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「杉山茂丸、杉山直樹(夢野久作)、杉山龍丸」 親子三代の物語を語り継ぎたい

杉山茂丸、杉山直樹(夢野久作)、杉山龍丸の親子三代を知っていますか?明治・大正・昭和という苦難の時代に「民ヲ親ニス」という教えに従って困難を切り開き、スケールの大きな仕事を成し遂げた三代です。「夢野久作と杉山三代研究会」は、2013年に福岡で発足し、今年は第7回目の研究大会を東京で開催します。

現在の支援総額

285,500

28%

目標金額は1,000,000円

支援者数

19

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/03/20に募集を開始し、 19人の支援により 285,500円の資金を集め、 2019/05/31に募集を終了しました

「杉山茂丸、杉山直樹(夢野久作)、杉山龍丸」 親子三代の物語を語り継ぎたい

現在の支援総額

285,500

28%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数19

このプロジェクトは、2019/03/20に募集を開始し、 19人の支援により 285,500円の資金を集め、 2019/05/31に募集を終了しました

杉山茂丸、杉山直樹(夢野久作)、杉山龍丸の親子三代を知っていますか?明治・大正・昭和という苦難の時代に「民ヲ親ニス」という教えに従って困難を切り開き、スケールの大きな仕事を成し遂げた三代です。「夢野久作と杉山三代研究会」は、2013年に福岡で発足し、今年は第7回目の研究大会を東京で開催します。

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▼研究会の紹介

私たちは歴史という大きな大河の下流に位置しています。 

現在、下流にいる私たちは、歴史の上流にいた人々の一次資料を遺し、正しく解釈して下流に伝えなければいけないと考えます。 

夢野久作は、茂丸の活動を龍丸に伝え、龍丸は、茂丸が資金を集め、久作が開園した杉山農園で育ち、その教えを守り、貧しいインドの飢餓を救うために奔走し、杉山農園を含む全ての資産を失いながら、インドでの緑化活動を成功に導きました。 

この三人は、それぞれの時代にそれぞれの個性を生かした多彩な活動をしています。 そして、文筆によって正しい歴史観を遺そうとしています。 

視点を変えると、この三代は、茂丸の父・杉山三郎平の教え「民ヲ親ニス」(民を親と思って仕えなさい→民を自分の家族と考えて弱い人々を助けなさい)を子孫に伝え、実践した親子三代の物語でもあります。 

「夢野久作と杉山三代研究会」は、杉山家に遺された資料を未来に継承し、日本の近現代史にユニークで大きな足跡を遺した杉山三代の活動を未来へ語り継ぐために活動を実践しています。 

しかしながら、私たちには資金がありません。 

活動経費について 

杉山茂丸は、昭和10年に亡くなり、著作権は消滅しています。 

夢野久作は、昭和11年に亡くなり、著作権は消滅しています。 

(著作権の有効期限は死後50年です) 

すでに支払われた著作権料は、昭和62年に亡くなった杉山龍丸によってインドでの活動の為に費やされ、遺されていません。 

杉山龍丸は、46000坪あった杉山農園跡地をすべて売却し、昭和55年に借家に引っ越し、昭和60年に脳溢血で倒れた時には、医療保険も解約していたほど経済的にひっ迫した状況の中で亡くなりました。 

遺族は、龍丸の死後、龍丸が遺した資料が散逸しないようアパートを借りて保管し、資料は、地元放送局の番組を契機として寄託・収蔵されました。 

このようにして守り続けた多くの資料が遺され、その後、寄託されています。 

寄託資料は、寄託者が資料を貸し出しても使用料を取ることが禁じられており、資料からの収入は見込めません。 

また、寄託者もしくは寄託者が関係する組織は、資料館等の常設展示施設を創る活動をすることも禁じられています。 

一方、寄贈すれば、行政の都合や学芸員の好みによって廃棄されるかもしれないのが現在の日本の状況です。 

そのような中で、私たちは、遺された資料の存在を世の中に広め、資料が有効に活用されるきっかけをつくるために活動しています。 

(事務局が筑紫野市文化会館にあるために「筑紫野市が金銭的支援をしている」との話が流布していますが、文化会館館長が本会の事務局長という関係から文化会館の運営組織の理解を得て、文化会館を事務局の住所とさせていただいております) 


▼このプロジェクトで実現したいこと

『杉山家三代の貴重な資料を後世に遺し、未来に語り継いでいきたい』 

そんな想いを抱いて活動をしています。 

会運営のサポーターとしてご支援いただけませんか? 

