2019年3月2日追記:
オープンの日が決まりました!
詳しくは活動報告へ記載をいたしましたが、3月4日からオープンいたします。
※更に、ヨギーマガジンさまにもこのプロジェクトを取り上げていただき、記事にして頂きました。
https://www.studio-yoggy.com/article/article/interview/20190222-01/
オープンはいたしましたが、ご支援はまだまだ必要な状況です。
現時点の予算では、場所は今年の6月いっぱいまで借りることができています。
継続の為にも、皆さまのお力添えを頂けましたら大変有り難いです。
※また、リターンについてご質問をいただきましたので、こちらでお答えします。990円のデーヴァナーガリー文字でお店にお名前を書く、の件は 「全てのリターンに含まれます。」他のプランをご支援くださった方のお名前も、もちろん!デーヴァナーガリー文字でお店に記します。
どうぞ宜しくお願いいたします。
▼はじめにご挨拶
はじめまして。高瀬由希子と申します。
インド北部の村Rishikesh(リシケシ)に、地元の人々による慈善活動を支援するチャリティショップを開く予定です。(2019年3月初旬のオープン予定)
お店の売上(利益分)の100%を、地元の慈善活動グループへの寄付に還元する、少し実験的な経営を志しています。その為、立ち上げにクラウドファンディングの力を借りたいと思いました。
お店には、
・スラム出身の子ども達に無償の図書室やアートスクールを作り上げ運営している Semillas de Conciencia さんのファンドレイジング・プロダクトである地元の女性たちによるハンドメイドメイドの品々、
・リシケシ近郊の村落で丁寧に作られている、Bakri Ccharpの「蜜蜂を傷つけない製法」で作られているアヒムサ(非暴力)生蜂蜜や自然農法の穀類やお茶類、
・リシケシ村内で怪我をしていたり病気の動物がいると無償で保護して手当をしてくれるKarma Animal Trustさんのチャリティ・グッズ、
を常設する他、
お店の中ではインドらしいマサラチャイやターメリックミルクをはじめ、何種類かのお飲み物のご提供を予定しています(日本から持ってきた抹茶での抹茶ミルク等も予定しています)。
さらに、カフェメニューのひとつに、「Pay it forward cup(ペイ・イト・フォーワードのカップ)」の枠をつくり、ギフトエコノミーの実践の場にもできたらと思っています。
オープンするカフェについて、ギフトエコノミー方式と書きましたが、その内容は以下のようにする予定です。
私のお店は、慈善団体への支援を目的としていますが、その手段自体も、人の持つ寛大さと優しさを再認識できる場にしたいのです。
カフェメニューは、
・マサラチャイ
・インド国産コーヒー豆のコーヒー
・抹茶ラテ
・ターメリックハニーミルク
・シナモンティー
・今日のスープ
という少ないメニューでのスタートです( 私1人がキッチンに入る為)。
4月以降は暑くなるので、上記のメニューを冷たい飲み物としても提供できるようにしたいと思っています。
(その為に、冷蔵庫購入費用もこのクラウドファンディングに入っています。)
価格は、「原価プラス30ルピー以上の任意の額」として、原価を引いた全額を地域のドネーションとしてプールし、週に一回程、集まったドネーションを取りに来てもらって還元することを予定しています。(原価もメニューの中に表示する予定。そうすることで、今ご自分の飲んでいる飲み物がこれくらいのドネーションになっているかを感じやすいことで楽しんでいただけたら…)
例えば、マサラチャイでしたら、原価はおおよそ10-15ルピー前後ですので、40ルピー程~ で提供します。
この価格は、地元の多くのカフェと比べても同じかやや安い価格設定です。
ただし、ドネーションには上限はありませんので、支援したいグループに宛てて、もう少しドネーションを足してお楽しみいただく事もできます。
そして、決まったメニューの他に、Pay it forward 枠を設け、今持ち合わせがない人でも、前の誰かが払ってくれたドリンク代でドリンクを飲むこともできます。
pay it forward 枠を利用された方は、次回などお金のある時に次の人の分を払って頂けたら有り難いですし、そうでなくてもこのコンセプトを知って頂けたら嬉しく思います。( pay it forward で次の誰かの為にお支払いくださった方へは、はじめのうちは小さなお礼も考えています。)
