Check our Terms and Privacy Policy.

鹿の毛皮のアウトドアギア『OCHIBA』でアウトドアシーン に命を吹き込む。

鹿の毛皮を一頭分、丸々利用したアウトドアチェア・カーミットチェアのカバー「OCHIBA」を開発・先行販売を始めます!

現在の支援総額

541,000

100%

目標金額は540,000円

支援者数

22

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/04/19に募集を開始し、 22人の支援により 541,000円の資金を集め、 2019/05/30に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

鹿の毛皮のアウトドアギア『OCHIBA』でアウトドアシーン に命を吹き込む。

現在の支援総額

541,000

100%達成

終了

目標金額540,000

支援者数22

このプロジェクトは、2019/04/19に募集を開始し、 22人の支援により 541,000円の資金を集め、 2019/05/30に募集を終了しました

鹿の毛皮を一頭分、丸々利用したアウトドアチェア・カーミットチェアのカバー「OCHIBA」を開発・先行販売を始めます!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

鹿の毛皮×アウトドアギア

はじめまして。

今回、“いのち”“ストーリー” を感じられるアウトドアギアを開発すべく、アウトドアメーカーの野良道具製作所と我々「物語」が共同開発したのが、こちらの鹿毛皮カーミットチェアカバー「OCHIBA」です。



鹿の毛皮×アウトドアギアという全くあたらしい物語の掛け合わせに挑戦しています。
皆さまのアウトドアライフに「物語」を取り入れてみませんか?


「OCHIBA」製作に至った物語


鹿といえば、神話の世界に出てきたり日本の守り神と言われるほど馴染みの深い動物で、当プロジェクトをご覧のようなアウトドアフリークの皆さまはキャンプの行き帰りなどでも一度は見られたことがあるでしょう。

みなさまは昨今の鹿の現状を知っていますか?

農作物を食害し、植生を破壊する恐れがあるということで、日本の大きの地域で獣害駆除対象となっています。



そして害として駆除された鹿たちは一部ジビエや革製品と形を変えています。

しかし鹿の毛皮は実は95パーセント以上、埋設・焼却処分されているんです。


人間の都合で駆除し、なおかつ捨てている。

それはなぜか。


鹿の毛皮が加工にとてもコストがかかり高い技術力が必要とされているからです。

命をいただいておきながら命を捨てている現状に、狩猟者でもある我々がなんとかメスを入れなければ変わらないし、カッコわるい。

そんな思いから鹿の毛皮とアウトドアギアを組み合わせた「OCHIBA」は誕生しました。



個性という物語

国産鹿毛皮一頭を丸ごと使った『OCHIBA』は、プロダクト一つ一つにその一頭がもつそれぞれの個性とストーリーが刻まれています。

毛皮自体の大きさ、毛皮の模様、たくさんの修羅場をくぐり抜けてきたときに付いた傷etc…

一つ一つ全く違った個性とストーリーを兼ね備えており、それを手で触れて感じ、目で見て感じる。今までにないアウトドアギアとの接し方ができるプロダクトです。

 

 
毛皮という物語

昨今、批判を浴びている他の毛皮製品と大きく異なるのは、採取を目的にしておらず、「野生」にこだわっているところ。

いわゆる、エシカルレザーです。


実際に焼却処分される予定だった毛皮を買い取り、日本でも有数の技術を持った毛皮なめし工業地帯である奈良県菟田野で加工しております。



確かな技術を持って、今までの野生の毛皮のイメージを覆し

全く匂いもなく、触れて気持ちのいいものになりました。 


様々なシーンに溶け込む「OCHIBA」

OCHIBAの名前の由来は鹿の紋様が、森の中に溶け込む落ち葉に似ているから。

鹿と同じように「OCHIBA」は様々なシーンに溶け込みます。


鹿たちが自然の中を生き抜く上で進化してきた模様。

それは無機質な場所にも命を吹き込みます。


殺されて、利用されずに捨てられるだけの命


「増えすぎた」から「減らされ」て、
獲れた肉はジビエになり、尻尾はお金になり。そして、あとは「捨てられる」

もちろん、鹿という「害獣」の「駆除」という観点で言えばそれで何の問題も無いのでしょう。


「獲れたから良い」

「減ったから良い」

「お金になれば良い」


そんなものは、私がやりたい狩猟ではありませんでした。

キレイゴトなのかもしれません。

でも、「増えすぎた」から「減らされる」。


生き物って、そんなふうに足し算引き算で語れるものなのでしょうか?

