プロジェクトをご覧くださりありがとうございます。
萩大島船団丸代表の坪内知佳です。
山口県萩市の離島、大島。
人口700人の小さなこの島で漁師と共に漁業の復興に取り組んで10年になります。
その取り組みの中心は、鮮魚を船から飲食店等に直接発送する“粋活ボックス”(鮮魚ボックス)。
新鮮で的確に処理された魚を最高の状態でお届けできるよう漁師と共に努力し、また、都心部へ地道に営業させていただいたことで、今では多くの飲食店や魚屋さん、鮮魚を扱う方々に活用いただいています。
様々なメディアにも取り上げられ、小さな島での取り組みが「日本の漁業を改革する六次産業モデル」と言っていただけるまでになりました。
そこから、全国の漁師さんより「ふるさとの漁業を立て直したい」「一緒に六次産業に取り組んでみたい」というご相談をいただきましたので全国各地に足を運んでは、私たちが過去の活動の中で得た六次産業化に取り組む際のポイント等お伝えしてきました。
そして【船団丸の仲間】として、今では(2020年10月現在)北海道「北海岩内船団丸」・千葉「千葉房総船団丸」・高知「須崎野見船団丸」・鹿児島「薩摩川内船団丸」と共に日本の漁業復興に挑戦しています。また、木こりさんも仲間に加わり、海だけではなく林、森の実情もしっていただくためのスタディーツアーも企画しており、森や陸からも海を考えていただく機会作りをしています。
こうした小さな島での取り組みが、日本中に広まり、ここから日本の漁業、海洋資源の未来を少し明るくできるかもしれない。
ーそんな希望を感じていたときですー
世界中で新型コロナウィルスが猛威をふるい始めました。
皆さまもご存知の通り、飲食産業や観光産業は大打撃。
お世話になっている取引先の方々も多くが休業を余儀なくされました。
取引先の皆様にむけて何もできないことを悔しく思いながら、すぐに漁業もコロナショックに巻き込まれ、その対応に追われることに。
取引先の休業、そして市場の営業縮小に伴う漁の制限、行き場のない養殖魚。
私たちの周りには廃業を決意した漁師もたくさんいます。
現在は緊急事態宣言も解除され、少しずつ日常を取り戻しつつありますが、
まだまだ飲食店での大きな食事会や観光客など激減したままの状況で漁業関係者もギリギリの経営を続けています。これから寒くなり、更に流行を繰り返すことも予想されます。
この危機を乗り越えるために動かなければならないと思うと同時に、
「このままコロナ禍前と同じ日常には戻ってはいけない」とも感じています。
新型コロナウィルスの大流行によるロックダウンやその他の緊急事態がいつ起こるか分かりません。
今、目の前にある危機を乗り越えると同時に、今後また同じような危機がやってきたときに
乗り越えられる体制を作っておかなければなりません。
そこで考えたのが、漁業関係者と飲食店がタッグを組み、家庭の食卓とつながっていくための仕組みづくりです。
これまで私たちは、料亭や旅館など、“非日常”な場を通して皆さまと繋がる機会が多く、家庭への鮮魚BOX発送は、やはり調理のハードルなどが高いというお声を頂いておりました。
しかし、今回のコロナショックを迎えて感じたのは、もっと“日常の食卓”と繋がっていかなければならないということ。
そして、“非日常”と関わる機会の多い飲食店等と一緒に力を合わせて乗り越えられる体制を作っておかなければならないということです。
本当に美味しい船団丸の魚をご家庭で楽しんでもらえるように加工したり船団丸の取引先のシェフ、料理長のレシピをつけたり、漁村のシンプルレシピを同封したりすることで、食卓とより繋がる仕組みを考えました。
加工の際は保存料や化学調味料などは使わず、なるべくそのままの漁村の味をお届けできるよう工夫するなど、船団員と料理人とで考え、たくさんのアイデアがでました。
そうして試作を繰り返し完成した商品を、今回支援してくださった皆様にリターンとしてお送りします。
また、前回のクラウドファンディングではお客様とのコミュニケーションがうまくとれぬままプロジェクト終了を迎えてしまいました。今回ご支援いただいた方や今後サービスをご利用くださる方に向けて
定期的に漁師や飲食店からもメールマガジンを配信することで(またはFacebookグループにご招待して相互コミュニケーションをとる事で)よりお互いの距離を近づけられたら、と考えています。
ぜひ、皆さまにも仲間になっていただきたいです。
応援、よろしくお願いいたします!