もちろんPay it forward 枠のドリンクもドネーション源となります。
お店運営費も、ドネーションからと考えています。
ドリンク代からのドネーション先を、お客様が選べる方式にし(ドネーション先を指定しない、という選択もありです。その場合、その時に少ない額のグループへと回します)、
選択肢の中には、お店運営へのドネーションという枠も用意します。(それのみが、お店の運営費用となります。)
実はインドでは、このような善意の先送りによる運営は伝統的です。
インド各地に存在するアシュラムと呼ばれる寺院も、
日本にもあるヴィパッサナーの瞑想センターや、映画化もされているアムリタサルにある聖なる食堂なども、Pay it forward と同じシステムにより長年運営されています。
インド出身のNippon Mehta氏によるKarma kitchen(アメリカ発信) も、少しずつ世界中に広がっています。
カフェなのに売り上げを100パーセント寄付、というのは現代人の私達には少し奇抜な運営に感じられる方もいらっしゃるとは思います。
私も、実験のような気持ちも持ちながら、心の底では全ての人々が潜在的に持つ善意を信じてこのお店をスタートさせます。
このファンドレイジングのリターンには、リシケシから手書きのお手紙でのサンクスレター(リシケシで売られているレターセットを使います)、
お店の壁、またはお店のウェブサイトへのドナーの方のお名前表記、
リシケシにご訪問予定のある方へは、ご滞在中何度でもご利用頂けるドリンク権、
また、ヨガを実践されている方向けには、ヨガ歴15年、リシケシにてRYT500を取得しています私からの「ヨガ なんでもご相談箱 (週に2往復までメールにて何でもご相談にのります。インド情報でも構いません)」、
お店の収支、内訳のシェア( もし今後、ペイ・イト・フォーワード形式で何かをされたい方の生きたご参考になると幸いです。毎日の帳簿をそのまま週報として画像添付付きでお送りいたします。運営に関するアイデアご提供によるご参加もできます。)、
などをご用意しております。
また、金額に関わらず、ご支援いただけた方がご来店くださった時には、皆さまにフリードリンクをプレゼントいたします。(メール等でご来店予定日時をお知らせくださいませ)
また、ご希望の方全員のお名前もお店のウェブサイトが出来上がりましたらお礼の言葉と共に掲載いたします。(お名前掲載ご希望でない方、匿名・ニックネームご希望の方はお知らせください。)
(※ ドリンク権をご選択くださった方へは、お連れ様にフリードリンクをプレゼントします。)
リシケシより感謝を込めて
▼このプロジェクトで実現したいこと
手弁当で地道に活動を続けている、リシケシ地元の慈善活動グループへのドネーション源となるチャリティ・ショップ兼カフェを開きます。
それにより、各グループの活動も定期的に支えられ、コミュニティカフェとすることで、リシケシを訪れる観光客やヨガ練習生の方々にも地元の慈善活動の内容を知ってもらえたら嬉しいことと思っています。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
私は、このクラウドファンディングの舞台となるRishikeshへは2009年に初めて訪れ、以来、頻繁に再訪を繰り返しています。
Rishikesh ( 以下、リシケシと表記)は、ガンジス川の上流部に位置するとても美しい村です。
村全体が菜食を保っている事からベジタリアン天国とも呼ばれ、長年のベジタリアンである私にとっても天国のようなところです。
また、ヨガをなさっている方ならご存知のとおり、一説にはヨガ発祥の地ともいわれ(※諸説あります)、大変多くのヨガの学校やヨガスタジオが集中している地域でもあります。
私もここで、ヨガの勉強をした1人です。
日本でももう15年以上ヨガは続けていますが、資格取得はここリシケシを選びました。
そして昨夏に500時間のティーチャーズ トレーニングも終えて、その後少しリシケシに滞在したら2018年12月には日本に帰国し、再就職をする予定でした。
再就職先も、実は、決まっていました。(この辺りの詳しい事は、のちのち、少しずつシェアいたします(^_^)
