▼はじめにご挨拶
2012年7月十勝川中流部市民協働会議を発足させました。
その目的は2010年前身となる十勝川中流部川づくりワークショップの中で私たちが立案した河川計画の方法や配慮事項の遂行に私たち自ら参加することです。
北海道十勝地方は日本の食料基地と呼ばれ、その中心を流れる十勝川は総延長156km(全国17位)流域面積9,010km2(全国6位)と我が国屈指の大河です。私たちはこの雄大で美しい十勝川を後世に伝えていくことを指針として、治水・防災・環境・地域貢献など各分野において多種多様な人々や団体と連携し活動しています。
(http://churyubu.eco.coocan.jp/index.html)
▼このプロジェクトで実現したいこと
毎年高校生とタンチョウ給餌場を設置しタンチョウとのふれあい(遠くからの)をしてきました。昨年はこの千代田堰堤展望公園にも11月に給餌場を設置しましたが、12月には早くもタンチョウの家族が見られるよになりました。タンチョウが舞う千代田堰堤展望公園において、帯広カムイトウウポポ保存会による「サロルンリムセ(ツルの踊り)」と野鳥の会のガイドによる「タンチョウ観察」をぜひ多くの方々に楽んでもらいたいと思います。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
十勝川中流部市民協働会議は、現代社会に求められている「持続可能な社会」のヒントを自然と共生してきたアイヌ民族の文化から学ぶことを目的として、昨年来アイヌ民族の伝統文化を継承する機会づくりに協力してきました。その一環として、アイヌ協会の皆さんと協力の下で、長く途絶えていた十勝川でのアシリチェプノミ(新しいサケを迎える儀式)を再開することができました。
アシリチェプノミを開催した際に、アイヌ民族による古式舞踊を披露していただきましたが、自然を敬い、自然と共存する生活の中から生まれたアイヌの踊りには鳥や狩り、遊びなどの題材がたびたび登場し、踊りの種類も豊富で、じつに多彩なものだと伺いました。
▼これまでの活動
当団体の活動である「十勝川中流部川づくり報告会」や高校生との連携活動の中で、帯広カムイトウウポポ保存会による講義などによりアイヌ民族について学びました。
昨年10月20日に開催した、「第一回十勝川アシリチェプノミ」では、カムイへの祈りの儀式・伝統舞踊・サケの漁など貴重な伝統儀式を見ることが出来ました。
(http://churyubu.eco.coocan.jp/asir_cep_nomi/1st_asiri.html)
▼資金の使い道
運営費として使わさせていただきます。
演者の方々への謝礼金となります。
▼リターンについて
アイヌ協会の方々の手作りによる名刺入れです。
(サンプルですのでお届けするものと違うかもしれません)
▼実施スケジュール
3月24日(日)
9:30 十勝川千代田堰堤展望公園集合
10:00~11:00 池田町、幕別町、音更町内でタンチョウの観察
11:30~12:00 サロルンリムセ(ツルの踊り)鑑賞
*荒天時は室内(十勝エコロジーパーク)で実施します
▼最後に
北海道150年、十勝から先住民と共に貴重な文化の輪を広げたい。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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