割烹酒場いろり様
〒144-0051
東京都大田区西蒲田7-64-5 1F
050-3469-9565
Sept/Sette(セットセッテ)様
〒104-0061
東京都中央区銀座7-5-4 毛利ビルB1
03-3289-5788
Chez Vous(シェヴー)様
〒659-0061
兵庫県芦屋市上宮川町2-8-201
0797-22-0828
観味酒音 観成(かんせい) 様
〒306-0222 茨城県古河市釈迦3103
0280-92-7539
各船団から、選りすぐりのリターンをご用意しました。
【北海岩内船団丸】
◎ヒラメ(フィーレ)※冷凍
◎鮭(いくら・鮭フレーク・鮭フィーレ)※冷凍
【千葉房総船団丸】
◎タコ(ぶつ切り・スライス)※冷凍
◎伊勢海老(活)
【萩大島船団丸】
◎サバ缶詰
【須崎野見船団丸】
◎カンパチ(フィーレ)※冷蔵
◎真鯛(フィーレ)※冷蔵
【薩摩川内船団丸】
◎タカエビ(無頭処理済み)※冷凍
◎マグロ(食べ比べセット)※冷凍
※レシピ付リターンには食材に合わせたシェフ特別考案レシピを同封いたします※
【Euripides(エウリピデス)】
◎薔薇のプリザーブド(パールを添えて)
◎選べるネックレス
Euripides(エウリピデス)について
今回、株式会社GHIBLIのもう一つの事業である「Euripides(エウリピデス)」からもリターンをご用意しました。
「Euripides」とは、これまで漁業の世界で海とつながってきた私達がプロシュースするパール専門のジュエリーブランド・プロジェクトです。
ー 海は人のけがれを洗い流してくれる ー
紀元前480年にギリシアの詩人、エウリピデスが残した言葉です。
海には心身ともに浄化してくれる力が秘められており、パールは海のミネラルを吸うものです。
海の本当のエネルギーがつまっていると考えています。
ひとつの貝に1個の真珠が育ち、いわば貝ひとつの命から真珠が生まれます。
そのストーリーを私たちはきちんと語り、命、恵みに感謝すべきだと思っています。
こうした海を守る我々が海に守られる「海の恵みを受けとって、美しく、穏やかで健やかな心身を」という願いを込めたジュエリーです。また、コロナ禍で行き場をなくした大量のお花の消費にも繋げたいという想いから、プリザーブドフラワーとのコラボレーション商品をリターンとしてご用意しました。
日本各地の真珠の生産地から直接真珠を買い付け、参画ジュエリー作家が制作したパールジュエリーをお客様にお届けしています。
現物での販売だけでなく、お客様側から真珠と作家を指定できるオーダー販売もおこなっています。
その中には、数mmのサイズ違いだけで規格外と市場に判断され、安価に買い叩かれるパールも含まれます。
天然の海洋資源(命)に対して、適切な対価を支払うべきであるという想いから、お客様のご要望に応じて生産者から適正価格で仕入れて、作家さんと一緒にお客様の求める一点物を創り上げていきます。
「Euripides」のジュエリーを通じて、海とのつながり、真珠の育つ美しい海を守ることの大切さを伝える、考えるきっかけになってほしいと考えています。
真珠生産者、ジュエリー作家、お客様の三者の顔がお互いに見えて、想いの伝わるジュエリーが「Euripides」です。
最新の活動報告
もっと見る【日本船団丸】おいしい返礼品をたくさんご用意しています!
2021/11/02 08:10前回のクラウドファンディングにご支援いただきました皆様、応援ありがとうございました!今回は、一年ぶりに三度目のクラウドファンディングに挑戦します!https://camp-fire.jp/projects/view/494989船団丸は現在7つの産地に仲間が増え、4月には北海道に加工場が完成。この年末、萩と福島にも加工場が完成します!新しい加工場でできた商品を、皆様にお届けしたく、今回のクラウドファンディングの売り上げはECサイト設立の費用に充てたいと思います。たくさんの商品をご用意しています!とても美味しいので、是非覗いてみていただければ嬉しいです!↓プロジェクトはこちら。https://camp-fire.jp/projects/view/494989お知り合いへの拡散も、是非お願いいたします!いつも、船団丸へのサポート本当にありがとうございます!!緩やかではありますが、これからも全員で皆さまに美味しくて安心・安全な商品をお届けしつづけていけるよう頑張っていきます! もっと見る
本当にありがとうございます ープロジェクト終了ー
2020/12/16 06:50こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
残り3時間!!
2020/12/15 20:37【クラウドファンディング 残り3時間】108%達成いたしました!千葉、北海道、萩、鹿児島、高知全産地が総力を挙げて、返礼品の準備に入っています。一昔前、「六次産業化」【漁師が直接お客様に販売する】なんてタブーとされていた業界でした。でも、今は、「なんか、いいことやってんな~一緒にやりたいな」と、漁師に限らず、地元の鮮魚店さんや、配送業者さん、メディアさん、ローカルの様々な業者さんからお声かけいただき、一緒に取り組めることないだろうかという相談をいただくことがここ最近のミーティングで増えています。このクラウドファンディングのプロジェクトも、たった一か月弱の取り組みで、FBシェアは3000人近くになり、鹿児島でも新聞、テレビで放送されました。Webメディアでも4回の連載をいただき、改めて、こんなにも多方面から船団丸の取り組みに光を当てていただけること、本当に感謝をしています。船員一同を代表し、お礼申し上げます。厳しいコロナ禍の時代でも、GHIBLIの名前の如く、熱く、強く戦っていける集団でありたいと思います。プロジェクトは、残りわずかとなりましたが、最後まで応援よろしくお願いいたします。 もっと見る
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