今年の研究大会では、四方田犬彦氏による基調講演や映画「ドグラ・マグラ」(松本俊夫監督)の特別上映を行います。また、杉山三代に関連したパネル展示も行います。 

※第7回研究大会の詳細はこちらをご覧ください。
https://yumeno3sugi.amebaownd.com/posts/5561392

研究大会後には、研究大会の内容を会報『民ヲ親ニス』にまとめています。 (研究会の会報『民ヲ親ニス』。左から第3号、第4号、第5号。) 


▼研究会の背景

福岡県立図書館と九州大学記録資料館には、杉山三代に関する非常に多くの資料が寄託・収蔵されています。 

しかし、その資料の存在がアピールされ、十分に活用されることはありません。 

寄託資料が十分に利用されないのは特別ではなく、そのような寄託資料に対する扱いが日本では普通の状況なのです。 

 作家・夢野久作は、幻想文学の大家と言われ、文化庁が選んだ世界に紹介すべき日本の近代作家27名の1人でもあります。 

 その作品は、中国語・韓国語・英語・フランス語などに翻訳され、出版されています。 

しかし、地元福岡では認知度が低く、作品の中に地元の地名や文化が数多く含まれているにもかかわらず、地元の人々からは東京の作家と誤解されており、夢野久作に関する場所や作品の舞台を紹介するような常設展示もありません。 

夢野久作というペンネームはもともと福岡・博多の方言ですが、今では地元でも死語に近く、誤った意味が評論家によって流布されています。 

 久作の父・杉山茂丸の人生は、日本が植民地にならないように尽力した人生でした。 

茂丸は、日本の国を護るために日露戦争では、山形有朋・児玉源太郎などの関係者を影で支え、さらに、植民地であったインドの独立運動家・ラス・ビハリ・ボースなどアジアの活動家を支援しました。 

また、国を強くする産業を興すために日本興業銀行の設立や台湾の発展を促すための台湾銀行の創設に関わり、博多湾築港や福岡空港(雁ノ巣空港)、関門鉄道トンネルなど、地元福岡の発展にも尽くしました。 

一方文化面では、相撲・刀剣・浄瑠璃など日本の伝統文化の保護に大きな力を発揮し、さらに、死体国有論を唱え、日本の医学の発展のため、自らの遺体を東京大学医学部に献体しました。 

現在も、茂丸夫婦の骨格標本が、東京大学医学部解剖学教室に保管されています。 

これだけ大きな活動をしたにもかかわらず、彼の活動は評価されていません。 

 そして、財産らしい財産も遺していません。 

戦後は国権主義や右翼とのレッテルを張られ、利権屋とさえ言われ、正当な評価を受けないまま現在に至っています。 

久作の長男・杉山龍丸は、祖父・茂丸と父・久作の教え「民ヲ親ニス(民を自分の親と思って尽くしなさい)」を護り、「杉山農園の土地は私物化せずにアジアのために使え」という言葉に従い、茂丸が資金を集め久作がつくった杉山農園の財産すべてをインドの恵まれない人々に寄り添う活動に投じました。 

龍丸は、ガンジーの直弟子たちとともに現地を歩き、飢餓の原因を解明し、ガンジーの弟子たちを日本に招き、日本の鎮守の森と湧水を見せて説得し、植林の習慣がなかったインドに緑の杜を創りました。 

また、台湾で門外不出とされていた蓬莱米(台湾で日本人が創り出した優秀な米)がインドで栽培できるよう台湾政府と交渉にあたり、台湾政府の理解を得て、インドでの蓬莱米の栽培に成功しました。蓬莱米は、インドの在来米の実に三倍の収量を得たといわれ、飢餓撲滅に十分な力を発揮しました。 

