ロマン派音楽研究会ROMUVEからのお知らせです
NHK交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団などの客演奏者として、また、ロマン派音楽研究会管弦楽団フルート講師、洗足学園音楽大学管弦楽団演奏補助員として活躍されているフルート奏者の宮川彩音さんが、2023年10月22日、ドイツのデュッセルドルフで審査が実施されたアントン・ルービンシュタイン国際コンクール2023フルート部門(オンライン開催) で第1位を獲得しました。
本コンクールは、ドイツのデュッセルドルフ及びベルリンにあるアントン・ルービンシュタイン音楽院が主催するヨーロッパ中規模のコンクールで、入賞者からはウィーンフィルをはじめ、ドイツオーストリアの有名オーケストラ奏者を輩出するなど、実力者が出場するコンクールです。
宮川さんは、2019年、予選を通過し、ベルリンで開催された本選に出場(入選)以来の参加でしたが、 コロナ禍以降、オンライン審査となっており、2021年以来開催された今回のフルート部門においても、全面ビデオ審査によるコンクールとなっています。
今年7月に東京で開催されたリサイタルで収録したリヒャルト・シュトラウスのヴァイオリンソナタ(エマニュエル・パユによるフルート編曲版)第1&第3楽章を提出し、見事、栄冠を勝ち取りました。
演奏技術だけでなく、音楽表現及び音色に関して高い評価を受けての第一位です。その演奏動画は以下のとおりです。ぜひ、多くの方にお聴きいただければ幸いです。
R.シュトラウス / ヴァイオリン(フルート)ソナタ変ホ長調 op.18(パユ編曲版)
第1楽章
https://youtu.be/yyKdolHSYhk?si=Y5Hky6RfbRLwAGIF
第3楽章