僕たちは、どうしてもそうは思えないんです。


だから私はせめて、奪った命を「捨てる」ことだけはやめたかった。

そして、その想いを初めて形にしたのが、

「OCHIBA」 です。 



捨てられる毛皮を“有効利用”したかった、もちろんそれは大きな理由です。

でも、一番大きな理由は、毛皮に直接触れてもらうことで
その鹿が生きてきた“ものがたり”を感じてもらいたかったからです。


この毛皮を、ぜひ手に取って見てあげてください。

そこかしこに、傷や、傷の治った跡がたくさん見つかるはずです。


野を駆け、木の枝に引っかけて出来た傷なのかもしれません。
もしくは雄同士の戦いで出来た名誉の傷なのかもしれません。


もちろん、それはその鹿の“ものがたり”のほんの一部に過ぎないけれども、
でもそれは、その鹿が確かに生きていた事の証拠であって、

どうか、そのことを忘れないであげてほしいんです。



このチェアカバーをキャンプに持ち出して、
野の中で椅子に腰かけて、ひと息ついた時。

その背のぬくもりに、“いのち”を感じてもらえたら。
我々としてはこれほど嬉しいことはありません。


実行者について

鹿毛皮ブランド『物語』は、実際に狩猟者として山を駆け巡りながら命と向き合う仕事をするメンバーを中心とし、無駄にされる命の物語を価値にするために2018年10月に結成されました。

当プロジェクトを始まりとして、アウトドアギアだけではなく、様々な鹿の毛皮の利用方法を模索し、従来のあたりまえを覆す、画期的なプロダクトを生み出します。『物語』を通して、日常に命を考えたり、話したりできる機会を提供していきます!


製品情報・仕様

使用素材は、

・ニホンジカ一頭分の毛皮(チェアカバー用に上42cm/下45cmのテーパード長さ80センチに裁断)

・シートベルト(廃材を利用・物語ブランドロゴ刺繍入り)

・バックル(プラスチック素材)

素材を最大限活かしたシンプルな仕様になっています。


関係者の想い

▶︎アウトドアギアメーカーとして

今回のカーミットチェアカバー「OCHIBA」は、狩猟者である私の友人が関わる団体と僕が代表を務める野良道具製作所との共同で製作しました。

製作のきっかけは、ある時その友人が贈ってくれた鹿の毛皮でした。

毛皮なんて見たことも触ったことも無かった私は、まるで “今も生きているかのような” その迫力に圧倒されたのを今でも覚えています。

そしてもう一つ衝撃だったのが「こういった毛皮は、剥いだ後は大抵捨てられている」という事に対してでした。



「これが・・・捨てられる・・・?」


決して、有害駆除や残滓を捨てることを批判したい訳じゃありません。

ただ単に、命のぬくもりをまだ感じられるこの毛皮という素材を、何とか活かしたいと私は思いました。

当然の事ながら、一つとして同じ毛皮はありません。模様、毛並み、色合い、全部それぞれ違います。

私はこの毛皮の、そういう「素材」としての魅力そのものに惹かれました。



命に触れる、というキャッチコピーは少々大げさですが、毛皮を単なる飾りではなく直接触れるアウトドアギアにすることで、そのギアを使ってくれる人もまた色々感じる所があると思います。



▶︎キャンパーとして

キャンプを始めたきっかけは川遊びでした。

川で遊んで、酒を飲んで、魚を取って、河原で焚き火を囲んで眠る。

そんなほぼ野営から始まったキャンプには、「命」を感じる機会がたくさんありました。

手作りの箸で平たい石を皿にして、捕まえた魚を食べる。

キャンプは我々が暮らしている便利な世の中からかけ離れた非日常を体験する場でした。


しかし、いつのまにかキャンプは非日常ではなく日常になりました。

もう一度最初のようなワクワクが欲しい。「命」を感じたい。

そんな想いで今回「OCHIBA」のプロジェクトに参加しています。


”命をさわって感じる。”


