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福島とネパールの子どもの交流を描いた映画を完成させ、世界に向けて公開する

2015年から2016年にかけて、福島県須賀川市立白方小学校とネパールの山奥にあるチェンディカデビ小学校との間のビデオレター交流が行われました。「届け!僕たちのエール」はその様子を描いたドキュメンタリー作品です。このキャンペーンは未完の作品を完成させ、世界に向けて公開します。

現在の支援総額

508,000

25%

目標金額は2,000,000円

支援者数

42

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/02/13に募集を開始し、 42人の支援により 508,000円の資金を集め、 2017/03/18に募集を終了しました

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2015年から2016年にかけて、福島県須賀川市立白方小学校とネパールの山奥にあるチェンディカデビ小学校との間のビデオレター交流が行われました。「届け!僕たちのエール」はその様子を描いたドキュメンタリー作品です。このキャンペーンは未完の作品を完成させ、世界に向けて公開します。

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「届け! 僕たちのエール 福島から世界へ」

監督
岡崎裕康

出演
須賀川市立白方小学校の子どもたち
ネパール・チャンディカデビ小学校の子どもたち
法政大学キャリアデザイン学部坂本ゼミ
国際学校建設支援協会

通訳
ブゼール・バハドウル・ゴクール

ネパール・撮影アドバイザー 
ヒマル・ネパーン

協力
福島ESDコンソーシアム
国際学校建設支援協会
毎日映画社きぼうチャンネル
日本ユネスコ国内委員会
ユネスコ・カトマンズ事務所
アジア太平洋メディア情報リテラシー教育センター(AMILEC)

音楽
あえか「君なんだもの」 

 法政大学キャリアデザイン学部坂本旬教授と毎日映画社による「届け!僕たちのエール制作実行委員会」は、同じ震災を経験した福島の子どもたちとネパールの子どもたちの交流を支援し、映画化を進めています。この作品が完成すれば、ユネスコの協力を得て世界中に公開します。そのために、日本語版だけではなく英語字幕版も制作する予定です。

 ネパールでは2015年4月に大きな震災があり、5000もの学校の校舎が壊れてしまいました。2015年から2016年にかけて、福島ESDコンソーシアム・日本ユネスコ国内委員会の支援を得て、福島県須賀川市立白方小学校6年生の子どもたちがネパールの山岳地帯にある震災で学校が崩壊してしまったチャンディカデビ小学校に応援のビデオレターを送り、返信ビデオレターを受け取りました。

 私たちは、この交流の記録を一本のドキュメンタリー映画にしました。その作品は未完成版ながらも、2016年2月20日郡山市で発表会を開催し、保護者や地域の人々を招いて上映されました。下は参加者の感想の一部です。

◯ネパールとの交流をこれからも続けてほしいです。子どもも、大人も知ることで学べることもあり、お互いにいい影響になると思います。
◯海外との交流、異文化にふれることで、自分の知識がふえていくなあと思いました。あと、自分で考える力も大切ということをきて、このプロジェクトに参加できて、良かったなあと思いました。
◯地域や世界とつながり、見えてくることが非常に多いと感じた。何かが起こるのを待つのではなく、今何をすべきなのか、問題意識を持ち、同時に共有、発信していくことが大切だと思いました。
◯子どもたちが世界に目を向けるきっかけが出来たこと。子どもたちの心が豊かになると良いなあと願います。

 しかし、残念ながら資金不足のため、作品は今なお未完成です。そこでクラウド・ファンディングを立ち上げて公開をめざすことにしました。

 このドキュメンタリー作品は、福島の子どもたちがネパールの子どもたちにビデオレターを送って返信を受け取るまでの授業の過程が詳しく描かれています。メディアを活用した異文化交流の教育実践を描いたドキュメンタリーとして、日本中の学校の先生方に見ていただきたいと願っています。

 私たちは、福島県内の多くの学校で、子どもたちの思いを世界に発信したいという声を聞きました。しかし、どうすればいいのかわからないともいわれました。もし、同じ被災経験をした子どもたち同士がつながり、はげましあうことができれば、福島の思いを世界に届けるだけではなく、世界の子どもたちに力を与えることができるでしょう。こうしてこのプロジェクトは始まりました。