一方では、茂丸や久作の資料を遺すことに尽力し、茂丸や久作に関する多くの記述を書き遺しました。 

しかし、龍丸もまた、十分に評価されない状態が続いており、龍丸が提唱し現地で実践し、成功した緑化方法が、顧みられるとはなく、龍丸が夢に描いていたインド以外での緑化成功は現在のところ実践される可能性は全くありません。 

また、書き遺された多くの記述を読むことも難しい状況にあります。 

久作の父・杉山茂丸、茂丸の長男・杉山直樹(作家・夢野久作)、夢野久作の長男・杉山龍丸という親子三代は、激動の明治・大正・昭和という時代に信念を持って生き、政治・経済・伝統芸能・文学・砂漠緑化・発展途上国支援など多くの分野で先達の教えに従い、それぞれの分野で自ら活動を実践し、多くの記述を遺した三代です。 

そして、三代に関する多くの資料も遺されています。

 しかし、遺された資料は、ほとんど利用されていませんでした。 

当然ながら、三代の活動もほとんど知られていない状態でした。 

私たちは、三代の活動の根底に流れているものは、夢野久作の祖父・杉山三郎平灌園からの教えであると考えています。 

なぜなら、茂丸も久作も幼少期から十代半ばまで久作の祖父三郎平から直接教育を受けているからです。 

そして、久作の長男・龍丸は、久作から学んだことを多くの文献に書き遺しています。 

現在、この三代の資料1万点以上が、福岡県立図書館と九州大学に寄託、収蔵されています。 

しかしながら、寄託資料は、前にも述べましたように、陽の目を見る機会を与えられることがほとんどありません。 

また、最近、いくつかの事例が示すように、寄贈すれば、学芸員の判断で廃棄されてしまう危険性があり、寄贈もできません。 

前述のように、三代で一番名前が知られている作家・夢野久作でさえ、地元・福岡では地元の作家と認識されていない悲しい現実があります。 

2014年に開催された福岡ユネスコ文化講演会 「 夢野久作生誕125周年記念『日本人の堕落時代 夢野久作』」で、 

四方田犬彦氏は、 

夢野久作1889年(明治22年)1月4日~ 1936年(昭和11年)3月11 日(47歳歿)と 

宮沢賢治1896年(明治29年)8月27日~1933年(昭和8年)9月21日 (37歳歿) 

を比較され、「同時代人で童話・農業・地元へのこだわりなど非常に共通点があるのになぜ夢野久作は地元での評価が低いのか」と述べられました。 

本年3月16日に東京の拓殖大学文京キャンパスで開催される「夢野久作と杉山三代研究会」では、その四方田犬彦氏にご講演をいただきます。 

その講演内容は、会報「民ヲ親ニス」第7号に収録予定です。 

また、夢野久作の父・杉山茂丸の活動も戦後の誤った歴史観から誤解を受けており、アジアの独立運動を支援した歴史的価値が顧みられることはありません。 

最近、地元福岡で発刊されている月刊誌に杉山茂丸著「俗戦国策」が連載されていますが、杉山茂丸の紹介文で、「日本の対外膨張政策に共鳴し・・・韓国併合など裏面での暗躍が知られ・・・」などと、誤った紹介をされています。 

茂丸たちは、西洋列強から日本を護るために、他のアジア民族との協力関係を推進していたのであり、西洋諸国と同様な弱肉強食の関係をアジア人同士で行うことに危惧していたということが理解されておらず、未だに日本の対外膨張の先兵とする位置づけがなされています。 

夢野久作の父・杉山茂丸は、アジア解放の端緒となった日露戦争以降、政財界の大物達を陰で支えた人物であり、多くの著述を遺していますが、戦後は右翼とのレッテルを張られており、正当に評価されている状況ではありません。 

高校の日本史の教科書には、日本史A9社、日本史B8社があり、大東亜共栄圏(昭和18年から20年の2年間)又は大東亜会議(昭和18年)は総ての教科書に記述がありますが、杉山茂丸の時代に始まり、彼が関わった 「植民地になった諸国の独立運動を支援したアジア主義や大アジア主義と言われる民間を中心とする活動」 は教科書に記述がありません。 

