糸島映画祭いとシネマ実行委員会の福島です。
お越しいただいた方、遠方より応援いただいた方、本当に有難うございました。
糸島の自然の中での「マイマイ新子と千年の魔法」
きっと奇跡的な夜になるでしょう!といろいろな方から言われておりましたが、
正に奇跡的な夜となりました!!
でもその前には大きな試練がありました。
当日の天気予報は晴れだったのですが、それに反して強い雷雨が発生。
その後にグランドには大きな水たまりができてしまいました。
途中まで準備していたものも雨に濡れてしまい、準備も3時間ほどストップしました。
その後、なんとかいけそうだとなったのが、開演の1時間前。そこから駆け足で準備するも
今度は電気が足りない、音が出ない・・・。
雷や豪雨の影響による漏電の可能性もあるということで
当初の電気利用計画を変更、いろいろな方にご理解頂きつつやっと開演できたと思ったら、
今度は上映前の音楽ライブ中にスクリーンがしぼみ始める。
電気計画を急遽変更した為、スクリーンを膨らます為に供給していた
電気が足りなくなってしまったのが原因でした。
それを復旧する過程で、今度はプロジェクターが落ちてしまい、
一時ステージ周りは真っ暗に。本当に肝を冷やしました。
そんなトラブルの中、ご来場の方々のあたたかな目に見守られ、
ボランティアスタッフや出店・出演の方々の臨機応変な対応で
映像開始後は、無事に最後まで上映することができました。
とにかく本当に晴れてよかったです!
あの雨からは想像できない、奇跡のような星空でした。
そして、明るい時間からぞくぞくと人が集まってきて来場者数はなんと、約2,000名!
隣の公民館の方曰く、同会場でこんな人が集まっているのを見たことがないとのことでした。
大きな雷雨があって、グランドコンディションの悪い中、
そして雨の後の寒い中、たくさんの方にお越しいただきました。
本当にありがとうございます。
中には東京から、お昼に「マイマイ新子」のロケ地巡りをしてからいらっしゃった方や、
大阪~博多迄の直行便がGWでとれなくて、広島で乗り継いでまでお越しいただいた方、
上映終了後は徒歩45分の距離にある駅までのバスが終了しているのに、歩くことを覚悟で
来ていただいた方など、
沢山の方にこのイベントの為に多大なる労力を使って お越しいただきました。
そして日が沈み、流れる「マイマイ新子と千年の魔法」。
監督やファンの方から言っていただいていたように、
野外で観る「マイマイ新子」は最高でした!
特にクライマックスの星空のシーンは、糸島の星空とスクリーン、そして糸島の風が一体となって
もう感動としか言いようがない情景でした。また、スクリーンのあかりに反射して照らされたお客さんの楽しそうな表情もとても印象的でした。
エンドロールが流れきった後、会場はあたたかい拍手で包まれました。
片渕監督と作品のファンの方々のあたたかさに触れる機会も多々ありました。
「マイマイ新子と千年の魔法」ファン有志一同様より立派なお花が届いたり、「実行委員会とボランティアの方にお礼が言いたい」と 重いでしょうに貴重なお酒を東京から持ってきていただいたファンの方もいらっしゃいました。
この場をかりて改めてお礼を伝えさせていただきたいと思います。
スタッフ一同感激いたしました、本当にありがとうございました!!
1日経った今日、自分のフェイスブックのニュースフィードはいとシネマに関する素敵な投稿で溢れています。いろいろな方からアツいコメントもいただいております。また、多くの方が自分たちが感じたように糸島の方も映画の舞台である山口県防府市と地元が重なったようで、オーバーラップした、シンクロしたというような声を沢山いただいています。
そして翌日である今日、会場へ後片付けに行ったのですが、ここでも嬉しいことが。
会場に落ちているゴミがゼロだったのです!
「持ち帰り」をお願いしていましたが、あたりは真っ暗でしたし、少しはあるんじゃないかと思ってましたが、ここまでとは思いませんでした。聞くところによるとゴミ拾いをしながら帰られてる方もいたとのこと。この企画は皆さんの善意によって成り立ってるんだなと改めて感じました。
運営面では、至らぬ点が多々ありましたが、
次回への改善点としてしっかりと受け止め、ますますよいイベントにしていきたいと思います。
ご支援いただきました皆様、改めまして本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、こんな素敵な体験を糸島でさせていただくことができました。
そして今後も続けていくことができます。
今後も温かい目で見守っていただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
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