本当にありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!! もっと見る
目標達成しました!
2019/02/27 22:27本日、クラウドファンディング挑戦開始から44日目にして、目標達成いたしました!延べ97名の支援者様、SNSやクチコミにて情報を広めていただいた皆様、本当にありがとうございます!!当プロジェクトは明日2月28日(木)23時59分をもって終了となりますが、3月6日(水)にオープンする【炭火焼もりのした】はこれからが再スタートとなります。【炭火焼もりのした】をどうぞよろしくお願いいたします!!プロジェクト発起人としては、森下オーナーと相談して設定した目標を達成できたことでホッとしております。本当にありがとうございました!! もっと見る
【炭火焼もりのした】を応援しています!! ~プロジェクト発起人・南原~
2019/02/26 01:31昨年11月28日の火災被害から早いものでもうすぐ3ヵ月が経とうとしています。その少し前ぐらいから読んでた本にたまたまクラウドファンディングのことが書いてあって、たまたまクラウドファンディングの成功事例なんかを調べてたりしたから、火災当日にまこっちゃんと飲んでいた時、【炭火焼もりのした】復活に向けた手段の一つとしてクラウドファンディングの話をしました。当時、まこっちゃんはクラウドファンディングの名前は聞いたことあったけど、具体的なやり方も仕組みもわからないから「ちょっとめんどくさそう・・・。」ってのが正直なところだったようです。「それなら俺が代わりにやろうか?」そんなことを言い出したド素人の私に、まこっちゃんはこころよくクラウドファンディング挑戦を任せてくれました。理由はプロジェクト本文にも書きましたが、単純に「大きな借りがあるまこっちゃんに恩返しがしたい」と思ったから。しかし、恩返しのつもりで当プロジェクトを始めた結果、私はまたまこっちゃんに大きな借りを作ってしまったかもしれません!?プロジェクト開始初日、最初に現れた支援者様は疎遠になっていた高校の同級生でした。彼は支援だけではなく情報拡散にも積極的に協力してくれて、この活動報告にも登場してくれました。そこからは【炭火焼もりのした】を愛用していただいていたお客様からのご支援が続き、複数のリターンを購入していただける方もいて順調なスタートを切ることができました!アカウントだけ持っていたTwitterもこれを機に稼働させました。クラウドファンディング初心者の私が右往左往しているのを見かねた方が拡散や協力を得られる為のアドバイスをくれたり、現在は離れた場所にお住まいになられているにも関わらず、北浦和に縁があるからと当プロジェクトにご支援いただいただける方も現れました。ご自身のメディアで取り上げていただける方もいました。当プロジェクトが停滞していたときに新たな着火剤となったのが朝日新聞での記事掲載でした。元々【炭火焼もりのした】のお客様だった記者の方が、当プロジェクトで【炭火焼もりのした】の復活を知り記事にしていただけました。この記事で火災の事や復活の事、当プロジェクトのことを知った方も多く、掲載当日の反響ぶりには本当に驚かされました。また当プロジェクトを任されている身として、【炭火焼もりのした】に関わる様々な方々と接する機会を持てました。同じ北浦和の飲食店でありながら【炭火焼もりのした】の復活を喜んで応援していただける素敵な方々にたくさん出会いました。面識はなくともSNSやクラウドファンディングページのメッセージを使って、私にまでお礼を言って下さる方もたくさんいました。私は当プロジェクトを通じて、私は本やネットでは決して得られない体験ができたと感じています。もし、まこっちゃんが当プロジェクトを任せてくれていなかったら、たぶん現時点でこの経験はできていないでしょう。奇しくもあの火災からちょうど3ヵ月が経過する2月28日をもって、当プロジェクトは終了します。当プロジェクトの目標達成、未達成に関わらず【炭火焼もりのした】は復活し、来る3月6日(水)にオープンします!新店舗で10年20年と北浦和の街に愛されるお店になると確信しています!ただ、どうせやるならやっぱり目標は達成したい(笑) いや絶対達成したい!!残り3日間、やれることをやり切って、目標達成して【炭火焼もりのした】復活に華を添えたい!皆様、どうかもう少しだけ力を貸してください!!よろしくお願いいたします!! もっと見る
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