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こどもと大人が『遊ぶように生きる』yado & kissaをはじめます![秋田]

人口減少率ワースト1の秋田県で「これからの社会を担うこどもたちが"遊ぶように生きる"未来を創る」。このビジョンを実現すべく、「大人が持つ資源(ヒト・モノ・カネ)がこどもたちの夢や挑戦への投資になる」空間をつくります。その名も、yado & kissa UGO HUB。応援して頂けると嬉しいです!

現在の支援総額

966,080

48%

目標金額は2,000,000円

支援者数

91

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/03/20に募集を開始し、 91人の支援により 966,080円の資金を集め、 2020/04/26に募集を終了しました

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こどもと大人が『遊ぶように生きる』yado & kissaをはじめます![秋田]

現在の支援総額

966,080

48%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数91

このプロジェクトは、2020/03/20に募集を開始し、 91人の支援により 966,080円の資金を集め、 2020/04/26に募集を終了しました

人口減少率ワースト1の秋田県で「これからの社会を担うこどもたちが"遊ぶように生きる"未来を創る」。このビジョンを実現すべく、「大人が持つ資源(ヒト・モノ・カネ)がこどもたちの夢や挑戦への投資になる」空間をつくります。その名も、yado & kissa UGO HUB。応援して頂けると嬉しいです!

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はじめまして!

yado & kissa UGO HUB (ヤド・キッサ ウゴハブ)の村岡悠司と申します。
数あるプロジェクトの中から、興味を持って訪れてくださりありがとうございます。


(愛犬の秋田犬サンと。サンは、UGO HUBの看板犬に就任予定です!)


yado & kissa UGO HUB とは、

「宿泊」「飲食」「レンタルスペース 」の3つの機能を持った複合空間です。

空き物件をリノベーションし、2020年4月下旬のオープンに向けて準備を進めています。


私は、これからの社会を担っていくこどもたちが、「"遊ぶように生きていく"未来を創りたい」と思っています。


そして、このビジョンを実現するために、「大人が持つ資源(ヒト・モノ・カネ)が、こどもたちの夢や挑戦への投資になる」というこれまでに無い空間をつくりたいと考えています。



まず初めに、私がこのyado & kissa UGO HUB」という空間を創ろうと思った経緯を記します。

 

