今回のクラウドファンディングでは、「大学での上映」も含めて必要な資金を集めてきました。 ここでは、その上映作品についてお知らせします。 《それでも僕は帰る 〜シリア 若者たちが求め続けたふるさと〜》 こちらの作品は、2011年〜2012年のシリア民主化運動を背景に、2人の青年を中心に抵抗運動の様子やシリア人たちのリアルな生活を写し取ったドキュメンタリーです。今のように外国勢力が介入して泥沼化する前の、シリアの姿を見ることができます。 大学での上映の期日は11月下旬を予定しています(現在調整中)。高田世界館での3作品を観た後にこの作品を観れば、さらに中東情勢の理解につながることと思います。 大学という教育&研究機関の特性上、上映後には 学生・教授が入り混じってのトークシェアが開催されることになります。ぜひ、映画を観て、そして語り合って、映画鑑賞という共体験をより豊かなものにしていただけたらと思います! 『それでも僕は帰る ~シリア 若者たちが求め続けたふるさと~』 シリア/2013年/89分/アラビア語(日本語字幕)/ドキュメンタリー 原題:Return to Homs 公式ホームページhttp://unitedpeople.jp/homs/
高田世界館のイベントに興味を持っていただきありがとうございます! おかげさまで、プロジェクトの目標金額に到達することができました!ご支援いただいた皆様、ありがとうございました! さて、中東の理解を深めるドキュメンタリー映画特集ですが、なんと追加で作品上映が決定しました!また、ゲストもそれに合わせて来場決定! ・・・というわけで(笑) 目標金額を少し上乗せさせていただきます!申し訳ありません!!(笑) 引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします!なお、目標金額を上回るご支援についてはシリア支援の募金にも利用させていただきます。 ☆上映作品紹介 『目を閉じれば、いつもそこに 〜故郷・私が愛したシリア〜』(上映期間:11/5〜11/11) 2011年に始まった紛争によって、家族を失い家も街も破壊され、帰る場所を失ったシリア人。未だ収まることを知らないこの紛争は、かつて豊かだったこの国を、世界最大の難民発生国へと変えてしまった。それでもなお、ふるさと・シリアに帰りたいという想いを抱き続けている人々。紛争の裏側にある現実と、彼らの想いを伝える。 【トークショー開催!】 11/6(日)13:00〜(『目を閉じれば〜』12:00の回終了後) ゲスト:斉藤亮平氏(シリア支援団体「サダーカ」) 難民支援の現場で実際に見てきたシリア人たちの困難な状況について語っていただくとともに、日本人である私たちがこの問題とどう関わっていけるのかについての展望を熱く語っていただきます。 ◎サダーカについて 2011年3月から続いているシリアの騒乱に対して何らかの支援を行いたいと、青年海外協力隊員や 明治学院大学の学生等シリア関係者の有志により発足された団体。サダーカとはアラビア語で"友情"を意味します。 ヨルダンの首都アンマンの最も脆弱なシリア人難民の支援(資金配布、衣類提供、妊産婦支援等)や紛争終結のための世論形成や政策提言をイベントやシンポジウム、映画製作及び上映等を通し行なっている。 サダーカ公式ホームページhttp://www.sadaqasyria.jp/ ◎ゲストプロフィール 斉藤亮平(さいとう・りょうへい) 国立音楽大学卒業後、青年海外協力隊としてシリアへ派遣。パレスチナ難民地区の小・中学校の音楽教育普及活動に従事。その後ブータン王国の音楽学校講師、出版社を経て2013年より一年間ヨルダンのザータリ難民キャンプにて子どものケアにあたる。現在もシリア支援団体「サダーカ」のメンバーとしてシリア難民の支援を続けている一方、シリアを身近に感じてもらおうと、講演や執筆活動のみならず中東の料理を振る舞う活動も積極的に行っている。