▼はじめにご挨拶
プロジェクトを開いていただいてありがとうございます。
私は、静岡県伊豆の国市で地域おこし協力隊として活動しているちだと申します。
2017年7月に東京とから伊豆半島にある「伊豆の国市」に妻とムスメ、3人で移住しました。
そして、伊豆で農業とITで稼ぐため日々試行錯誤をしています。
しかし、いざ伊豆で農業+ITで生計を立てよう!と実行してみると1つの大きな壁にぶつかりました。
そしてその課題が今回のプロジェクトで解決できるのではないか、という仮説を持っています。
プログラミングやデザイン、プレゼンに営業、こういったポータブルなスキルを地方で活かしつつ、農業もやる。
こういった生き方を選ぶ人はこれからも増えていくことと思います。
そんな時にぶつかる壁とは何か、そしてその解決策とは?
ご共感いただいた方は、ぜひご支援いただければ幸いです。
▼このプロジェクトで実現したいこと
【企画内容】
農場で使える移動可能な「ファームオフィス」を作る
【ファームオフィスとは】
以下のようなイメージのものです
・軽トラの荷台に積むことができる
・荷台から降ろすこともできる
・農業の合間にオフィスを利用して仕事ができる
【これによって何が実現できるか】
地方で「農業」とWebやデザインなど「PCで完結する仕事」の両方を生業にしようとする方のライフスタイルが実現できます。
【ファームオフィスイメージ図】
軽トラの荷台に箱が積まれているのがわかります。
この箱を、オフィスになります。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
「家から近くの畑で農業やればいいじゃないか」
「そしてPC仕事をしたくなったら家でやればいいじゃないか」
そう思う方が多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、地方の現実はこうです。
「そもそも、借りられる家、買える家が非常に少ない」
「住みたい場所に家、または借りられる畑がない」
巷に溢れている「農業とIT仕事でクリエイティブに暮らす」という環境を手にいれるには高い高いハードルが存在します。
■■■地方には、家も耕作放棄地も有り余っている■■■
■■■そこに若者が来るとなれば、無償に近い金額ですぐに貸してくれる■■■
そんなイメージを持っていたとすれば、それは幻想です。
実際には
■■■空き家だけど、おばあさんの7回忌が終わるまでは貸せない■■■
■■■誰かわからない人には貸せない■■■
というのが実情です。
この誤解、実は僕が伊豆へ移住するまで実際に抱いていたものです。
そこで僕が出した結論は、
■■■この人になら貸しても(売っても)大丈夫■■■
となるまで信頼をしてもらう、ということでした。
その具体的な方法として
■■■住みたい地域の耕作放棄地を借りて農業をすること■■■
を選択しました。
家と比較すると、農地、特に耕作放棄地は比較的借りやすいのは事実です。
仕事で知り合った地域の方に仲介していただき、実際に耕作放棄地をお借りして素人ながら農業をスタートさせました。
--草丈が2mを超えるような雑草で覆われていたところを借りて
--地域の方々の協力もありながら開墾
そして今では少しずつ収穫できるようになっています。
写真:東京にいた頃は土に触るのを嫌がっていたムスメ
地域にあった耕作放棄地が解消されていく経過を見てくださった方が
「うちの畑もやってくれないか」
と声をかけてくださり、農地は少しずつ広がっています。
農業+〇〇
のうち、「農業」の部分は徐々に達成できてきています。
一方の〇〇の部分、僕はブログやyoutubeなどでの発信をしながら将来的な収益への投資をしています。
また、Web制作やライターの仕事で少しお金を稼ぐ、ということも始めています。
上記に加えて、首都圏の企業とのオンラインミーティングなども業務の必要上行なっています。
しかし、ここで大きな農業+〇〇を達成する上での課題が出てきました。
■問題1.家から畑までが遠い
今僕が住んでいるところから畑までは車で40分。PC作業がしたいから、と気軽に戻れる距離ではありません。
■問題2.畑の周りに何もない
住むのにも、畑をするのにもいい場所ですが、いかんせんPCを開ける場所がないのです。
wifiのあるカフェとか、シェアオフィスなんていうものは、ありません。
写真:畑からの展望
農作業は丸1日やり続けるものではありません。
自分のペースで休憩をとりながら進めます。
本来なら、その合間あいまにPC作業を挟むことができれば非常に効率的なのですが、それはかないません。
なぜって?
家も遠いし、畑の周りに何の施設もないからです。
「それっぽさ」を体験したくて、用水路に足を突っ込んでPCを開いてみましたが、砂塵や水滴でPCが壊れそうで作業どころではありませんでした。
農業の幅は広がっていくのに、それ以外が追いつかない。
どこか、畑の近くでPCを開ける場所があれば...
そうだ、移動できるオフィスがあればいいんだ!
移動できるオフィスがあれば、家が遠くても農作業の途中でPC作業ができます。
もう、片道5km離れているコンビニまで行って狭い軽トラの中でPCを開く必要がありません。
(開いてみたところで、狭すぎて何も作業ができない。)
これを畑に持って行ったらきっと周囲の方々は驚愕することでしょう。かなりの注目のマトとなるに違いありません。
注目が集まっている中、コツコツ農業やPC仕事をしましょう。
その姿を見て、悪く思う方はいらっしゃらないはずです。
地方で、農業と何かをしつつ暮らそう!
これは、実はそんなに簡単なことではありません。
住むための家、それを見つけることが高いハードルなのです。
(*今さらですが、1,000万円以上のお金を出せる資金力があれば別です。)
資金がなく、それでもやってみたい!という気持ちがあったら、まずは住みたい地域で耕作放棄地を解消してみましょう。
同時にファームオフィスを作って、PC仕事も並行で行いましょう。
熱意を持って続けていれば、地域の方々も理解してくださいます。
そしてきっと道は開けるでしょう。
「まとまったお金はないけれど、地方でチャレンジしたい」
そんな方の想いを後押しする1つのカタチ、それが「ファームオフィス」だと思っています。
ファームオフィスってどんなもの?
ファームオフィスは、あくまでもオフィスです。
オフィスにはデスクがあればじゅうぶん!ということで、内装は(ほぼ)施しません。
このように、あくまでもシンプルな箱です。
(*広島にあるRenoprojectさんが作成している「軽トラハウス」の写真をイメージ図としてお借りしました)
ファームオフィスは、あくまでも農業+〇〇を実現するための1つの手段です。
同じ目的の元に「欲しい!」と思った方が自分で作れないといけません。
なので、作成は全てDIYで行います。
(*全く同じにはなりませんが、近しい設計図を広島のRenoprojectさんからお借りしました)
ファームオフィスは、オフィスとしてだけではなく農業のための軽トラとしても機能しなければなりません。
なので、積み下ろしができるようにして軽トラ単体としても頑張って働いてもらいます。
写真の箱、を軽トラに積んだり下ろしたり、というイメージで利用します。
▼資金の使い道
ファームオフィスの作成費用に使わせていただきます。
具体的な用途は以下の通りです
ファームオフィスの資材、ソーラーパネルなど:約24万円
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約6万円
▼実施スケジュール
4月中旬制作開始
5月末完成予定
▼最後に
地方で、自分がやってみたいことをチャレンジすることで人生の可能性は大きく広がると思っています。
一方で、誰しもが僕と同じように農業と他の仕事の両立が難しくなることが予想されます。
この問題を解決するには、ファームオフィスが1つの適切な解である、というのが僕の仮説です。
この仮説が証明されれば、地方に興味を持つ方々が足を踏み出す大きな手助けになると確信しています。
どうぞ、応援をよろしくお願いいたします。
--募集方式について--
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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