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「介護者がいれば生きていけるのに…」そんな現状を知ってもらうイベントを開きたい

特定非営利活動法人(NPO法人)境を越えては、障害を持つ方が介護者不足で生活や生きていくことがままならない現状を変えていく団体です。法人のスタート記念として、六本木ミッドタウンにて、トークライブ「境を越えた瞬間」、映画「風は生きよという」上映会、武本花奈写真展 THIS IS ALS を開催します。

現在の支援総額

1,872,500

187%

目標金額は1,000,000円

支援者数

178

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/04/15に募集を開始し、 178人の支援により 1,872,500円の資金を集め、 2019/05/17に募集を終了しました

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「介護者がいれば生きていけるのに…」そんな現状を知ってもらうイベントを開きたい

現在の支援総額

1,872,500

187%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数178

このプロジェクトは、2019/04/15に募集を開始し、 178人の支援により 1,872,500円の資金を集め、 2019/05/17に募集を終了しました

特定非営利活動法人(NPO法人)境を越えては、障害を持つ方が介護者不足で生活や生きていくことがままならない現状を変えていく団体です。法人のスタート記念として、六本木ミッドタウンにて、トークライブ「境を越えた瞬間」、映画「風は生きよという」上映会、武本花奈写真展 THIS IS ALS を開催します。

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はじめに・ご挨拶

岡部宏生と申します。境を越えての代表をしております。
ALS(筋委縮性側索硬化症)を発症して今年で12年目です。24時間人工呼吸器と共にあり、身体はわずかに動く口の動きと眼球の動き以外、自分の意思で動くところはありません。ですが、特殊なコミュニケーション方法を活用することで自分の気持ちを発信することはできますし、冗談を言い合ったり、喧嘩だって可能です。この文章もその方法で記録しております。発病当初、12年後の自分を想像することはまったくできませんでした。これも皆、私を支えてくれている方々がいればこそ、感謝に堪えません。
しかし、現状は重度に障害を持った全ての当事者が皆、安心した在宅生活をとれているかというとそうではありません。私自身、今支えている介護者の一人でも欠ければ生きていくことはできない、ギリギリの状態です。
介護者不足、世間一般でも聞くこの言葉ですが、医療的ケアや特殊なコミュニケーションを必要とする私達にとって、この介護者不足の深刻度はまったく異なり、命に直結する問題です。
自分に残された時間で何かできることはないか?
現状を少しでも打開し、当事者が少しでも生き生きと暮らしていけること、家族も自分の暮らしを大事にしていけるためにできること、ただひたすらにやっていきたいと思っております。

※ALSとその生活について参考動画「境を超えて - Beyond the awareness gaps」
https://www.youtube.com/watch?v=5euJhZLeF20

私たちNPO法人 境を越えては、まずは、少しでも多くの方にこのような現状を知ってもらうことが重要だと考えています。
広報活動の一環として、今回のイベントを主催いたします。


このプロジェクトで実現したいこと

特定非営利活動法人(以下NPO法人)境を越えてのスタートを記念イベントとして、トークライブ「境を越えた瞬間」&映画「風は生きよという」上映会&武本花奈写真展 THIS IS ALS を開催。
日程:イベント 2019/6/15(土)、写真展示 2019/6/15(土)~6/30(日)
場所:イベント…東京(六本木)ミッドタウンRoom7、写真展…地下1階50mウォール
主催:NPO法人 境を越えて
内容:
①NPO法人 境を越えての活動について

②映画「風は生きよという」上映会+トークライブ
監督:宍戸大裕 出演:海老原宏美(境を越えて理事)
http://kazewaikiyotoiu.jp/
人工呼吸器ユーザーにスポットを当てた、ドキュメンタリー映画です。

③THIS IS ALS 写真家武本花奈によるトークライブ
主にALS当事者と身体障がい者を撮り続けた写真展です。
・前回写真展の様子
https://www.at-s.com/news/article/local/central/584795.html
http://www.tbgu.ac.jp/faculty-topics/26237
・ALSと生きる姿見て 自身も脳腫瘍抱える写真家 患者の懸命な日常追う(東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201901/CK2019010902000186.html?fbclid=IwAR0eqBYFg68ufTE7GDH4THCW6mfBgdWwkOaCf2o56zbQc727xwKn5yMvsqw

④トークライブ「境を越えた瞬間」
ゲスト:当事者、医療関係者、学生ヘルパーなど


プロジェクトをやろうと思った理由

「このまま病院で死にたくない」

東京で10年間在宅生活をしていたある患者がいましたが、介護者不足で在宅は破綻、病院を転々とした生活を送ることになった時の、彼の言葉です。

まずは知ってほしい。
1.重度に障害を持ち在宅で生活している、したい当事者がいること。
2.重度に障害を持ち在宅で生活をしている人達を支えるプロフェッショナルがいること。
3.重度に障害を持ち在宅で生活している当事者とその家族を支える新しいネットワークが必要であること。
これが私達がNPO法人境を越えてを立ち上げた理由です。
これらの現状をまずは知っていただきたい、そしてあらゆる境を越えたいという願いを込めて、今回のスタート記念イベントプロジェクトを実施します。