【1. "おとな"になんてなりたくない】

私は、秋田県の角館町(かくのだてまち/現仙北市)というところで生まれ育ちました。

桜の名所として、春には全国から多くの観光客が訪れる、秋田県では有名な観光地です。



私は、 幼少期になりたい職業がありました。

それは、「アナウンサー」です。


中学1年生の時のある日曜日。

午後、テレビを点けたら「競馬中継」がやっていました。

その時のアナウンサーの方の臨場感あふれる実況を耳にして「カッコいい!私も競馬の実況をしたい!」と、とても興奮したことを覚えています。


次の日、そのことを担任の先生にワクワクしながら話したら、先生の反応はあまりにも私の温度感とはかけ離れたものでした。


すると、先生から返ってきた言葉は衝撃的でした。

「アナウンサーなんて、なれるのはほんの一握りなんだから、なれなかった時でも"つぶし"が効くように、とりあえず"いい大学"目指そうよ。


とてもショックでした。


周りの友達に話したら、その中の1人が

「ぼくなんか、『プロ野球選手になりたい!』って言ったらお母さんに『そんな夢みたいなこと言ってないで、早く今日の宿題やりなさい!』って言われたよ。」


と言っていました。


その時、ある方程式が頭の中に浮かびました。


「おとな=現実ばかり見る人」。


と同時に、「"おとな"って毎日楽しいのかな?」という疑問を抱くようになり、その疑問は最終的に「"おとな"になんてなりたくない」という感情に変わっていきました。


そしてその感情は、私が高校生になった時に2つの具体的な行動に変化しました。

「おとなから"物理的に"遠ざかる」こと、そして「おとなになる"時間から"遠ざかる」ことです。


結果、都内の大学に進学することで、おとな(社会人)から物理的に遠ざかることもでき、4年という時間、おとなになる時間からも遠ざかることができました。


時は過ぎて、大学3年生の秋。

徐々に、周りの友人たちの服装が普段着からスーツに変わっていきました。


「楽しい時間が終わってしまう」

「卒業したら"大人"になってしまう」


この時、私は「おとなになってしまったら、残りの人生はただの消化試合」
本気で思っていました。



【2. "どん底"と転機】

2006年4月、"執行猶予期間"は終わりを迎え、ついに"おとな"の生活が始まりました。


「社会人生活は人生の消化試合」というひねくれた考えで取り組む仕事など上手くいくはずもなく、営業職として入社した会社では半年間、売上がゼロ

その後、営業マンとしては鳴かず飛ばずの成績を残し、転職しました。


以降も、そのひねくれた考え方は心の奥底にずっと残ったままで、当然のようにそれは仕事の結果に現れていました。


結局、社会人としての最初の9年間で3度の転職を経験したのち、自分の中では「何も成果を残せないまま」、2015年1月に地元秋田に帰ることを決めました。



最後に勤めていた東京での4社目の会社を退職し、秋田に帰るまでの約3週間、今までお世話になった方に感謝を伝えようと「お礼行脚」をすることにしました。


いま振り返ると、ここが私の人生における大きな「転機」でした。


毎日のように、お世話になった方に連絡をとって飲みに行き、秋田に帰ることと、今までお世話になったお礼を伝える日々を送っていました。


3週間ほどが経ち、「お礼行脚」も終盤に差し掛かったある日のことです。


その日は、新卒で入った会社の先輩と飲みに行きました。


飲み会の場で、突然その先輩から「せっかく時間あるのに、何にもせずに秋田に帰るのもったいなくない?」と言われました。


私が、「言われてみれば確かに・・・」と考え込んでいると、先輩が


「海外に一人旅でも行ってきたら!?」


といきなり突拍子もない提案をしてきました。


ただその時、なぜか私の頭の中である考えが浮かび上がりました。


「これは、自分が企画した飲み会だ」

「その飲み会で『海外に行ってくれば?』と提案された」

「これは・・・"行くやつ”だ!!!」


私はそう思った瞬間、「行きます!おすすめの国ありますか?」と返答し、タイを勧められ、気がついたらその場で飲み会3日後のバンコク行きの航空券を予約していました。



【3. 社会人生活は"消化試合"なんかじゃない】

2015年2月上旬、お礼行脚での先輩の提案を"鵜呑み"にし、初日の宿以外は完全ノープランでタイに飛び立ちました。

結果的に、およそ1ヶ月間東南アジアに滞在し、3ヶ国(タイ、カンボジア、ラオス)を全て陸路で周ってきました。

あまりに毎日が刺激的で、あらゆる人生観が変わりました。

 


帰国後、あまりにもその興奮が収まらず、「秋田と海外をつなぐ仕事がしたい!」とSNSに投稿している自分がいました。

ここで初めて、「社会人として実現したいこと」が自分の中で生まれました。


その後、このSNSへの投稿がきっかけで、秋田県内でインバウンドに特化した旅行企画事業を展開する会社とのご縁がつながり、就職しました。

「外国人旅行者を秋田に連れてくる」という、まさに「秋田と海外をつなぐ仕事」に関われることになりました。


その仕事をしていく中で出会ったのが、「羽後町(うごまち)」という小さな田舎町です。

 


羽後町は、日本三大盆踊りの一つである「西馬音内(にしもない)盆踊り」や、200年以上の歴史がある「西馬音内そば」、通称"冷がけ(冷やしかけそば)"が有名な街です。



他にも、全国花火競技大会「大曲の花火」で有名な大仙市が隣町で、車で45分ほどです。



「どんな仕事ができるんだろう!」というワクワクした気持ちはありつつも、「また鳴かず飛ばずの成果しか残せなかったらどうしよう・・・」という不安のほうが圧倒的に勝っていました。