一般的に、「アジア主義の活動をした人々は大東亜共栄圏の先兵であった」と理解されています。 

しかし、中野正剛(玄洋社系の政治家)や吉田敬太郎(杉山茂丸の幼馴染・吉田磯吉の息子で初代の若松市長)は東条英機を批判し、その後弾圧されています。 

吉田敬太郎が書き遺した「汝復讐するなかれ」はこちらで読むことができます。
http://www.being-nagasaki.jp/genbakutaikenki/yosida-fukusyuusurunakare.htm

茂丸の孫である杉山龍丸も書き遺した戦記の中で、東条英機を批判しており、一般的に戦争の終結によって終わったとされるアジア主義的な活動を戦後も続けています。 

杉山龍丸が書き遺した「幻の戦闘機隊」はこちらで読むことができます。
http://tanizokolion.fc2web.com/maborosinosenntoukitai.html

また、「幻の戦闘機隊」は、「グリーンファーザーの青春譜」という署名で刊行されています。

私たちには、龍丸のインドでの活動は、西洋列強に虐げられたアジアの人々に手を差し伸べたアジア主義の活動の延長にあるものと考えています。 

即ち、アジア主義の活動は、約100年に渡って民間で続けられた活動であることになりますが、現在でも教科書に記述はなく、無視され続けています。 

そして、高校の教科書に記載がないため、日本の若者たちにはアジアの独立運動を支援した日本人の存在とその人々の歴史が伝わっていないという状況が続いているのです。 


▼これまでの活動

2011年の秋に福岡県筑紫野市で行われた杉山家に関する文化講座が開催されました。 

筑紫野市の前教育長であった高嶋氏は5代前から杉山家との交流があり、高嶋氏のお声がけがきっかけとなって、「日本の近現代史に大きな足跡を遺した杉山ファミリーを探求する機会を設けよう」と有志たちが集いました。 

そして、2013年3月に「夢野久作と杉山三代研究会」が発足しました。  

私たちは、2013年の発足以来、夢野久作の命日である毎年3月に福岡で研究大会を有志で開催し、毎年研究会の会報を発行してきました。 

しかし、残念ながら地元福岡でも未だに認知度が低く、一番名前が知られている夢野久作でさえ、福岡の人々には東京の作家と思われています。 

また、杉山茂丸、夢野久作、杉山龍丸に関する多くの歴史的な資料が遺されているにもかかわらず、有効活用されていないのが現状です。 

私たちは、資料が認知され有効活用されるようこれからもこつこつと地道に活動を積み重ねて参ります。 


「夢野久作と杉山三代研究会」の活動の一部をご紹介させて戴きます。 


◆2013年3月 第2回研究大会

「福岡県立図書館 杉山文庫 寄託資料 山形有朋の杉山茂丸宛書簡」を会員が解読し発表 

高杉晋作の息子と杉山茂丸の交友関係の一部が明らかになりました。 

会報「民ヲ親ニス」第2号に収録 

(5月30日まで大刀洗平和記念館で開催中の「民ヲ親ニス 杉山4代の軌跡展」で一部公開中)


◆2013年末 九州大学 石炭記録資料館に寄託されている資料から調査中の会員によって夢野久作の代表作「ドグラ・マグラ」の生原稿の一部が発見されました。新聞掲載は2014年1月 。(5月30日まで大刀洗平和記念館で開催中の「民ヲ親ニス 杉山4代の軌跡展」で一部公開中)

◆2014年3月 研究大会で福岡県立図書館 杉山文庫 寄託資料 杉山茂丸が書き遺した交友録(過去帳)を会員が解読。 

詳細な解説により、杉山茂丸の交友関係の広さが明らかになりました。会報「民ヲ親ニス」第3号に収録 。


◆2014年8月、9月 夢野久作の銅版画展(会員によって企画された銅版画展) 


◆2015年1月  筑紫野市長のご理解を得て、筑紫野市市民図書館の郷土の作家コーナーに杉山三代コーナーを設置。本はすべて寄贈。

◆2015年3月 杉山龍丸が戦場から持ち帰った整備日誌を基に書き遺された戦記原稿を6年かけて校正し、会員の協力で表紙や挿絵を作成し「グリーンファーザーの青春譜」として出版することができました。 

