2019/04/14 12:21
![thumbnail](https://static.camp-fire.jp/uploads/project_activity/image/78668/IMG_2391.jpg?ixlib=rails-2.1.4&fit=max&auto=format)
ご覧のように焼き網も網屋を開けそうなくらい
試作を繰り返しました。
最初は伝統的な亀甲編みでの製作を考えていたのですが
いろいろと問題点が見えてきました。
まずは洗いやすさ。
細い針金を手で編んでいるので、交差部分が多くなり、
直線的なものよりも、当然洗いにくくなります。
またその細さゆえ炭火で熱せられた部分が
一回使っただけで黒く変色します。
元から黒ければ目立たないのではと黒く染めたりしましたが、
見た目が火鉢に合わなくなりました。
そもそも変色ってのは酸化なので耐久性にも影響していきます。
あとはコスト。
亀甲網は職人が時間をかけてつくるものなので
大量につくったとしてもコストが下がりません。
亀甲網を断念したあと、交差タイプなども検討した結果、
いまのストレートなタイプに落ち着きました。
洗いやすく、変色しにくく、丈夫な焼き網ができたと思っています。