しかし、そんな不安は全くの杞憂に終わりました。

いざ蓋を開けてみたら、今まで経験してきた「仕事」と全く違う日々の連続でした。

実際に"仕事として"やっていたことと言えば・・・留学生と稲刈りをしたり、外国人旅行者と雪まみれになったり、もはや外国人と一緒に住んでみたり。


それらは、もはや仕事というより「遊び」に近いものでした。


この時、初めて「社会人生活は、消化試合なんかじゃない!」と自信を持って思えるようになりました。


そして、この「仕事が遊んでいるような感覚になれば人生は楽しい」という感覚をこどもたちに伝えたいという使命感が、私の中で強く湧いてきました。



【4. いま必要なのは「いいかげん(好い加減)」の力】

私が住んでいる周りにいるこどもたちに、この先の進路について聞いてみると

「先生に勧められたので、とりあえず"いい大学"に進学してから考えます。」

「やりたいことがあったけど、親に"無理だ"と言われたので諦めます。」

「親の希望を尊重して、公務員を受けます。」

という声が多いなと感じています。


私が学生だった約20年前と比較して、世の中は大きく変化したのに、こどもたちを取り巻く環境はそれほど変わっていない、そう感じました。


そして、だからこそ「こどもたちを取り巻く環境を変えたい」と強く思いました。


「仕事が遊んでいるような感覚になれば人生は楽しい」

この感覚をどうやってこどもたちに伝えるか。

どのような形で表現すれば、こどもたちの心に変化をもたらすことができるか。


私は「遊びを仕事にしているようなおとなと接する機会・空間を創る」という1つの解があると考えます。


そうすると、さらに新たな問いが現れます。

「遊びを仕事にしているようなおとなは、どうすればそういった空間に来てくれるか?」


これに対する解は、私は「強烈に"遊びゴコロ"がある仕組みを持った空間を創ること」だと考えます。


そして、「強烈に"遊びゴコロ"がある仕組み」として辿り着いたのが、「大人たちが持つ資源(ヒト・モノ・カネ)が、こどもたちへの投資になる」というものです。



例えば、仙台から余暇で訪れた東北楽天の社員が、「プロ野球選手になりたい!」という中学3年生の男の子とUGO HUBで知り合い、周りの元プロ野球選手を紹介する。

例えば、日本一周旅をしている女性が、「世界一周したい!」という大学1年生の女性とUGO HUBで知り合い、長期一人旅に必要な七つ道具をプレゼントする。

例えば、UGO HUBのサービスを利用しているお客様が集まっている場で、「将来起業したい!」という高校3年生の男性がビジネスプランをプレゼンし、お客様が事業資金を支援する。


"これまでの"社会ではなかなか実現できていなかった、「知らない大人」と「知らないこども」がつながる日常を創りたい。


もちろん、このような偶然を期待して待つだけではなく、こどもたちが自分の実現したいことをプレゼンし、それに対してUGO HUB利用者が自身の持つ資源(ヒト・モノ・カネ)で支援するといったことも、期間限定企画として定期的に行なっていこうと考えています。


例えば「メジャーリーガーになりたい!」という夢を持った中学3年生が、「なぜなりたいか」「そのために必要な資源(ヒト・モノ・カネ)」などをプレゼンします。


それに対する支援方法の一つの例として、各種飲食メニューを注文すると注文金額の一部がその子の夢の実現に向けて支援されるといったものです。



あくまでまだ構想段階ですが、ただ「頑張れ!」と口で言うだけでなく、具体的なアクションとして支援できる仕組みをつくっていきます。


この仕組みの最大のポイントは、支援する"大人"と支援される"こども"の「関係性」です。


親が、自分のこどもから将来の夢を聞いた時に「そんな夢みたいなこと言ってないで、早く今日の宿題やりなさい!」と言ってしまうのは、なぜだと思いますか?