 

 私たちは、日本の子どもたちが世界中で起こっているさまざまな課題を自分たちの問題として考え、そのために行動できる人間になってほしいと願っています。そして、新しいメディアを使いこなして、世界中に友だちと絆を結んでほしいと思います。それがいつか戦争のない世界をつくることにつながると私たちは信じています。

推薦

あえか シンガーソングライター

尾木直樹(尾木ママ) 法政大学教授

東日本大震災から6年を経て「原発いじめ」等福島の被災者に対する無知・無理解が広がる現状に、教育者として強い危惧の念を抱いています。大震災を経験したネパールの子ども達との“ビデオ文通”を通して、理不尽な出来事を見つめ、感情をわかちあい、互いをエンパワメントしたに違いありません。本作品を通じて、日本中に、世界中に子ども達の「想い」が伝わることを願っています。皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します。

タップ・ラジ・パント ユネスコ・カトマンズ事務所

 私は皆様がネパールの僻地の学校でプロジェクトを始めることができたことを喜ばしく思います。ビデオで拝見したチャンディカデビ小学校はカトマンズに近い地区にありますが、未だに僻地です。ビデオの中で話している子どもたちはとても不幸な状況にあり、皆様の仕事にとっても大きな意味があります。このような活動はもっと規模を大きくする必要があります。多くの日本の学校、多くのネパールの学校がこのような活動で結びつくことを願っています。

 ネパールの学校、日本の学校、それぞれ自分たちの文化を持っています。それぞれの国の子どもたちはお互いの文化を学びあいます。これはとても大切なことです。 私は、皆様がより多くの技術的支援とプロジェクト予算を得てネパールで活躍できよう願っています。ユネスコは、皆様を支援し、パートナーとなることを歓迎いたします。ありがとうございました。

私たちの今後の計画

 このプロジェクトは白方小学校とチャンディカデビ小学校の交流だけには終わりません。私たちは、来年度からはユネスコの協力を得ながら、福島県只見町、福島県いわき市等のユネスコスクールの国際交流学習を支援する予定です。そして、これから生まれる新たな物語を映像作品にし、協力をいただいた皆様にその活動の成果をお伝えいたします。

資料

パンフレット「福島とネパールの子どもたち  ビデオレターがつないだであいのキセキ」(2016.3.30)

ニュースレター No.1(2015.10)(PDF/1.1MB)
ニュースレター No.2(2016.2) 特集 福島=ネパール・ビデオレター交流プロジェクト(PDF/610KB)
ニュースレター No.3(2016.3) 特集 第1回成果発表会(PDF/729KB)

福島放送ニュース「小学生がビデオレターを作成」(2016年1月14日)

ビデオレター

白方小学校からチャンディカデビ小学校へ

チャンビィカデビ小学校から白方小学校へ

最新の活動報告

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  • 御礼

    2017/03/25 22:51

    パトロンの皆様 無事にクラウドファンディングが終了いたしました。42人のパトロンの方々には深く御礼を申し上げます。これからリターンの準備をいたしますので、しばらくお待ちください。 準備が整い次第、改めてご連絡を申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

  • キャンプファイアーの特設ページに本プロジェクトを取り上げていただきました。「3.11復興支援特設ページ「絆をつなぐ。」https://camp-fire.jp/channels/higashinihon2017 CAMPFIREの6年の想いを込めて 2011年3月11日に発生した東日本大震災から6年。この震災から3ヶ月後にCAMPFIREは生まれました。今日まで数多くの復興支援を目的としたプロジェクトを掲載し、プロジェクトオーナーとともに歩んできましたが、まだ、被災された地域には大きな爪痕が残っています。 幾多の人々が突然居場所を奪われ、見知らぬ町への避難や住み慣れない仮設住宅への入居などを余儀なくされてきました。「CAMPFIREとして被災地になにができるか」を考え抜いたとき、生まれたのが今回の復興支援特設ページです。 震災で感じたことを忘れないように。継続的な復興支援につながるように。CAMPFIREはこれからも被災地に復興の光を灯しつづけます。 もっと見る

  • ネパールのShree Mahankals小学校の様子です。日本の小学校との交流を希望しています。 もっと見る

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