▼ご挨拶

このたびは数ある案件の中から私たちのプロジェクトに興味を持って頂きありがとうございます。

株式会社KABUKUは、2015年に今回のムービングルームのプロジェクトのために創業しました。
近年、日本では東日本大震災や熊本地震を経験し、また今後も起こるであろう大規模災害を考えた時に、従来の常識にとらわれない移動式の住宅を作ることで、これまでの災害で度々繰り返されてきた建物の倒壊などによる大量の資源の破棄を起こさない地球環境に優しい住居作りを目指し、また仮設住宅などで不安な毎日を今も過ごされている人たちの力になれるのではないかという想いからスタートしたプロジェクトになります。

▼プロジェクトの実現に向けて

日本ではこれまで本格的なムービングルームを作られたことがなく、KABUKUが取り組み今回のプロジェクトは全国初の試みとなります。

私たちが取り組むべき事として、まずはプロトタイプを製作する事で居住性・機動性などの問題を改善しムービングルームの完成度を上げていくことが重要だと考えました。また、並行して実際に宿泊などで利用いただき、ムービングルームに共感・賛同いただいてこの企画を広めていく。
そうすることが、そもそもの地球環境保全や災害に強い家づくりで世界の人々の手助けがしたいという私たちの想いを知っていただくきっかけになると信じています。

全国初の試みになりますので正直問題は山積みです。しかし私たちはこのプロジェクトや、その先にある未来のために何としても成し遂げたいと考えています。

そのプロジェクトの手始めとして今回は、ムービングルームをホテルにすることで皆さんに手軽に体験をしていただけると考えました。

具体的には、伊勢志摩の大自然を手軽に体験いただけるグランピング施設としてレストランやプールなどのホテルとして必要な共用施設の制作と、客室として利用できるムービングルームを5台製作します。

▼ムービングルームの概要

車で牽引できる、まさに「動く部屋」となります。

内装は、8畳の和室にキッチン・浴室・トイレと、生活できる一通りの設備を整え、今回のホテルとしての運用はもちろん、元々のコンセプトである住居や災害での一時的な住まいとして利用できるよう設定しています。

デザインは、日本文化を取り入れた「和モダン」をコンセプトにしています。

現在は、図面の設計や1/10の模型の作成、施工会社にて実際に1台の制作に向けて動き出している状況となります。

▼グランピングホテルの概要

伊勢志摩という地の利を生かし、また衣食住で日本文化を体験できるものを検討をかさね、またご協力いただける方にコンタクトを取り続け、現時点で以下のように固まってきました。

[衣]
京都染物職人による、自然と一体化した和装の提供

[食]
北新地の有名寿司店による創作和食の提供

[住]
一級建築士による未来型日本建築の提供

[伊勢志摩の自然]
サーファー達からシークレットビーチと呼ばれるサーフポイント。海女さんが潜る海の幸豊富な海。

▼ムービングルームの設計を担当している建築家の過去の作品

▼資金の使い道

充実したホテルの共用施設を準備したく、それらの建築資金として利用させていただきます。

▼リターンについて

リターンは、少しお得にグランピングホテルを体験していただけるいくつかの種類をご用意しました。

ホテルのオープン日は現時点で2017年7月を想定しておりますが、施設の準備や認可などで前後する可能性がありますのでご了承ください。

▼最後に

私たちの取り組みに共感いただける方、ムービングルームに泊まってみたいと思われた方、様々な方がおられると思いますが、ぜひサポートして頂けますと幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。