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【第二回】9.27 あの日何があったのか、戦後最悪の御嶽山噴火災害を伝える写真展

御嶽山噴火災害被災者家族の会「山びこの会」では、家族の最後の姿を求めたり、不明者の軌跡を追うため写真収集を続けてきました。それらの写真を皆さんに見て頂くことによって、戦後最悪の噴火災害の風化防止や火山との共生、防災を考えていくきっかけになってほしいという願いを込めた写真展を4月に名古屋で開催します。

現在の支援総額

192,000

21%

目標金額は900,000円

支援者数

36

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/01/23に募集を開始し、 36人の支援により 192,000円の資金を集め、 2019/04/02に募集を終了しました

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【第二回】9.27 あの日何があったのか、戦後最悪の御嶽山噴火災害を伝える写真展

現在の支援総額

192,000

21%達成

終了

目標金額900,000

支援者数36

このプロジェクトは、2019/01/23に募集を開始し、 36人の支援により 192,000円の資金を集め、 2019/04/02に募集を終了しました

御嶽山噴火災害被災者家族の会「山びこの会」では、家族の最後の姿を求めたり、不明者の軌跡を追うため写真収集を続けてきました。それらの写真を皆さんに見て頂くことによって、戦後最悪の噴火災害の風化防止や火山との共生、防災を考えていくきっかけになってほしいという願いを込めた写真展を4月に名古屋で開催します。

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▼はじめにご挨拶

プロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
御嶽山噴火災害被災者家族の会「山びこの会」事務局代表のシャーロック英子と申します。

2014年9月27日11時52分、長野県と岐阜県境の御嶽山(3,067m)が4回目の噴火をしました。
秋晴れの青空に膨れ上がった噴煙は多くの登山者を飲み込み、そして噴石が直撃しました。
これにより58名が死亡、5人が行方不明、69人が重軽傷を負う、戦後最悪、そして世界で
類を見ない大惨事となりました。

2018年5月、遺族会に集まった噴火当時の写真を皆さまに見て頂き、あの日に何が
あったのか、火山災害とはどんなものだったのか知っていただきたいと、「山びこの会」
主催の写真展を東京で開催しました。開催期間中、多くの方にご来場頂いた中で、今回の
噴火災害で被災者数が一番多かった愛知県でも是非開催してほしいという声をたくさん
頂きました。

そこで、2019年4月に第二回目の写真展を名古屋の「市民ギャラリー栄」で行う事に致し
ました。第一回目もクラウドファンディング「CAMPFIRE」と会場での募金で運営、開催
をすることが出来ました。

この度も前回と同様、皆さまのご協力により、名古屋でもたくさんの皆さまに写真を見て
いただくチャンスとなることを願っています。

皆さまの応援、ご支援、よろしくお願いします。

▼写真展の詳細

名古屋 市民ギャラリー栄HP


▼このプロジェクトで実現したいこと

私たちはこのプロジェクトを通じて、実現したいことが2つあります。

1つ目に

昨今の登山ブームや、温泉などの恵みを求めて訪れる山が火山であるという認識、
私たちが住んでいる日本は火山大国だという認識、これらの認識を深めるための一助に
なれば嬉しい。

2つ目に

この災害を知ってもらうことによって、風化防止につなげたい。そしてそこから山の安全
について考える機会となってほしい。


▼プロジェクトをやろうと思った理由

「山びこの会」ではこれまでに地元町村や県に対して様々な要望を出すなど、主に被災地である長野県
での活動が中心になっていました。しかし、災害の風化防止や火山防災の啓蒙活動をしていくためにも、
2018年4月に会として初めての写真展を東京で開催しました。
その際、多くの方から、噴火当日の様子が分かって良かったという声を頂くと共に、噴火の被災者が
最も多い愛知県でもぜひ写真展を開催してほしいという声を多く頂きました。

このような要望に応えるため、そして災害の風化防止、火山防災の啓蒙活動を続けていくためにも、
今回、名古屋で二回目の写真展を開催することにしました。

二回目の写真展は、あの日何があったのかということを写真を通して見て頂いた一回目に
加えて、日本は世界の火山の7%が集中する火山大国であり、そんな火山大国であるにも
関わらず、火山防災、減災のための取組は世界の後進国です。こんな状況下で今回の大災害が
起こった、というような災害の裏側も少しお伝えできればと考えています。


▼これまでの活動

【会発足の経緯】

2014年9月27日、死者・行方不明者63名という戦後最悪の噴火災害が御嶽山で起こりました。
私はこの噴火で義理の弟を亡くしました。同じ悲しみを持つ遺族が集まり、支え合い、
励まし合う場を設けるため、また、二度とこの悲劇を繰り返さないための火山防災提言・実現
していくため、2015年4月に「山びこの会」を発足しました。


【年に4回程度の遺族会】

全国から遺族が集い、写真の共有や情報交換を通じて親交を深めています。

 

【2か月ごとに会報の発行】


【慰霊登山】

これまでに3回の慰霊登山を行いました。

1回目は二の池まで登り、黙とう、献花をしました。まだ灰が多く、息をのむ光景でした。

 

2回目の慰霊登山は雨の降る中、警戒区域手前の9合目まで登りました。


3回目(2018年)の慰霊登山は、火口付近の規制が緩和され、頂上まで登ることができました。

頂上で黙祷をする遺族

 
未だに噴火の激しさを物語る山頂直下の山小屋


防災対策としてシェルターが設置されました


【慰霊祭の開催】

毎年、地元の方々の協力を得て、田の原で慰霊祭を開催しています。

(上)地元のおばあちゃん達のご詠歌
(下)それぞれの想いをメッセージボードに込め、掲げました

 

【ドローンによる行方不明者の再捜索】

これまでに2回、ドローンを使って行方不明者の捜索を行ってきました。未だに大量の灰が残っており、
有力な証拠は見つかっていませんが、警戒区域が縮小され、実際に登って捜索できるまで続けていきます。

今回の写真展でこの災害のことを多くの方に知ってもらい、再捜索への支援の輪が広がることも
期待しています。

 

 

【行政への要望活動】

これまで地元町村、長野県、国に対して再捜索、情報公開、事故の検証、メモリアル施設の設立など、
様々な要望をしてまいりました。

昨年12月には長野県の阿部知事に要望書を渡しにいきました。

 

【第一回 写真展 in 東京】

会場には遺品も展示しています。

それ以外にも、Facebookページにて活動報告をしています。
ぜひご覧ください。

Facebook 「山びこの会」ページ


▼資金の使い道

展示場レンタル代: 13万円
展示パネル作成代: 22万円
展示物搬入・搬出代: 20万円
人件費(交通費・宿泊費等): 26万円
備品等: 3万円
報道協賛社や運営者などとの打ち合わせ費用: 2万円

など


▼最後に

繰り返しになってしまいますが、遺族会の活動は皆さまからの募金や支援に支えられています。
噴石で人が亡くなるという世界で稀にみる御嶽山の悲劇を二度と繰り返さないために、
私たちは啓蒙活動を続けていきます。
皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

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