これまでの活動

ご存知の通り、現在日本では深刻な介護者不足が問題になっています。しかも高齢者の介護者不足だけでなく、重度に障害を持ち、在宅で暮らす当事者にとっては、とくに大きな問題となっています。また、当事者家族の負担も大きく、当事者と同じくらい生き方や選択肢が制限されてしまうこともしばしばあります。
私たちは、これまで、大学生、専門学校生をヘルパーとして育成することで、重度に障害をもった当事者の生活を支えられる仕組みを作る活動をしてきました。重度に障害を持ち、在宅で生活する当事者を支えられるプロフェッショナルは、ヘルパーが1000人に対して1~2%ととても少なく、全ての生活をプロフェッショナルだけで支えることは不可能です。しかし、当事者本人とプロフェッショナルが学生を指導していくことで、学生をヘルパーとして育成し、介護力とすることが可能となりました。一方、学生が多くなればなるほどそのマネジメントの負担は当事者や家族、プロフェッショナルにかかってくることが活動の中で明らかになりました。そこで、マネジメント担当をおき、シフト管理、学生へのこまかなフォローなどを行うことで、プロフェッショナルと当事者はより介護技術的指導を学生に行えるようになりました。
これまで、多くの当事者の方から学生ヘルパーを使いたいという相談を受けることはありましたが、その育成方法には体系的なものは確立されておらず、誰に対してもすすめることができるものではありませんでした。当事者が育成するという気持ちでいなければ続かないこと、マネジメント担当にかかる人件費問題など、指導するというスタンスや金銭的な問題もありました。
一方、学生ヘルパー経験者へのこのバイトの魅力を調査した結果、このバイトを知り、飛び込み、継続できた学生の多くが「社会観の広がり」、「一般的なバイトとは異なる感覚」、「必要とされる感」等、ただの労働とは異なった何かをつかみ、成長していったことが明らかになっています。
そこで私たちは、このような仕組みを体系的に全国で実施するために、NPO法人境を越えてを立ち上げました。上記の現実を、まずは様々な方に知っていただくために今回のイベントを開催いたします。


資金の使い道

会場費、上映費、写真展示費等


リターンについて

■サンクスメールコース(¥500- のリターン)
イベントへのご支援に感謝の気持ちをお伝えするサンクスメールをお送りいたします。いつかお会いしたときには直接お礼をお伝えしたいと思います♪

■イベントチケットコース(¥3,000- のリターン)
イベントチケット…今回のイベントの参加チケットを当日受付にてお渡しいたします。

■イベント会場内に支援者としてお名前掲示コース(¥5,000- のリターン)
イベントチケット+お名前掲載…上記に加え、イベント会場内に、お名前を掲載させていただきます。

■当法人ホームページとSNSに支援者としてお名前掲示コース(¥10,000- のリターン)
イベントチケット+お名前掲載(会場とweb)…上記に加え、当法人ホームページ内(半年間)とSNSにお名前と支援メッセージをご紹介させていただきます。

■映画「風は生きよという」パンフレット(監督・主演俳優のサイン入り)コース(¥20,000- リターン)
サイン入りパンフレット…映画「風は生きよという」のパンフレット(監督・主演俳優のサイン入り)を、当日お渡しいたします。(先着 10名様)
+イベントチケット+お名前掲載(会場とweb)

■武本花奈サイン入り作品コース(¥30,000- リターン)
2L版サイン入り作品とオリジナルクリアファイル…展示中の武本花奈の作品を2L版サイズ(サイン入り)とオリジナルクリアファイルを、当日お渡しします。(先着10名様)
+イベントチケット+お名前掲載(会場とweb)

■NPO法人境を越えての理事3名掲載本・著書サイン入りコース(¥50,000- リターン)
境を越えての理事である岡部宏生原稿掲載「なんとなくは、生きられない」、海老原宏美著「まぁ、空気でも吸って-人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの」、天畠大輔著「声に出せないあ・か・さ・た・な―世界にたった一つのコミュニケーション」サイン本3冊セットを、当日お渡しします。(先着10名様)
+イベントチケット+お名前掲載(会場とweb)

※ご支援くださった方全員に、イベントへのご支援に感謝の気持ちをお伝えするサンクスメールをお送りいたします。(6月初旬に発送予定)
※イベント参加者にはメールにて、イベントプログラム案内とイベントへの思いをスタッフよりお届けします。(6月初旬に発送予定)
※リターンを辞退することも可能です。その場合は金額に関わらず、お礼のメールのみ送信させていただきます。
※在庫に限りがあるものは先着順とさせていただきます。
※お名前掲載は匿名可能です。支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。 記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたします。ご了承ください。
※サイン入りコースで当日会場に来られない方は発送いたします。送付先ご住所をご記入ください。


実施スケジュール

クラウドファンディング実施期間:4/15(月)~5/17(金)
お礼メール・イベントご案内メール送付:6月初旬
イベント開催: 2019/6/15(土)
写真展示期間: 2019/6/15(土)~6/30(日)


