はじめに・ご挨拶
はじめまして!私たちは山形県にある東北芸術工科大学の学生です。
同大学講師の有賀三夏先生の主催するアートインライフという団体に属しています。
アートインライフは「人生に芸術をどう使おうか?」というテーマを掲げ、活動しています。
プロジェクト名に入っているアメリカのバーモント州にある「コブヒル」という村。
その村の人々は、動物を飼い、野菜を育て、自給自足の暮らしをしています。
私達はこれまでに7回以上、コブヒルを訪れました。
そして村の一員としての暮らしを体験してきました。
コブヒルは人々の生活だけではなく、動物や環境のことも考慮します。
ひいては地球の未来を考える哲学があります。
滞在中は生態学者・元大学講師・村の住人でもあるコリーン・オコーネル氏による座学を受けます。環境に対する考え方や、文化の違いを学びます。地球の環境を考慮しながら、社会を持続することをサステナブルといいます。
オコーネル氏はサステナブルな社会に必要なものは「学び続ける力・逆境に立ち向かう力・シンプルであること」と説明します。
コブヒルの創始者はドネラ・メドウズ氏です。
1972年に『成長の限界』という研究論文を発表しました。
メドウズ氏は、「このまま人間が自分勝手に資源を使い、人口の増加や環境汚染などが続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達する」と警鐘を鳴らしています。
コブヒルの研修を重ねるうちに、私達は「日本でコブヒルを再現できないだろうか?」と考えました。
幸運にも、山形県の市内から車で1時間半程の長井市で、その構想の第一歩を実現できました。
長井市の農家の方から企画のために畑の一部を貸していただきました。
畑は山形県長井市の致芳地区公民館より車で3分の場所にあります。
日本でコブヒルを再現するにあたって、まずは畑を再現したいと考えました。
コブヒルの哲学に沿って、山形県長井市にある畑を地域社会のために活用していきます。
どのように地域社会のために活用するのか?
具体的には、
「癒しを必要とする人に、自然と触れ合う収穫体験を提供する。心を癒せる場をつくること」です。
この効果を畑療法を名付けました。
自然の中で、緑を感じて、土に触れ、野菜の収穫を体験し、採りたての野菜を食べます。
まずはコブヒル農場再現のはじめの一歩として、
「畑で育てる初めての作物の苗主になってくださる方」を募集します。
今回の作物は「さつまいも(品種:金時)」と「枝豆(品種:秘伝)」です。
収穫時期は8月24日頃を予定しています。
畑の管理はアートインライフのメンバーが責任をもって行います。
苗の成長の過程は随時CAMPFIRE内で活動報告をして参ります。
地域のご紹介
山形県長井市は、山形県の南部に位置する人口約2万7千人の市です。
美しい緑と豊かな水源に恵まれた土地です。
【アクセス】
東京から新幹線で2時間30分、飛行機で55分。
仙台から電車で1時間15分。
大阪から飛行機で1時間20分。
これまでの活動
6月中旬に畑の準備や苗の植え付けを行いました。
無事発芽し、その後すくすくと成長中です。
資金の使い道
いただいた資金はすべて、今後の畑の管理費用に使用させていただきます。
リターンのご紹介
苗主になってくださった皆様には以下の特典(リターン)がございます。
◎畑の苗主であることを証明する、畑の苗主証明証を発行します。
◎畑から採れた野菜をお届けします。
◎収穫祭(2019年8月下旬の開催を予定)に参加していただけます。
収穫祭は畑のある長井市近隣の公共施設を借りて行う予定です。
人数により場所の変動が予想されるため、詳細は調整中です。
(※交通費等はご自身でのご負担をお願いいたします)
(※収穫祭は天候・作物の成長状況により延期または中止になる場合があります)
★2019年8月21日更新
収穫祭の日程が24日・25日の二日間から、24日(土)のみの予定と変更になりました。
ご了承くださいませ。
★2019年8月23日更新
作物の成長状況を考慮し、収穫祭を延期することにいたしました。
詳細は決定次第トップページでの情報共有ならびに、ご参加を希望されるパトロンの皆様につきましては、メッセージでのご連絡をさせていただきます。何卒、よろしくお願いいたします。
Q. 特典の金額設定に関して
特典には、野菜の購入だけではなく、コブヒルを長井市で再現するための、「特別な過程の経験」が含まれます。そのため、価格は野菜だけを購入する価格よりも高く設定されています。
私達は、支援してくださった方と一緒にコブヒルの再現を目指し、環境の問題に取り組んでいきたいと願っています。
Q. 作物の成長具合により、リターン履行に不都合が生じた場合
リターン対象のさつまいもと枝豆が、万が一、天災などにより成長し切らずリターン履行に不都合が生じた場合には、同じ畑で収穫された同量程度の作物をお届けいたします。
その際には、前もってどのような種類のお野菜をお届け可能かご連絡をさせていただきます。
最後に
最後までお目通しいただきまして、ありがとうございました!
アートインライフが初めてコブヒルを訪問し、日本でコブヒルを再現できないかと考案してから早4年以上が経過しました。この4年間は、企画の構想と準備期間でした。
コブヒルは村ですが、私たちはまず長井市で畑を耕し、作物を作り、自然に触れる喜びの体験を、多くの方々と共有していきたいです。そして今後も、徐々に活動を広げていきたいと思っています。
今回、畑を貸して頂ける方をはじめ多くの方々のご協力の元で、本格的に動き出したいと願っています。支援者の方々と日本のコブヒルを開発していきたいです!
ぜひ皆様のお力添えの程、よろしくお願い致します!!
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
アートインライフ(Art in Life)
Art in Lifeのホームページはこちら
最新の活動報告
もっと見る【8月22日】まもなく収穫
2019/08/23 23:48連日の暑い日差しを受け、作物たちはどんどん大きくなっています。さつまいもはまもなく収穫できそうです。24日の収穫祭は延期となりましたが、引き続き畑の様子をお伝えして参ります! もっと見る
【8月1日】すくすく成長中+朝のお楽しみ
2019/08/19 23:22苗を植えてから早いもので一月半。野菜たちはすこやかに成長をしています。畑の中にいる時、みんな自然と良い表情になります。ちなみにこの畑には看板猫ちゃんがいます。クーちゃんです。この日はネギのエリアにいました。畑療法の一環には、「収穫した新鮮な野菜を食べる」活動が含まれています。毎回、朝の畑仕事を終えた後には、農家さんのお家で朝ご飯をいただきます。たくさん働いた後には、ご飯がいつもよりおいしく感じられます。 もっと見る
【6月19日】苗を植えた日
2019/08/13 18:426月19日(水)に有志で長井市に行き、農作業を行いました。土に触れ、自然の尊さを感じてみるということを実際に体験してきました。私たちは朝3時頃まだ日が昇る前の真っ暗な時間に集合し、4時から作業に取り組みました。枝豆のタネとサツマイモを植えました。立ったりしゃがんだりが繰り返される単純な動きでも体力的には汗がタラタラ流れるくらいハードな作業でした。しかし、自然に触れることのできる良い機会になったなと感じています。今回は記念すべき第一回目でしたが、この活動をプロジェクト化していくことを考えています。私は普段何気なく食べている農作物には種や苗を土に植えるところから始める作業を通して、様々な作業工程があることを知りました。今回、始めたばかりにも関わらず、筋肉痛になってしまったので、農作業には体力が必要ということを実感しました。今後も作業は続きますが、もう既に野菜を作ってくれる農家の方を尊敬しています!<アートインライフのFaecebookより> もっと見る
コメント
もっと見る