この本を出版できたことが、現在、大刀洗平和記念館で開催されている「民ヲ親ニス 杉山4代の軌跡展」に繋がりました。 

◆2015年11月 夢野久作の童話展 (会員によって企画された夢野久作の童話を題材にした銅版画展) 


◆2016年3月 研究大会で福岡県立図書館 杉山文庫 寄託資料 中国革命関係者日本人名簿を会員が解読。 

詳細な解説により、孫文を実際に支援した人々の関係の広さが明らかになりました。 

会報「民ヲ親ニス」第5号に収録 


◆2017年2月 夢野久作のアーリュブリュット展 (会員によって企画された企画展) 

夢野久作14歳の時に描いたスケッチと久作が九州日報時代に収集し遺した小中学生のスケッチ画に会員が着目し企画展が開催されました。 

◆2018年2月~5月 芦屋町歴史民俗資料館において「杉山家の人々展」の開催に協力


◆2018年3月 「夢野久作と杉山三代研究会」は初めて研究大会を東京の拓殖大学文京キャンパスで開催させて戴きました。 

インド大使館からご参加を戴くとともに、夢野久作が尊敬した江戸川乱歩氏のご子孫にもご参加を戴きました。 

研究大会では、インド大使館ヴィヴェーカナンダ文化センター(VCCÄb0)所長 ムアンプイ・サイオイ参事官(情報・教育・文化)が登壇され、パンジャブ州における緑化活動でインドに貢献し、インド緑化の父「グリーン・ファーザー」と呼ばれた杉山龍丸氏の功績についてお話いただきました。 


拓殖大学前総長・渡辺利夫氏による基調講演「杉山三代と台湾」では、杉山龍丸の活動によって台湾の蓬莱米がインドの飢餓を救った経緯についてお話を戴きました。 


第62回江戸川乱歩賞を受賞された佐藤究氏に間を取り持っていただき、江戸川乱歩の孫である平井憲太郎氏と夢野久作の孫の杉山満丸氏による時代を超えた鼎談も行われました。


鼎談は、杉山茂丸の葬儀映像(動く夢野久作)を見ながら行われました。 

この葬儀映像に出てくる人物の特定 も研究課題ですが、なかなか進んでいません。 


◆2019年2月2日~5月30日

福岡県・筑前町立大刀洗平和記念館で、「民ヲ親ニス 杉山四代の軌跡展」の開催に協力


▼資金の使い道

①夢野久作の命日に合わせて、毎年三月に開催しています研究大会の開催費用に使用させて戴きます。 

②研究大会後に発行しています、会報「民ヲ親ニス」の出版費用に使用させて戴きます。 

③杉山三代の資料を遺し、遺された資料の存在を皆様に知っていただき、資料を有効に活用していただくための活動に使用させて戴きます。 

④会報以外で、必要に応じて出版・資料作成費用として使用させて戴きます。 

⑤会の運営にご協力いただいているボランティアの活動費として使用させて戴きます。 


▼リターンについて

リターン品は次のアイテムの組み合わせになります。希望のセットをお選び下さい。

・夢野久作の一筆箋


・会報『民ヲ親ニス』(第3号、第4号、第5号、第6号)

(写真は、左から第3号、第4号、第5号)

(会報第6号)

・『夢の久作のごとある』(会報別冊)


・夢野久作と杉山三代研究会の会費1年分(第8回研究大会の入場料+会報第7号)

会費には、第8回研究大会(2020年)の入場料+会報第7号が含まれます。


・会報第7号にお名前またはニックネームを記載

会報第7号(2019年 第7回 研究大会を掲載)は、2019年12月頃のお届けになります。

※会報に記載したいお名前とニックネームは、メールでお知らせ下さい。


・夢野久作の14歳のスケッチ画の置物(全8枚)