最後に

NPO境を越えてでは、イベントのあとも継続的に応援していただける会員を募集しています。
是非、ご検討ください。

※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • この度は、ご支援いただき大変ありがとうございました。境を越えて~スタート記念イベントとして、トークライブ「境を越えた瞬間」&映画「風は生きよという」上映会&武本花奈写真展 THIS IS ALS~の活動報告です。このイベントは、NPO法人境を越えての設立報告を兼ねて、障害当事者の生活や介護者不足の現状を知っていただくために開催いたしました。NPO法人境を越えては4月に法人化しましたが、数年の準備期間にも大変多くの方々にお世話になって参りました。そうした方々へのお知らせとお礼も込めて、今回の開催となりました。ただ、私たちの予想以上に反響が大きく、当初予定していました150人の枠がクラウドファンディングだけで埋まってしまい、多くの方の申し込み希望があったにも関わらず、ご参加しづらい事態となってしまいました。そのため、急遽、入れ替え制で第二部の開催を決定しました。私たちの不手際からご迷惑をおかけいたしましたこと、この場を借りて改めてお詫び申し上げます。また、写真展を含め、新聞やTVに取り上げていただきました。とくに写真展は約2週間の展示期間で、多くの方の目に触れることができ、SNSでも反響が大きかったです。福祉関係者はもちろん、介護や福祉について今まで関わりが少なかった方々からも、とてもよい反応をいただけました。例えば介護問題を、自分の身に引き付けて考えるようになったなどの感想をいただけたのは、幸甚の至りです。下記に写真と動画を中心に各コーナーを簡単にご紹介いたします。■司会者自己紹介とイベント趣旨平野裕加里…フリーアナウンサー、元中部日本放送アナウンサー、有限会社 LIBRA代表今井出雲…市川市生活サポートセンターそら相談支援員、元障害者のリアルに迫るゼミ幹事■理事長挨拶岡部宏生…境を越えて理事長(代読:佐藤葉月…看護師、元学生ヘルパー)■NPO境を越えての活動について鈴木翔三…境を越えて事務局長、“ゆたカフェの集い”幹事本間里美…境を越えて事務局次長、理学療法士■映画「風は生きよという」上映会+トーク宍戸大裕…監督、映像作家海老原宏美…出演、境を越えて理事、自立生活センター東大和理事長西久美子…介護士向山夏奈…㈱現代書館、元学生ヘルパー■武本花奈写真展 THIS IS ALS 写真家トーク武本花奈…写真家■トークライブ「境を越えた瞬間」司会者:海老原宏美・鈴木翔三登壇者:天畠大輔…日本学術振興会 特別研究員 PD、境を越えて理事、当事者山崎彩恵…介護福祉士、境を越えて理事本間武蔵…作業療法士照井直樹…国家公務員武藤将胤…ALS当事者、一般社団法人WITH ALS 代表理事、コミュニケーションクリエイター、EYE VDJ中山優季…看護師宍戸大裕…映像作家山田康子…介護福祉士、境を越えて理事、有限会社ぴあねソサエティ社長本間里美…理学療法士、境を越えて事務局次長真下貴久…ALS当事者清水仁美…介護福祉士吉澤卓馬…作業療法士、学生ヘルパー鈴木 美夏…作業療法士、学生ヘルパー川村 由里…看護師、学生ヘルパー千葉 早耶香…看護師、学生ヘルパー◇特別ゲスト吉藤健太朗(オリィ)…ロボットコミュニケーター、株式会社オリィ研究所代表取締役所長、デジタルハリウッド大学大学院特任教授 ■閉会の挨拶第一部:今井出雲第二部:鈴木翔三■メッセージコーナークラウドファンディングのリターンとして、お名前とメッセージを掲示させていただきました。■作品コーナー金子ゆかり…イラストレーター、ネマリンミオパチー当事者清水樹…書道家、半身まひ当事者■物販コーナー■共催・後援: (順不同)せりか基金、ひまわりと空、特定非営利活動法人ALS/MNDサポートセンター さくら会、WITH ALS、自立生活センター東大和、人工呼吸器ユーザーネットワーク 呼ネット、(株)ぶどう社、(株)Dai-job high、ヴォイスアーク建築事務所 / VOES architects & consulting、「障害者のリアルに迫る」東大ゼミ、(株)ななみ、 (株)まんまる笑店、 NPO法人ICT救助隊、一般社団法人WheeLog、特定非営利活動法人PADM(遠位型ミオパチー患者会)、(株)アーキヴィジョン広谷スタジオ、(株)acrylic、(株)オリィ研究所、 (有)ぴあねソサイエティ、ゆたカフェの集い、(株)ALサポート生成、松田工房、(有)LIBRA、(同)マリア・カサブランカ■ダイジェスト動画https://youtu.be/Q0Y2-Z4a7Xc今後も、またイベントを開催していき、多くの方に現状を知っていただきたいと思います。また、同時に介護者不足改善に向けて具体的な活動を進めていきますので、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。境を越えて 事務局 もっと見る

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