2018年夏〜秋のリシケシに滞在中は、私はお世話になったリシケシの村に何か恩返しがしたいという気持ちで、1人で道のゴミ拾いを3ヶ月ほど毎日続け、そのことがキッカケとなり、地元でいろいろな奉仕活動や慈善活動をしている人たちとも知り合いました。
▼これまでの活動
1人で自発的に道やガンジス川岸のゴミを拾っている私もそうですが、
私が知り合った皆さんも、ほとんどが手弁当で活動を続けられていました。
ガンジス川沿いで花を売る子ども達の為の図書館やアートスクールを自力で作ったSemillas de Conciencia のサンドラさんとマリアさん、
村中で負傷した動物を無償で保護し、必要に応じて自腹で獣医へも連れていく Karma Animal Trust さん。私もこれまでに2度、道で負傷した牛の通報をしたら素早く対応していただき、本当に感謝しています。
また、本業はヨガの学校を経営しながら、毎週日曜日だけ、これも先生の自腹でゴミ収集の軽トラックを呼んで、毎日曜日朝に地元の人達とガンジス川岸のゴミ拾いをしている、特に名もないグループもあります。
これらのグループには、とても魅力的なチャリティ・グッズもあるのですが、売るお店を誰も持っておらず、チャリティ・グッズの要望があると行商スタイルで大きな荷物を持って売りに来てくれます…ほんの数個を売る為に。
そんな皆さんのチャリティ・グッズを、コミッション無しで置けるお店を作りたい(チャリティ・グッズの販売からお店は手数料は一切頂きません)、
カフェを作って、その売上をドネーションとしてプールする、ドネーション・ポートのような場を作りたい、と思い、私は就職はやめ、ここリシケシで、このプロジェクトを試してみたいと思いました。
▼資金の使い道
お店の家賃 6ヶ月分 =27000×6=162000
DIYでのキッチン作り、お店のペイント ( ガスコンロ=3口コンロ、配送費と取付費込みで約10000円、ガスバルーン=大ひとつ3300円、冷蔵庫= 配送費込み 約35000円、キッチン用品各種と食器=約10000円、ペンキひと缶= 大 900円×3 、大工さんに頼んで大きなテーブルひとつと、椅子複数脚= 材料費込みで30000円以下で交渉予定) = 91000
カフェの材料費(食材) はじめの1か月分 = 約10000円(日本からの抹茶も含みます。先ずは約半年分、1.2kgほど日本から持ってまいります)
お店の登記 = 約100000円
合計 363000円
クラウドファンディングの手数料も併せ、目標額を40万円としました。
( もし目標額を達成することができて余裕が出来たら、
・停電の多いインドにおいて重宝するミニ・ジェネレーター
・40度を超える夏のサバイバル・アイテムである シーリング・ファン
・浄水器
を買いたいです。)
また、ドネーション先となる団体のうちの2つのホームページは以下です。
この2つの団体だけでなく、おいおい増やしたいと思っています。
① スラム出身の花売りの子ども達の為の図書館やアートスクールを作っている団体、
Semillas de conciencia
https://semillasdeconcienciaong.org/
( 私と一緒に写真に写っている2名の女性、Sandra さんとMaria さんが、ここの人です。)
② リシケシの道中で傷付いている動物や地域の病気の動物を無償で世話をしている団体,
Karma Animal Trust Rishikesh
現時点(2019年1月末現在)で、具体的に一緒にこの計画の話をしているのは以上の2団体ですが、今後も増えたら随時追記致します。
☆リターンについて
990円
お店の壁面にご支援者さまのお名前をデーヴァナーガリー文字 (देवनागरी)で書き、そのお名前の部分を写真に撮り、お礼状と共にメールにてお送りします。
1990円
リシケシよりポストカードにて手書きのお礼状を郵送します。
3300円
リシケシより、封書で手書きのお礼状を郵送します。
封書には小さなオマケ(お楽しみ)も同封します。
※オマケは小さなものです。リシケシのものを数種類ランダムに封入いたします。お楽しみに。
6,480円
☆ ヨガなんでもご相談( インドに関すること、でも構いません)
ヨガ歴15年以上、インドでもRYT 500 を取得した(…実際には大したことないないのですが) 私が、僭越ながら、何かヨガに関するご相談ごとがありましたら、最長3カ月間、一週間二往復までのメール相談にのります。
アーサナ以外のご質問も大歓迎です!
