Jillanieの中井です。
私たちのキャンプファイヤーでのキャンペーンも本日4/25 23:59:59秒をもって終了です。
まず、これまでにご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
最終日ですので、改めて私たちがなぜ
【ジラニエ】バングラデシュの職人さんと作る革のかばんで「フェアなブランド」を創る』
プロジェクトを始めたのか、聞いてください。
私はたちは代表の岡本の学生時代の体験を元に『フェア』をコンセプトにナッツ・ドライフルーツの輸入卸ビジネスを行っていました(今も継続中です)。ですが、中井・岡本ともにナッツやドライフルーツとはそもそも縁がなく、もともと好きでもなかったこともあり、”自分たちが本当にやりたいことはなんなんだ”と葛藤がありました。そして、事業を再考し、現在のプロジェクトに行き着いています。
現在の貿易では、バイヤーが安値で買いたたけば叩くほど利益が生まれ、発展途上国のサプライヤー側は仕事を取るためにバイヤーからの厳しい要求を呑む以外道がありません。発展途上国では、仕事はあれど、貧困は解消されない状況が続いています。バングラデシュではその傾向は顕著です。そして最終的に労働者に、その家族にしわ寄せがいきます。
今、僕たちのワークショップにいる職人ファルクさんは、バスで10時間ほど離れた村に家族を残し、首都ダッカで家も持たず工場に寝泊まりする生活を10年もしています。僕はこんな状況は嫌いです。僕たちはそんな現状を変えたいと思っていて、ジラニエの鞄を使ってくれる人にも、同じように感じていただけると嬉しいと思っています。
『ジラニエ』に興味持っていただくきっかけは何でも構いません。
僕たちの『フェア』というコンセプトを気に入ってもらえただとか、カバンのデザインがクール!だとか。
ですが、ふと感じていただきたいのは、ジラニエの商品を使っていることで、実際に誰かが救われていると、誰かが夢を語れるようになっているということです。
ジラニエの商品は、付属のキーリングを見れば、その“誰か”まで分かります。
こだわり抜いた鞄ができあがりました。
ただフェアに作られた商品でなく、使っている人をクールに見せ、気分が上がるような鞄になればという願いがこもっています。
説明に記載もありますが、高級セレクトショップのバイヤーも認めた仕上がりです。
バングラデシュの職人さんが1点1点ハンドメイドで作っています。鞄を見たときに職人さんの想いが伝わり、“つながり”が生まれて欲しいという願いがこもっています。
普段の生活で、その鞄どこの?と聞かれれば、大きな声で『ジラニエ』といって欲しいです。○○さんが作ったものだと。
最後に、ジラニエが『フェアな鞄のブランド』として認知されるその日まで、末永く僕たちに寄り添っていていただけれると嬉しいです。