2019/05/27 12:54
こんにちは、発起人の青木瞳です(^-^)
今回は、
「トゥレット症候群を持つ方は意外と身近にいる」
ということについてお話したいと思います。
「トゥレット症候群」と一言で言っても、症状の種類や重さは多岐にわたり、多くの方は併発障がいもあって、その方その方で症状が異なって普通、というものになっています。
「よく一つの病名にまとめられましたね…」と思うくらいです。
代表的な症状はいくつかあるので、それで察しがついたりします。
ただ、トゥレット自体が世間に知られていなさすぎて、知らない人から見たら
「変な人」「怖い人」
というようなレッテルを貼り、避けて離れて終わり…
ということになっているのだと思います。
先代番組で話しましたが、かくいうわたしもその一人でした。
学校で教わらなかったし、身内とか近い人には恐らくいなかったと思う(隠してたりよっぽど症状が出ないような人だと気づきようがないのですが)し、社会に出ても特に関わることがなかったので、言葉すら知らなかったです。
ただ、知ってから世の中を見ると、
「あれっ…」
と思うようになりました。
代表的な症状としては、
「奇声をあげる」
「汚い言葉を言う」
「身体の一部がビクッとなる」
「極所に集中する」
「物を壊す」
「同じことを執拗に繰り返す」
「自傷行為をする」
などです。
この中で、例えば駅で叫んでる方とか、身体がビクッとたまに動く方とか、見たことありませんでしょうか?
わたしは
「ああ、そういえば!」
って思うことがあって、
「あの方はもしかしてトゥレットだったのかな…?」
なんて、思うようになりました。
確かに、急に叫ばれたり、予想しない動きをしたりしてる方がいると、びっくりしたり困惑はします。
こちらも身を守る能力が働くので、極自然なことだと思います。
ただ、
「ああいう症状があるトゥレット症候群というものがあるのか…」
と知っているだけで、こちらの気持ちとか対応の仕方とかは、明らかに変わりますよね。
知っても、なんとも思わなくて、もしくは受け入れられなくて、差別的な対応をするような方もいるようですが…
しかし、とにかくその手前の段階で、
「まずは知ってもらうことが大事」
ということを、わたし自身の経験からも、当事者界隈の方々も、思っております。
誰もが知っているような芸能人でも、トゥレットだと言われてることで有名な方々がいます。
トゥレット公表してないとか、そもそも気づいてないとかいう方もいると思いますが、トゥレット関係者から見ると、
「あの人のあの症状はトゥレットだ」
とわかってたりします。
最近は、吉本興業さんの芸人さんで、もはや公表してる方がいます。
海外で地上波TV番組に出るような外国人歌手の方でも、公表してる方がいます。
もう、時代もそういう風になってきています。
別記事で書きたいですが、
「障がいは個性」
です。
とりとめがつかなくなるので終わりにしますが、このプロジェクトが成功することによって、ぜひトゥレットのことが世の中にもっと知られ、理解・受容されるようになってほしいと、そんな想いを込めています(^-^)