ヨガはエクササイズだけに留めるのはとてももったいないです。
インドで私のようにお店を開きたい、というような方にも、私の知る限りでの情報をシェアいたします。(写真は、手前の紫っぽい服で顔がタオルで隠れてる人が、わたくしです)
6480円
☆ リシケシご訪問のご予定がある方向け☆
ご滞在中のフリードリンク(1ヶ月まで)、毎日でもご利用いただけます。
(写真はイメージです。リシケシのカフェにて撮影☆)
☆リシケシ 中-長期ご滞在予定の方向け☆
9900円
3ヶ月間のフリードリンク権
もし、リシケシに1ヶ月以上ご滞在予定の場合、とてもお得な、このクラウドファンディングのみでのオファーです。
1日一杯まで、3ヶ月間毎日でもお使い頂けます。(1ヶ月程度のご滞在予定の方は、1日2杯まで毎日、というご利用も可能です。)
20000円
☆ペイ・イト・フォーワード(ギフト・エコノミー)で何かをされたい方向け☆
お店の収支と内訳、運営の詳細の週報をお届けします。(期限は設けてありません。お店の存続する限りお送りします。)
具体的には、毎日その日のドネーション額とドネーション先の情報、人気のあったメニュー、お店の日誌、などを画像添付付きのメールで毎週お届けします。ご購読中に気が付かれた運営に関するアイデアがございましたらいつでもお寄せください。そのような形で運営にご参加もいただけます。
▼実施スケジュール
現在、お店の予定地は内装工事中で、2月中旬には箱として完成予定。
私が2018年秋からお世話になっている大家さんの持ち物件の屋上部分に増設中です。
ランドマークとして有名なラクシュマンジュラから徒歩数分、窓からはガンジス川が望めます。
その間、お店の売上をドネーションする先の地元の慈善活動グループの皆さんとお店の宣伝や、お店の内装アレンジ等の打ち合わせ、地元での宣伝を開始する。
2019年2月に、お店の箱が出来上がり次第、内装やキッチン作りなどを開始する。おそらく2月いっぱいはずっとお店作り。
3月、リシケシでは毎年国際的なヨガフェスティバルがあり、また、ヒンズー教のお祭りでもあるホーリーもあるので、観光客がとても多く訪れます。その頃には(たとえ内装が多少中途半端であろうと…インドではありがちですが)、オープン。
4月以降は、ギフトエコノミーの部分など、様子を見ながら、常により良くしてゆけるよう運営をしてゆく。
▼最後に
日本をはじめ多くの国で「ヨガ」というと大抵はアーサナ(ポーズ)をするエクササイズとイメージされているようです。
もともと、ヨガのポーズはヨガの要素の8分の1。8分の7は、他の、、、もう少し精神的な要素です(アーサナもマインドフルに行えば大変精神的です)。
また、ヨガの実践の道には4つの道があるといわれており、そのうちのひとつに、カルマ・ヨガ、というものがあります。
これは、一言で言うならば「行動のヨガ」。
見返り度外視で行う善行を、カルマ・ヨガと呼びます。
私のお店が支援したいのは、地元リシケシで地道にカルマ・ヨガを続けている複数のグループたちです。
少しでも、このファンドレイジングにご関心を持ってくださった方が、この輪を一緒に回してくださると大変に有り難いです。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るP.s.
2020/03/20 18:32こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
昨日の補足: インドの今(新型コロナ関連)
2020/03/20 18:06こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
あれから1年
2020/03/19 18:31こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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