パトロンの皆様、こんにちは!
この夏はCDのミキシングとデザインに費やし、あっという間に8月も後半に差し掛かってしまいました・・・。
フランスのカラッと乾燥した夏を過ごしているので、日本の蒸し暑さや蚊取り線香の匂いが恋しく感じられるこの頃です。
さて、今回はCDの製作工程の報告をさせて頂きます。今回ジャケットのデザインを自分自身で手がけているのですが、「辞書」をコンセプトにしたデザインで作っております。そして考えているうち、題名を変えてはどうかという結論に辿り着きました。純 -kiito-という名前は私の本名の漢字からとったものでとても気に入っておりましたが、「もっと親しみやすく覚えやすいタイトル」「CDのデザインに合ったタイトル」という点を考え、今回タイトルを変更することになりました。新しいタイトルは「音ノ辞書」です!
こちらのロゴは、この私のつたない手書きの原案を元に、
(恥ずかしながら公開させていただきます(´;ω;`))
デザイナーであるOK1ZOさんに仕上げて頂きました。美しいロゴに仕上げて下さり感動しております・・・。
今回収録する8曲はいずれも日本の四季の移ろいを感じられる曲です。この「音ノ辞書」を手にとって頂いて、聴いてくださる方の探す「旋律(コトバ)」をこの辞書で見つけて頂けるように、という思いを込めています。
音楽の方は、この3週間ミキシング作業を進めておりました。自分の中のベストなOKテイクを並べても、やはり聴き直すと「やっぱりここを直したい・・・」と思いミキシングをし直すというループが何度も続きました。作曲者であり音源を制作していただいているかしわ丸餅さんも、ピアノ音源にこだわっていただき沢山調整を行って頂きました。
先日やっと納得のできるものに仕上がり現在マスタリング工程へと進んでおります。
ジャケットのデザインもほぼまとまりつつあります。
今回は一般的なジュエルケース(透明プラスチックのケース)を使わず、紙のジャケットを使用してより「辞書」のコンセプトに近づけるつもりです。
今の時代音楽をデータで簡単にダウンロード出来る時代ですが、や本物の「CD」を買ってブックレットを眺めながらCDプレーヤーにディスクを入れるといったひとときは、やはりときめく瞬間ではないでしょうか。
そんなCDの原点に返って、中身の音楽はもちろん『CD自体』にもとてもこだわりました。
自分自身もどのような仕上がりになるのかとっても楽しみです。沢山の方のご協力に感謝して、ラストスパートを頑張りたいと思います。また近々進行過程をこちらで発表できればと思います。
お届けまで楽しみにお待ちください!
2019/08/19 Sumika