大きさは、縦14cm・横18cm・奥2cm。お届けは、2019年7月頃になります。

リターン品でスケッチ画の1点、2点をお選びの方は、希望の番号をメールでお知らせ下さい。


▼最後に

「夢野久作と杉山三代研究会」は、発足当初から現在までボランティアの方々の協力によって運営されています。今年は、研究会の本拠地福岡ではなく東京での開催のため、通常より多くの費用が必要になっています。 

「杉山茂丸、夢野久作、杉山龍丸」の親子三代の物語を未来へ語り継ぐためにも、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。


※今回の募集方式について

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



▼杉山茂丸の紹介

杉山茂丸(1864~1935)夢野久作の父

福岡出身(福岡市、芦屋町、筑紫野市、筑前町で育つ)。

20歳過ぎくらいから関東在住。主な住居は神奈川県鎌倉郡鎌倉町長谷305番地(鎌倉の大仏様のすぐそばです)、芝区高輪南町、麹町区三年町、築地、向島など。

黒田藩士で儒学者だった父・三郎平の教え「民ヲ親ニス」(民を自分の親と思って行動しなさい)を受けて育つ。

20歳の時に民を苦しめているのは伊藤博文を中心とした明治政府であると考えた茂丸は、伊藤博文を討つ目的を持って上京。山岡鉄舟の門下生となり、紹介状をもらって伊藤博文と面談し、逆に説諭される。その後、自由民権運動を行った玄洋社の頭山満らとの交流が始まる。25歳で香港に行き「犬と中国人は入るべからず」の言葉に衝撃を受け、日本を植民地にしないために活動を始める。西洋列強の植民地になっていたアジア諸国を解放する活動に参加した。明治~昭和初期にかけて政財界の重鎮らと交流、政財界の多くの事象に影武者として関わりを持つ。自らモグラと称し、公職に就くことを拒否したため、未だ謎の部分も多い。


【主な業績】

(1)筑豊の鉱区権獲得を頭山満に進言 玄洋社の資金源として確立

(2)九州鉄道設立のために安場保和(後藤新平の岳父)が福岡県令になるように交渉

(3)日露戦争の計画・終戦案の策定に関与 児玉源太郎・山縣有朋・伊藤博文らと交流

(4)朝鮮と日本を南下するロシアの植民地にしないために日韓合邦を推進(日本政府の閣議決定により日韓合邦は朝鮮併合となり朝鮮人友人の信用を失う)

(5)日本を西洋列強の植民地化から守るため、そして西洋列強の植民地になっているアジアの国々の独立を達成する最初の一歩として中国の国父・孫文を支援(中国革命日本人支援者名簿は「研究会会報第5号」に掲載)

(6)日本に亡命してきていたインドの独立運動家 ラス・ビハリ・ボース(インドの独立運動家)を支援(ボース逃走の車を提供)

(7)日本相撲協会設立と天皇賜杯創設に関与(財団法人日本相撲協会の設立経緯については「夢野久作のごとある」に掲載)

(8)金子堅太郎と日本興業銀行設立を計画(こちらについては第3号に掲載)

(9)台湾銀行設立を進言(立命館大学中興の祖・中川小十郎を副頭取に抜擢)、台湾に製糖業の誘致を進言

(10)福岡の開発に関与 博多湾築港開発 雁の巣空港設置 九州日報(現:西日本新聞)社主 福博電気鉄道敷設(現西日本鉄道)関門トンネル計画など 

(11)文化的業績 死体国有論を示し自らの身体を東大医学部に献体、松永安左衛門に茶の湯を伝授する、義太夫支援、日本最古の週刊誌サンデーの創刊支援、月刊誌黒白発行、25年間築地刀剣会主催など 

