私は2019年の5月にボランティアの英語教師としてネパールのガット村に赴任します。
子供たちの将来のために私の授業が英語を学ぶきっかけになればと思い、ネパール行きを決定しました。
私はアメリカのペンシルベニア出身で、大学を卒業するまでの23年間をアメリカで過ごしました。
そんな私がなぜネパールへ行くことにしたのかというと、高校時代の親友がネパール人だったことに由来します。
彼は私に出来た初めての親友とも言える存在で、故郷の話を色々と聞かせてくれました。
その中でも印象に残っていることは、ネパールは人々の考えも山々も美しいということ。
私は自然が大好きでハイキングやキャンプ、ボーイスカウトなどを経験し、
大学でもレクリエーションマネージメントを専攻しました。
大学在学中もインターンでメキシコへ行き、サメを観察するツアーガイドも経験しました。
自然が大好きな私は高校時代からずっとネパールに思いを寄せており、
大学卒業後の23歳のとき、ついにネパールに足を運びました。
(右:クレイトン)
そこでは皆驚くほど親切で、また山々も言葉にならないほどの美しさでした。
私は必ずここに戻ると誓い、その地をあとにします。
その後、グローバル社会では英語力が子供たちの未来に選択肢を与えてくれると考え、
英語教師としての道を歩もうと決め、韓国に移住しました。韓国では子供たちに4年間英語を教えました。
おかげさまで分かりやすい授業だと好評を得、自分には英語を教える才能があり、
また望んでくれる人がいることに喜びを覚えました。
2018年11月に日本で私の活動に賛同してくれる日本人の友人と共に、
English Lifestyle Coach Clayton(以下ELCC)というオンライン英会話スクールのサービスを立ち上げました。
私は、世界の子供たちに英語を学ぶきっかけを作りたいと考えています。
ELCCでは、頂いた授業料を私のボランティア活動資金に充てさせて頂いております。
日本のお客様が私から英語を学ぶことによって、世界の子供たちにも英語教育を提供することができます。
私の赴任する村までは車で行くことができず、徒歩か飛行機で行くしかありません。
もちろん飛行機で行くことができるのはお金に余裕のある人々のみです。
通常は険しい山道を歩くしかなく、荷物を運ぶのにもポーターに任せるしかありません。
そのような事情によりガット村では村外との交流が難しく、子供たちが満足に学ぶことが出来ません。
世界の先進国の識字率は約98%。ネパール全土の識字率は、2011年の国勢調査によると、65.9%。
私の赴任するような山奥の村の識字率がネパール全土の識字率に及ばないことは言うまでもありません。
この機会に私は教育を運び込むつもりです。
観光業が盛んなネパールとしてはこれから先も大勢の外国人が訪れることが予想されます。
そんな時、英語を話す能力があるかどうかが将来の選択に大いに影響を与えます。
私は村のシステムには不満はありません。むしろ素晴らしいものだと感じています。
私は村のシステムや子供たちの未来を自分の手で変えたいのではなく、選択肢としての英会話力を提供したいのです。
RCDP海外ボランティアというアメリカのボランティア団体を通じて、今回のプロジェクトに参加します。
本プロジェクト実施期間:5/13〜6/9
派遣先スクール:Pema Choling School(ガット村)
現在この学校には常駐の先生が一人おり、必修科目として英語を教えています。
そのクラスではネパール政府が認めた教科書を使用しています。私は第二の英語のクラスを担当します。
そのクラスは「エベレスト」と呼ばれ、必修のクラスを補完したり積極的に英語を学ぶクラスです。
エベレストクラスでは本を読む、歌う、ディベート、ディスカッションなどを英語で行います。
その他にはゲームやハイキングなどの原体験を通して実践学習を行います。
また本プロジェクト中、私は現地のご家族と一緒に生活をします。
現地の方の生活も同時に学んできたいと思っています。
目標金額:50万円(目標金額に達しなくても、本プログラムを遂行致します。)
●プログラム参加費:約10万円
●渡航費
・飛行機代(アメリカ〜ネパール(カトマンズ)〜テンジン・ヒラリー空港):約15万円
・VISA代:約1万円
・海外旅行保険代:約2万円
・登山の装備:約15万円
支援して下さった皆様には、お礼のメッセージと活動のご報告をお送りさせて頂きます。
ご希望の方のみ、私のオンライン英会話レッスンをご提供致します。
オンライン英会話レッスンでは、今回のプロジェクトの活動報告を交え、フリートーク形式のレッスンを考えております。
私は支援して下さった方へも、英語の学習のきっかけを提供したいと考えております。
先進国では教育が受けられることが当たり前だと考えられがちです。
教育にありがたみを感じることも少ないのではないでしょうか。
皆さんもご存知のこととは思いますが、世界には教育が受けられない地域が無数に存在します。
少しでも彼らの力になりたいのです。
私は教育を提供しに行きますが、彼らもまた私に学びを与えてくれることでしょう。
寝食を共にし、彼らの美しさを直に体験したいのです。
彼らは私たちが失ってしまった何かを持っています。
そして、私をサポートして下さった皆様には私がオンライン英会話の授業を提供します。
みんなで学び合い、子供たちの将来に選択肢を増やしませんか?
是非ご支援よろしくお願い致します。
"One child, one teacher, one textbook and one pen can change the world.
Education is the only solution."
Malala Yousafzai
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