この度は福岡県宗像市鐘崎にあるロシア式バーニャの店「IZBA」の復興クラウドファンディングに携わっていただき、誠にありがとうございます。
合計150人の方から多くのご支援を頂き、達成率131% 合計金額168万6500円でSUCCESS達成することができました。
今回、皆さまから頂いた資金を活用させて頂きまして、日本唯一のロシア式バーニャの再建に取りかかりたいと思います。
また、再建の様子、進捗状況に関しましては定期的に報告を上げていきますので、これからもお付き合いのほど宜しくお願い致します。
【今後の予定について】
当クラウドファンディングで集まった資金は、ロシアからの木材の輸送費用に充てさせていただきます。
まず最初に必要になるのが基礎工事。この時点でも100万円超が必要になるため、現在オーナーのアルビナと税理士が銀行等からの支援を受けるべく金策に動いています。
基礎工事が終わりましたらロシアから木材を輸入します。現行のスケジュールだと11月中旬~下旬にかけて輸入する予定です。
▲ロシアでの仮組の様子。
輸入完了後、アンドレイとロシアの職人達を中心にサウナ小屋の建築、内装、火入れテストを行い、プレオープンを経て来春の本オープンを目指します。
引き続き現地の状況に動きがあり次第、報告をあげていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
【リターン発送について】
復興サポートチームの北村と村嶋はサウナ組み立てと平行してリターンの準備を進めていきます。
最初に限定グッズの製作から取りかかります。こちらは12月頃発送予定です。
その後にチケット各種の発送に着手します。現在、有志の方にチケットのデザインを依頼しておりますので、記載事項・管理システムを整えてからの発送になります。こちらは2020年2月~3月の発送を予定しています。
イズバタオル、サウナハット、ヴィヒタに関してはリターン内容に記載していたとおり、今のところは現地で手渡しの予定です。こちらに関しては渡し方等幅広く議論してから、改めてどういう方法で手元にお届けするか決まり次第、改めて報告させていただきます。
【復興サポートメンバーからのお礼】
本音を包み隠さずにいうと、復興チームのサポート2人(北村、村嶋)はクラウドファンディングが始まるまでは途中で投げ出したい気持ちになることもありました。
他人の人生に関わる責任。皆さまに資金をお願いする責任。自分達の施設ではないことから、その責任を全管理できないことへの責任。
責任はどんどん大きくなっていきましたが、僕たちは経営者側ではありませんので成功しても何も見返りはありません。膨れ上がっていくだけの「責任の重さ」に押し潰されそうになっていました。
仕事と家庭を両立しながら、クラウドファンディングを進めていき、日々精神が擦りきれていく中で「自分の為でもないのに、なぜこんな苦しいことをやっているんだろう」と思うこともありました。
リターンを決定する時にも色々な問題がありました。当初は「サウナ」「料理」「宿泊」を軸にリターンを作っていたのですが、建築進行の兼ね合いで「サウナ」しかリターンが使えなくなり「これはまずい」と思いました。
料理好きや小屋好きの人達に訴求する道が断たれて、訴求できる武器はサウナのみ。この頃はクラウドファンディング開始直前でしたが、何者でもない、2人の一般人がサウナのみで訴求していくことに対して、目標達成への不安が最高潮に達していました。
クラウドファンディングが終わった今。本当に皆さまへの感謝の念が尽きません。
前回の活動報告ではアルビナから皆さまへの感謝の手紙を載せさせて頂きましたが、僕たち復興チームサポートメンバーからも皆さまに感謝の言葉を伝えさせて下さい。
信用してくれて、期待してくれて、応援してくれて。本当にありがとうございました。
今回頂いた皆さまの思いを胸に、現地でサポートできる僕たちが、皆さまのいち代表として、これからもアルビナを精一杯サポートしていくことを約束します。