OCHIBAを通して、無機質だったキャンプに新しい風を吹き込むキッカケになって欲しい。

そう願っています。



▶︎狩猟者として

狩猟に関わって、4年。
ずっと悔しかったことがあります。

それは、
多くの狩猟者が
『鹿は報奨金目的以外、お金にならないので捨てる』
という感覚が当たり前であることでした。

ただ実際に、猟師になってみて、
自分でも解体から骨や皮までを利用できる方法を模索しましたが、とても大変でした。

そんな葛藤を続けて、1年。
鹿毛皮を使った初めてのプロダクト、『OCHIBA』が生まれました。


猟師という命を獲る、尊い仕事を
もっとカッコよく、スマートな仕事にするために、
獲った命をできる限り、有効活用するために、

『OCHIBA』をはじめとする、
みなさんの生活の中に、自然と命を感じられる
そんなプロダクトを作っていきたいと思います。



Q&A

Q. 毛皮って臭いがあるのでは?

A. 個人レベルの鞣しではどうしても肉が残りやすく、また鞣しのムラも起きやすいため臭いがつきがちですが、OCHIBAは専門の鞣し工場で鞣しているため不快な臭いはほとんどありません。

毛皮は「鞣し」でほぼ品質が決まります。

そしてOCHIBAはその鞣し工程を国内随一の工場に依頼しておりますので、毛皮としては最高峰の品質と言っても過言ではありません。

毛の抜けに関しても同様で、多少は抜けますが通常の使用においては全く気にならないレベルに仕上がっています。


Q. 手入れなどはどうすればいいの?

A. 毛皮ですので、最低限の手入れなどは必要です。

定期的にブラッシングしてあげたり、ファー専用リンスなどを利用して手入れをしていただくと、長く品質を保つことができます。


Q. 毛が抜けたりはしないのですか?
A. 生き物の毛皮なので、多少の毛抜けは発生します。(また、個体差もございます)

ただ、個人が鞣された毛皮では非常に毛が抜けやすいことが多いですが、OCHIBAは毛皮のコートなども製造している専門工場で鞣しておりますので、比較的に毛が抜けにくい毛皮に仕上がっています。


Q. 購入後、いつ届くの?

A. プロジェクト終了後、本生産を開始します。鞣しの工程に約1ヶ月間、製造に半月ほどかかりますので、発送は8月頃になります。暑い時期になりますが、秋キャンプなどの利用までには間に合うようになっておりますので、楽しみにお待ちください。

 

Q. 元々ついてるファブリック(張り布)はどうすればいいですか?

A. OCHIBAは「チェアカバー」ですので、元々カーミットチェアに付属している張り布の上に被せる形となります。張り布を交換する必要はありません。

 

Q. カーミットチェア以外には使えませんか?

A. OCHIBAはカーミットチェアに合うように設計してはいますが、あくまでも「チェアカバー」ですので、長ささえ合えば他のチェアにも取り付けることが可能です。

長さなど、備え付けのベルトの調整できる仕様になっています。


Q. その他、質問したいことがある

A. クラウドファンディングのメッセージ機能を利用し、お気軽にご相談ください。また、当社のメールアドレス(info@monogatari.me)にて連絡も可能です。


最新の活動報告

もっと見る
  • 鹿毛皮のカーミットチェアカバー『OCHIBA』発送完了しました!

    2019/08/30 16:13

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • この度は、鹿の毛皮のアウトドアチェアカバー『OCHIBA』の先行販売を応援していただきまして誠にありがとうございました。昨日、無事目標金額を達成し、募集期間も終了いたしました!今回ご購入いただきました皆様はブランド『物語』の初めての商品を手にとっていただけることとなります。『OCHIBA』を入り口に、今後も様々な商品を作っていきます。どうぞ今後とも末長く応援していただけますと嬉しいです!また、購入していただきました皆様への商品発送に関わる準備は早急に進めさせていただきます。どうかもう少しだけお待ちくださいませ。準備につきましても随時発信させていただきます。楽しみにお待ちください! もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト