▼はじめにご挨拶
昨年春、約30年程皆様に親しまれてきた「民宿二風谷荘」ですが、老朽化の為に、看板を下ろしました。
二風谷には新しく「びらとり温泉ゆから」もオープンしましたが、気軽に来て、休むような所もなく、すぐ近くの大きな駐車場には毎日のように大型バスや観光客が、トイレのためだけに立ち寄る公衆トイレがあるだけです。
アイヌ文化が色濃く残るこの土地柄、「平取町立博物館」「萱野茂アイヌ資料館」「沙流川歴史館」など、学ぶ施設はたくさんありますが、荷物を置いて、ゆっくりお茶を飲むような場所がありません。
民宿を再建するのも目的ですが、外から二風谷を訪れる人、そして地元の人とも話ができる、そんな場所を作りたいです。
▼このプロジェクトで実現したいこと
元々、本館の部分は築約50年程で、あちこちペンキが剥げていたり、雨漏りがあったりとボロボロなので、まずは修復して、カフェを併設した宿泊施設を作りたいです。
▼これまでの活動
この何年か、農作業に携わる仕事をしていて、野菜を対面販売するうちに、野菜を食べてもらいたいと思うようになり、何度かイベントで採れたての野菜を作った料理を食べてもらう機会がありました。
喜んでもらえた時の感激した気持ちが忘れられず、どこまで出来るかはわからないけれども、出来たら夏の間は採れたての野菜を食べてもらえたらと思っています。
▼資金の使い道
まずは、古くなった壁や雨漏りや古い畳を床にしたり、建物としての修復を始めるために、ペンキや板材の購入に充てます。
建物としての修復が終わり次第、カフェと、宿泊施設のリニューアルのために、ベッドや厨房機器、その他必要な物の購入に使います。
▼リターンについて
この機会に集まったお金で、この冬の間に修復作業を進めて、早ければ年が開けたらすぐにでも宿泊して頂けるように、宿泊券を提供させて頂きます。
▼最後に
私が、中学生になる年に両親が始めた民宿。
初めは、学校から帰宅後すぐに手伝いばかりさせられて嫌でした。
でも、大人になってわかったことは、自分が遠くにいかなくても、遠くの人と触れあえる場所ということ。
また、色々な所から、来ていただく人にも、ゆっくり、のんびり過ごしていただけるような場所、作ります。
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