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ふくしまanotherskyプロジェクト〜高校生の”声”を伝えたい〜

原発事故から8年。皆さんは、”声”が聞こえているでしょうか。ふくしまの過去、今、未来、そしてそれと向き合う高校生の声を届けたい。ふくしまanotherskyプロジェクトでは、高校1年生の私と、高校生でふくしまを周り、動画を作って、この”声”を形にします。

現在の支援総額

271,000

271%

目標金額は100,000円

支援者数

41

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/03/29に募集を開始し、 41人の支援により 271,000円の資金を集め、 2019/04/30に募集を終了しました

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ふくしまanotherskyプロジェクト〜高校生の”声”を伝えたい〜

現在の支援総額

271,000

271%達成

終了

目標金額100,000

支援者数41

このプロジェクトは、2019/03/29に募集を開始し、 41人の支援により 271,000円の資金を集め、 2019/04/30に募集を終了しました

原発事故から8年。皆さんは、”声”が聞こえているでしょうか。ふくしまの過去、今、未来、そしてそれと向き合う高校生の声を届けたい。ふくしまanotherskyプロジェクトでは、高校1年生の私と、高校生でふくしまを周り、動画を作って、この”声”を形にします。

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▼はじめにご挨拶


”ふくしまがフクシマに変わってしまったあの日から8年が過ぎた。

生きている私は、今まで何をしてきたのだろうか。

今、この時の命を、大切にできているだろうか。

生きるということ、生きていくということに真剣に向き合えているだろうか。”

浪江町の今を知り、震災と向き合う私たち高校生の考えを発信したい。そのための動画にかかる資金を援助していただきたく、クラウドファンディングに挑戦しています。応援よろしくお願いいたします。



▼自己紹介

私は福島県郡山市出身で、現在高校1年生(16)です。2011年3月11日に起きた東日本大震災による原発事故で、山形県山形市に自主避難をしました。

郡山市は、原発から約60キロのところにありました。原発とそこまで近かった訳ではありませんが、子供は全員線量計を携帯し、マスクをして学校に通っていました。もちろん外で遊ぶことはできず、側溝の上を歩くことを止められました。スカートも履けませんでした。

今、私は仙台市にいます。自主避難をして、父は単身赴任だったため、転勤の機会に家族で一緒に暮らすことになりました。

私は今幸せだと思います。しかしその幸せに対して負い目を感じる時があります。

震災で亡くなってしまった方々、原発事故で家を失ってしまった方々、私には分かり得ない悲しみを背負った人がたくさんいます。その方々に対して、私は無力です。

私ができることはなんだろう。少しでもふくしまのためになることはなんだろう。そう考えた時、高校生である今、高校生の目線から「ふくしまの今」を発信することがやるべきことだと思いました。復興が進んでいない地域も、みんなが普通に暮らしている地域も、ふくしまのありのままの姿を見直して、全世界の人に知ってもらいたい。そして、震災という過去を、明日を生きる力に変えてほしい。そんな思いで、今回のプロジェクトを企画しました。


▼このプロジェクトで実現したいこと

目的は二つです。

①知ってほしい

②考えてほしい


①知ってほしい

福島にはたくさんのいいまち、いい人、いい食、いい景色があります。帰還困難区域だった場所も、みんなが普通に生活している場所も、それぞれの土地には想いが詰まっています。今、この状態になるのにどれだけの思いがあったのか、未来に、あの状態を作るのに何をしているのか、それを取材し、動画で発信したいと思います。

そして、わたしたち高校生の想いを知ってほしい。私は普段、友達と福島について話しません。話すことが憚れるからです。ちゃんと答えを出さずに、考えないようにしているうちにもう高校生になってしまいました。それでも、私たちは福島について、何かしら考えています。この機会に、その思いを解き明かして、発信したいと思っています。


②考えてほしい

福島について考えることなんて、そもそもないと思います。なぜ、考えなければいけないのか。私にとっての理由は、あの出来事で苦しんだ人、悲しんだ人がいるからです。福島に生まれ、育った以上、このことを忘れることなどできません。それは皆さんも同じだと思います。この日本に生まれた以上、この地球に生まれた以上、二度と、あのようなことがあってはならないと思います。

しかしもう8年という月日が流れてしまいました。赤ちゃんだった子がもう小学3年生。8年は長いです。今、向き合って、考えることが必要だと思います。時は流れていきます。今まで時が流れてきたように、今から時は流れていきます。みんな一度立ち止まって、未来について考えること、これが二つ目の目的です。ふくしまanotherskyを通して、今を知り、考える機会を作りたいと思います。


▼anotherskyの意味

another sky 皆さんもご存知のあの番組から来ています。福島が、誰かの第二の故郷になってほしい、そんな意味を込めて、ふくしまanotherskyにしました。いいところも、悲しいところも、全部伝えて、ふくしまを誰かの第二の故郷にしたいです。


▼動画の内容

浪江まち物語つたえ隊の方による紙芝居

私と出演者の対談

浪江の方による震災のお話

請戸漁港、大平山霊園等の訪問

浪江のごはんどころ訪問


▼実施スケジュール

春休み

「ふくしまanothersky」 製作

今回、アナザースカイに選んだのは浪江町です。浪江町は、原発から近いところで約4キロの場所にあります。平成29年3月31日に空間放射線量の低い地域の避難指示が解除され、人口も本当に少しづつではありますが増えていっています。

そして、この動画に出演していただく高校生は七海瑠美香さん。福島県郡山市に住む高校1年生です。今回の企画の一つの目玉とも呼べる「対話」をするのに彼女と話してみたいと思い、声をかけさせていただきました。普通の高校生が、浪江町に行って何を感じるのか、楽しみにしていただけたらと思います。


浪江町に住む方のご協力をいただき、二日間に渡って動画収録を行う予定です。

作成した動画は5月ごろにユーチューブに掲載したいと思います。たくさんの人に見ていただけるよう、SNS等で拡散していきます。

また、この動画を全世界の人に見ていただけるよう、日本語字幕、英語字幕の作成も検討しています。


▼資金の使い道

マイク購入費

交通費 (郡山ー浪江間、仙台ー浪江間) 


余った資金は第二弾、第三弾に繋げたいと思います。



▼これまでの活動

昨年夏、TOMODACHI2018ソフトバンク・リーダーシップ・プログラムに参加し、地方創生とリーダーシップについて学びました。実は、浪江町について知ったのはこのプログラムがきっかけで、浪江町に住んでいた方のお話を聞いて、みんなに知ってほしいと思いました。

そして昨年冬、ふくしまみち探しというツアーでインタビュアーとして参加させていただき、そこで初めて浪江町を見てきました。私が感じたのは「浪江について考えている人がたくさんいる」ということです。今回のプロジェクトでは、そんな人たちの声も伝えていきたいです。


▼最後に

こんなに長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。過去の記憶、現在の姿を今この瞬間この命を大切にしようという明日への力に変えていただけるような、そんな動画を作成します。ご支援よろしくお願いいたします。

写真 浪江町 大平山霊園から



本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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