私は親になった経験がないので正解かどうかはわかりませんが、恐らく「自分のこどもに対する圧倒的な愛と責任があるから」だと思います。


だから、親がこどもに「そんな夢みたいなこと言ってないで」と言ってしまうのはしょうがないことだと思います。


ただ、こどもの立場で考えるとそれはまた別の話です。

こどもへの親の愛と責任は、こどもの夢や挑戦を諦める理由にはなりません。

なってはいけません。


まず始めにすべきは、強烈な"遊びゴコロ"を持った「宿泊」「飲食」「レンタル」空間を創ること。



そして、町外・県外・海外・町内から"第三者"の存在、言うなれば"いいかげん(好い加減)な"大人たちを集める。



この「"いいかげん(好い加減)"の力」こそ、これからの社会を担っていくこどもたちの意識と行動を革新的に変えていく最も強い原動力だと私は信じています。




【5. 遊ぶように生きよう!】

2019年11月、羽後町の中心部にある元パチンコ屋だった2階建て空き物件を借り受け、「UGO HUBづくり」が始まりました。


<改修前の外観>


<1F設計図面>

<2F設計図面>


とても有難いことに、たくさんの方々が「UGO HUBづくり」に参加してくれています。



数え切れないほど多くの方々のご支援・ご協力のおかげで、「30年以上眠っていた元パチンコ屋」は、「こどもと大人が『遊ぶように生きる』yado & kissa 」として再び動き出そうとしています。


これから社会に出ていくこどもたちが、遊ぶように生きている大人たちとつながる機会を増やし、こどもたちがとことんやりたいことができる。その結果、こどもも大人も『遊ぶように生きる』ようになる。


そんな世の中を創る挑戦に、ぜひ応援よろしくお願いします!




今回のこのプロジェクトの初期費用の合計は、 1,200万円 です。


内訳は、以下の通りです。

設計・改修工事費:770万
家具・什器・備品等購入費:200万
広告宣伝費(WEBサイトやパンフレットの制作費など):30万
運転資金:200万
------------------------------------------------
予算合計:1,200万円


ただ、内訳の「家具・什器・備品等購入費:200万」という数字は、
そもそも予定していた購入物をさらに削りに削って、
「"オープン日には"必ずしも必要でないもの」まで省いての費用です。

言い換えると、「夏以降は必ず必要なもの」まで省いています


具体的には、「エアコン」「石油ストーブ」「製氷機」などです。



その他、発注する予算がないために一部自力でやっているDIYの材料費にも
今回の資金を充填させていただければと思っています。


業務用エアコン(1階設置用):100万
家庭用エアコン(2階設置用):42万(7万円×6台)
石油ストーブ:7万(1.4万円×5台)
製氷機:21万
DIY材料費:30万(塗料、資材、照明器具など)

=必要資金200万円



UGO HUBの今後のスケジュール(予定)は以下の通りです!

3/20(金) クラウドファンディング開始!

4/11(土)〜19(日) プレオープン

4/25(土) グランドオープン

4/26(日) クラウドファンディング最終日

GW期間中 クラウドファンディング結果報告会



2020年3月14日(土)、改修中のUGO HUB現地にて“わげしゅ”夢プレゼン」というプレイベントを行いました。(“わげしゅ”とは、秋田弁で"若者たち"という意味です)



羽後町および近隣市町村に住む高校生、大学生、社会人たちが自分の「これが好きでしかたない!」「これをやってみたい!」といった熱い想いをプレゼンするという内容です。


昨今のコロナウイルスの事情もあり、「2桁(10人以上)来てくれたら嬉しいなぁ」と思っていたら、想定を遥かに超える33人もの方々が足を運んでくれました。



イベントでは、オンラインでの高校生の発表を含め、合計7名の"わげしゅ"が自分の夢や挑戦、はたまた偏愛を精一杯プレゼンしました。



プレイベントを通して何より嬉しかったのは、「現役の中学生や高校生が参加してくれた」ことです。



今までは、自分の頭の中での「妄想」でしかなかったことが、実際に中学生や高校生が足を運んできてくれたことで「現実」になりつつあります。


UGO HUBが目指すビジョンに共感してくれた彼らの「好き」「やりたい」「挑戦したい」を全力で支援し、こどもと大人が「遊ぶように生きる」yado & kissa を実現します!




起案者情報

住所:〒012-1131 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字本町19
屋号:UGO HUB
Mail:ugohubshare@gmail.com
HP:https://www.ugohub.jp/ ※製作中
Blog:https://www.ugohub.jp/blog/
Facebook:https://www.facebook.com/ugohubshare/
Twitter:https://twitter.com/ugohub
Instagram:https://www.instagram.com/ugohub/



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