(12)人物支援 高杉晋作の息子 板垣退助 後藤隆之助 後藤猛太郎(後藤象二郎の息子)など 


【著書】 

百魔・俗戦国策・浄瑠璃素人講釈・刀剣譚・明石大将伝・児玉大将伝など多数 


▼夢野久作の紹介 

夢野久作・杉山直樹(本名)・萠圓・杉山泰道(1889~1936)杉山茂丸の長男 

福岡出身(福岡市、福津市、筑紫野市で育つ)。茂丸と同じく、祖父・三郎平に育てられ、その思想信条をたたき込まれる。三歳から四書五経の素読を行い、神童と言われる。 

東京府豊多摩郡大久保村大字大久保百人町154番地、東京府豊多摩郡千駄ヶ谷町大字千駄ヶ谷544番地に居住した記録がある。慶応大学文学部中退。近衛歩兵第一聯隊少尉、僧侶、郵便局長、新聞記者、農園主など。父・茂丸の命により、慶應義塾を中退。現在の福岡市東区唐の原付近にアジア各国が独立した後の農業指導者養成を目指し、4万6千坪の杉山農園を開園。 

日本三大奇書「ドグラ・マグラ」を執筆。 

「ドグラ・マグラ」は文化庁が選んだ「現代日本文学の翻訳・普及事業 第1回対象作品」の中に含まれており、芥川龍之介・夏目漱石らの27作品のひとつとして海外に紹介された。 

著作はフランス語、英語、中国語、韓国語に翻訳されている。著作の内容は庶民の側に立った陽明学的な内容に富む。 

最近は絵の才能も注目を集めている。「ドグラ・マグラ」は毎年、青空文庫のアクセス数ランキングで10位以内をキープし、近年は文豪ストレイドックスのキャラクターに採用され、若い女性ファンが増えている。 


▼杉山龍丸の紹介

杉山龍丸(1919~1987)夢野久作の長男 

夢野久作とともに杉山農園(現福岡市東区唐の原)で自然と農業に親しみながら育つ。父・久作から、「民ヲ親ニス」の教えを受け育つ。小さい頃、インド独立の志士、ラス・ビハリ・ボースに会う。16歳で祖父・茂丸と父・久作をなくす。杉山農園の土地を遺言「杉山農園は私物化せずにアジアのために使え」に沿って使用するため、自ら志願し、陸軍士官学校へ入学。 

士官学校時代、アメリカとの戦争に反対し東条英機暗殺計画に参加したと書き遺している。インド人留学生との出会いからガンジーの弟子たちとの交流が始まり、イギリスの植民地時代に疲弊したインドを救うため遺言に従ってインドの支援を行い、すべての財産を使い切って生涯を終える。 

孫文を支援した祖父杉山茂丸の子孫として孫文生誕100年祭に招聘され台湾を訪問した時に、日本人・磯永吉博士らが開発し、台湾農業の宝とされていた蓬莱米をインドに分け与えてもらうように進言し6年間の国外追放となる。 

翌年、台湾政府はFAOを通してインド政府に20トンの種籾を贈り、飢餓に苦しんでいたインドでのコメ増産の契機を創出した。 

夢野久作に関する著作多数。 

蓬莱米と磯博士との交流については、会報第6号渡辺利夫著 「杉山龍丸のアジア―忘れ去られた日本人の物語―」に掲載。

杉山満丸 編著「ふたつの悲しみ秘話」は杉山家の事績と思想の系譜を示す。

【主な業績】 

ガンジーの死後、その教えをインドの大衆に伝えるブータン運動に参加。 

ガンジーの弟子たちの組織(ガンジー塾)と交流し、イギリス植民地時代に取り上げられた陶器・刃物など庶民の生活道具政策技術の復活などを支援(S.K.Mirmira (インド陶器の父)など) 

その後、飢餓に直面し、財産を全て失うまで緑化を中心とした支援を続ける。 

「インド緑化の父(グリーンファーザー)」といわれ、ギネス記録(38km)の10倍以上の並木(470km)をインドに遺す。また、シュワリクレンジ(3000kmの砂質地帯)の緑化に道筋をつけた。植林の習慣がないインドに植林を定着させるために尽力した。 


▼夢野久作と杉山三代研究会

会長:竹田仰氏(前九州大学博物館館長)
副会長:高嶋正武(筑紫野市前教育長)
    杉山満丸氏(夢野久作の孫)
事務局長:手島博氏(筑紫野市文化会館館長


▼お問い合わせ

東京大会HP:https://yumeno3sugi.amebaownd.com/
Facebook:https://www.facebook.com/kyuusakudoguramagura/
メール:yumeno3sugi@gmail.com

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