目標の700万円を達成した。
パチパチパチパチパチ。
パトロンの皆様、ありがとうございます。
後ほど、スタッフが正式にお礼の活動報告を上げるはず。
さて、グラインドハウスとは往年の映画ファンなら聞き覚えのある言葉だと思うが、
場末の映画館でB級映画の二本立てや三本立てをやっていることを指す。
それは目を背けるようなホラーであったり、如何わしいアクション映画であったり、チープなお色気コメディーであったり。
僕たち映画好きは学生のころ安く観られる、そういったグラインドハウスと呼ばれる名画座に通い、
映画に親しんだ。
まだビデオも一般的にはなかった時代だ。
大学生のころ、レンタルビデオ屋が生まれたが、
当時はほとんどが粗悪品のダビングした違法ソフトを貸し出しているような店が当たり前だった。
それが一本何百円もする。
そんなものを借りて家で見るよりも、同じ値段でしかも二本とか三本!!
大きなスクリーンで映画を観ることが日常だった。
ほとんどが記憶にも残らないような安っぽい作品だったが、
中には思いがけない傑作があったりする。
そんな作品に出会えると、思わず一日中同じ映画館で過ごしたりする。
リピートして、二回、三回と観てしまうのだ。
今と違って入れ替わりなんてなかったからね。
一日中、映画館で寝ているオジサンもいた時代だ。
禁煙なのに、平気でタバコ吸いながらビール飲んでるオッサンもいた。
さて、700万円達成で行うこと、それは『アパシー 学校であった怖い話 極』の追加シナリオパックだ。
実はすでに作り始めている。
全部で6タイトルあるが、そのすべてが分岐シナリオとなる。
藤丸が主人公となる『その名はさとり』は一本道にしようと思ったが、
スタッフが分岐付きにしましょうということで全員で藤丸の勉強をしている。
なので、家の倉庫を引っ掻き回して藤丸のゲーム、攻略本、マンガ雑誌(知っている人間は相当の藤丸通だね)を見つけた。
これで、僕も含めてスタッフ全員で勉強することにした。
特に、藤丸関連の書道部コース支援者がぞくぞくと増殖中なので、いい機会だね。
なお、藤丸に関しては別途次回以降のブログで詳細を書かせていただく。
岩下が語る『正義のゴネシエーター』の根幹シナリオは僕が執筆し、すでに分岐の振り分けも終了している。
荒井が語る『牧場奇譚・完全版』はすでにどのような分岐を描くかスタッフとの打ち合わせも終了し、今週中に分岐付けが終わる予定。
その後、僕は『赤い靴下』と『その名はさとり』の根幹シナリオを執筆する。
『赤い靴下』もちょっとした仕掛けを用意するつもりなので楽しみにしてほしい。
新堂が語る『山姥』は『百点塾』の派生シナリオなので他のスタッフが執筆するが、もしかしたら分岐の一つを僕が書くかもしれない。
『死者の呼ぶ館』が一番大物になるが、これは完全にRPGシナリオなので、まずシステムを作らないとね。
みんなで相談しながら作っていく予定。
というわけで、追加シナリオパックといってもこれだけで数十万文字を超える大作になる。
で、これを8月の夏コミで発売しようと思っている。
夏コミ落ちたら、第一回鳴神学園生徒総会で発売するよ。
ダウンロード版も同日発売予定だ。
ちなみに価格だが、クラウドファンディングで支援金を集められたおかげで
ダウンロード版は千円で発売したいと思っている。
パッケージ版はどうするか検討中だが、出来る限り安価で発売できればと思う。
楽しみに待っていてくれ。
そして皆さんお待ちかね『アパシー 学校であった怖い話1995 月下美人の章 第二巻』も
今年の夏コミでの発売を予定している。
現在、海凪がちょっと風変わりなPVを鋭意作成中。
クラウドファンディング実施中に公開できるか、土日も休まず連日連夜励んでいる。
第二巻の全貌が、よくわかるPVになること必至。
こちらも期待してくれ。
というわけで今年の夏のナナコロ、
皆さんの温かい支援のおかげでグラインドハウスよろしく二本立てでお送りできることになった。
クラウドファンディングも残り10日間。最後まで突っ走るぜ。
けろけろわほーーーーん!!