【Nesmaの思い】
約2年前、ENTA OMRIのプレ公演として東京アルハンブラで行ったショーの最後にNesmaが語った言葉です。
沢山のオリエンタルダンスを愛する方々に共感いただきました!
これは今も私たちAl-Andalusジャパンの活動の基本理念です。
===================
「Enta Omri」ショーについて少しお話したいと思います。
はじめに、私の夢はいつの日か、オリエンタルダンスが(一般的に)劇場で公演されるようになり、芸術としてその地位が確立されることです。
そのために、オリエンタルダンスに関わる人々で協力し、少しずつ努力を行えば、実現できると思います。
一つの例を紹介します。
現在私のいる「レストラン・アルハムブラ」では、フラメンコのショーが行われており、私はこのことをとてもうれしく感じています。なぜならフラメンコは40・50年前まではあまり知られてなく、現在のような地位を持っていませんでした。丁度今のオリエンタルダンスのような状況です。
劇場で公演される事もなく、世界では、いえスペインでさえ芸術として認められていませんでした。それが少しずつ変わっていき、劇場で公演されるようになり、世界でも認められていきました。
その変革に世界で最初に携わったのがこの日本です。フラメンコを認め、ショーを開催し、フラメンコの芸術としての成長を大いに助けました。
このことは皆さんに是非知ってもらいたいことです。
皆さん、10月の「ENTA OMRI」ショーに是非お越しください。このショーはウンム・クルスームにオマージュとして捧げられたもので、私はこの劇場公演の構想をずいぶん前から描いてきました。クラシカルなアラブ音楽の劇場公演の開催を。
今回日本での公演を日本の出演者たちで開催できることを嬉しく思います。
みなさん、ご協力ありがとうございます。
Nesma