2019/03/06 15:40

みなさん、こんにちは。

《【北斗の拳&海洋堂フィギュア&高知県四万十町】をテーマとした特製フラフを作ります ≫プロジェクト事務局・十川体育会の横山光一です。


さて、このプロジェクトを開始して5日が経とうとしていますが、みなさまからの温かいご支援によりまして、なんと達成率が早くも約40%となりました!

プロジェクト開始当初は、「こんな企画で支援する人がいるかな…」と不安いっぱいだった事務局も本当に驚いています。これも支援していただいた方々のおかげです。(なんと15万円・10万円の高額コースのご支援もありました)本当にありがとうございます!


さて、今回は活動報告…と言うか


「なぜ海洋堂が四万十町にホビー館をつくったのか」


をご紹介したいと思います。


まずは、みなさま。「馬之助神社」をご存知ですか?

この神社は、四万十町打井川にある知る人ぞ知る神社で、

(こんな道をゴトゴト進むと…)

(道幅がもっと狭くなり…)

(谷川もあり、四輪駆動車じゃないとドキドキします)


このような道を3キロほど進みますと、急に開けた場所に到着します。ここが「馬之助神社」です。


この神社は、約200年も昔に生活に困った夫婦が、口減らしのために心を鬼にして息子である馬之助を当地に置いて帰った事に始まります。この地に置いてから1週間が経って父親が様子を見に来ると、アカイコ(沢蟹)を食べて飢えをしのいでいたようですが、その後に馬之助を見た者は誰もおらず、また馬之助の家族・親族も1か月も経たないうちに死に絶えたと伝わっています。その後、馬之助が置いていかれた場所では人への災いが続き、地域の人々が鎮魂のために「馬之助神社」を建立されたようです。


(馬之助神社前。巨木が参拝者を迎えてくれます。)
(社殿。子宝・病気平癒・海上平和などのご利益があり、山奥の神社にも拘らず多くの参拝者が訪れます。)

 その後、建立された社殿も古くなり、また人への災いが起こり始めた事から、ある大工さんにお願いをし、新しい社殿を建築しました。

 それからまた月日が経ち、海洋堂の創業者である宮脇修氏(高知県大方町・現 黒潮町出身)が、高知での宴席に訪れた際に、たまたま四万十町から来た女性に出会いました。

 その女性に対して、宮脇氏が、

「打井川にある馬之助神社を知っていますか?あそこの社殿は、私の父が新しく建てたんですよ。」

 と伝えたところ、それを聞いた女性が驚きながら、

「知っているも何も、その馬之助神社は、私の家の山にあるのですよ。」

と答えました。

その返事と出会いに宮脇氏も大変驚き、また不思議な縁を感じたようです。


その後、馬之助神社を訪れた宮脇氏は、神社の近くにある休校となった小学校を見て、

「ここにホビー館を作ろう!」

と決意。その意気に四万十町も賛同し、2011年7月に旧打井川小学校を活用した「海洋堂ホビー館四万十」が誕生しました。

そのような不思議な経緯のある「海洋堂ホビー館四万十」では、3月9日から

海洋堂ホビー館四万十7周年×北斗の拳35周年記念特別展「北斗の拳フィギュア列伝」


を開催いたしますので、この機会に皆さま四万十町にぜひお越しください!

(たくさんのカッパや)

(アカイコも待っています!)