おはようございます。
もう一年が経ってしまいますが、昨年9月にROMUVEが開催した公開研究会において、円熟期に書かれたブルックナーの珍しい室内楽、弦楽五重奏曲とインテルメッツオの2曲が演奏されました。
すでにYouTubeにその様子を掲載し、皆様にもお知らせしていましたが、その際の録音は、極端なオンマイクによるモノラル音源であったことから、別マイクで収録された高音質の音源で編集し直し、再度、YouTubeに掲載しました。若い奏者たちが美しい音色と練り上げた表現で作品に迫っていることがよく分かる、当日の会場の雰囲気を伝えるいい録音になっています。
Anton Bruckner ‐ Streichquintett F-dur WAB112 弦楽五重奏曲
Anton Bruckner - Intermezzo d-moll WAB113 インテルメッツォ
ブルックナーの弦楽五重奏とインテルメッツオは、YouTubeにもあまり多くの演奏が掲載されておらず、この映像はとても貴重な記録となっています。掲載後、世界中の方に視聴されており、先日、アメリカと香港のブルックナー協会の代表者の方から、「素晴らしい!」と激励のメールをいただきました。
弦楽五重奏は40分を超える大作ですが、たっぷりお時間のあるとき、じっくりお聴きいただければ幸いです。