思わぬことが起きます毎日。
「NO BORDER」は誰もやったことがないことだからそれはそうなります。
今日はプロジェクターの置き方に関して変更がありました。
いかにお客さんから邪魔にならないように、そしてステージ上の演者に妨げにならないように
と思って最初の設置の仕方を考えていましたが、技術的にどうしてもクリアできない点が出てきました。プロジェクターの技術の方とがっつり打ち合わせです。その前に当然代替案を考えていきます。ところがその代替案が素人の机上の空論だとすぐに判明します。
「こういう方法ならできます」「いやそれは演出意図がまるで逆になります」
などなどの議論があり、そこで大事なのは想像力です。
客席からどう見えるか?
それはスクリーンの中をどう作るか?ということに関係しています。そのことの最新状況を知っているのは演出家の僕だけです。全体の照明をどう作るかにも関係しています。それもこれからですからそこも計算して「想像」しなくてはなりません。そしてそれは今までの経験を全部足しても「多分こうなる」しかありません。
最終的には「神様味方して!」です。
最初にこだわっていた部分を全部捨てました。そして新たな見せ方が決定。このことが後で振り返って「あそこでこのプランにしてよかったね」となるかどうかは
やってみなけりゃわからない!
そして何より大事なのはその結果を「やっぱりこれで良かったんだ」とその時に思うこと。
どうやっても選べる未来は一つなのだから前向きに受け止める。
そうしたら次のツキもやってくる。