ご挨拶
はじめまして。脇中弓子と申します。
ツーソン・レパートリー・オーケストラ2019年日本ツアー広島公演に協力している広島ターフェルオーケストラの代表をしています。
広島ターフェルオーケストラは1990年、ある保育所の音楽会のために結成され、それ以降広島市内の幼稚園や小学校で演奏していました。1994年からは本格的な演奏会を毎年3月に開催しており、今年で第26回をむかえることができました。
中世ヨーロッパの貴族たちは、食事の場でおかかえ楽士たちに軽やかな音楽を演奏させていました。このような音楽を『ターフェルムジーク(食卓の音楽)』といいますが、お茶(お酒)でも飲みながら音楽を楽しもう、という私たちにぴったりな言葉だということで『広島ターフェルオーケストラ』と名付けました。
ツーソン・レパートリー・オーケストラの皆さんとの出会いは2015年の初来日の時です。
指揮者の田川さんから、プロ、アマ問わず広島中の音楽家に一斉にメールが届きました。
わたしは、英語はまったく話せませんが、アメリカの音楽家の方と一緒に弾ける機会など、めったにありませんから、すぐに参加したいと返事をしました。
ツーソンの皆さんは、音楽を心から愛していて、楽しんでいて、プロもアマも関係なく、国や文化の違いも乗り越えて一体になれる、とても素晴らしい演奏会になりました。
まさに、音楽を通しての国際交流となり、この小さな感動が世界の平和につながっていくことを実感しました。
指揮者の田川さんは、ご自身が生まれ育った、
平和の地でもある広島での開催には深い思いを持っていらっしゃいます。
今回は、ターフェルオーケストラを中心に、60名を超える広島在住の演奏家が集結し、米国の演奏家との共演をとても楽しみにしています!
また、ソリストに、広島交響楽団の首席奏者でもある、ドイツ人チェリストのマーティン・スタンツェライトさん、広島在住のピアニスト、野村涼子さんをお迎えしています。
音楽の素晴らしさが伝わる、エキサイティングな演奏会になると思っています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします!
プロジェクトの内容
ここで、ツーソン・レパートリー・オーケストラ(TRO)についてもう少し詳しくご紹介したいと思います。
アメリカ南西部アリゾナ州ツーソン。乾いた大地に広がる青空が印象的な街。ツーソン・レパートリー・オーケストラは2011年にこの地に発足しました。
主宰者の一人、田川徹氏は、アリゾナのプロフェッショナルのオーケストラの指揮も務める実力者です。 10代で広島からジャズミュージシャンを目指す父、田川康吉氏と家族揃って渡米し、音楽を学んだ氏は、ヴァイオリン奏者として、また指揮者として経験を積むなかで多くの演奏家に出会いました。
技術ある演奏家に、もっと演奏の場を、そして若い演奏家や熱心なアマチュア奏者には、経験を積んだ奏者との共演の機会を増やしたい。彼が選んだのは、短い期間で曲を仕上げ、練習を公開するような気楽な雰囲気の、人との距離の近いステージを頻繁に持つことでした。こうして次々に新しい曲に取り組み、また過去に演奏した曲も再演していくことで、クラシックの名曲をレパートリーにしていく‥‥ツーソン・レパートリー・オーケストラの名前の由来です。
このTROの思いに共感した広島在住音楽家と来日TROメンバーで、音楽の絆・国際交流コンサート 広島公演を開催いたします。この公演は米国と日本の音楽家が共演することで生まれる音楽を通じた国際交流、日本で活動する音楽家への演奏機会の提供および聞き手にオーケストラの生演奏に触れてもらう機会を提供することを目的とし、音楽演奏を通して日米の友好を深めこれからの世界平和を願う活動です。今回、広島在住の参加演奏者は約60名、TROの参加演奏者は約30名を予定しています。
コンサートの詳細
米国ツーソン・レパートリー・オーケストラ
音楽の絆・国際交流コンサート 広島公演
日時:2019年7月13日(土) 18:00開演(17:00開場)
会場:JMSアステールプラザ 中ホール
プログラム:
スーザ/星条旗よ永遠なれ
バーンスタイン(メイソン編曲)/ウェスト・サイド・ストーリー・セレクションズ
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番『皇帝』第1楽章
シューマン/チェロ協奏曲イ短調
ドヴォルザーク/交響曲第9番ホ短調『新世界より』第1・4楽章
※開演前にロビーコンサートを予定しております。
指揮:田川徹
ソリスト:野村涼子(ピアノ) マーティン・スタンツェライト(チェロ)
管弦楽:ツーソン・レパートリー・オーケストラ 広島在住の音楽家
主催:TRO日本事務局広島支部
協力:広島ターフェルオーケストラ
後援:広島県,広島市,広島市教育委員会,中国新聞社,中国放送,広島ホームテレビ,テレビ新広島,㈱中電工,広島日米協会,NPO法人 音楽は平和を運ぶ,国際交流基金
公演後に両団体の国際交流懇親会を開催します。
これまでの活動
私たちがツーソン・レパートリー・オーケストラとの出会いになった公演を紹介します。
2015年 米国ツーソン・レパートリー・オーケストラ(TRO)広島公演
日時:2015年10月14日(水)18:45開演(18:30開場)
会場:JMSアステールプラザ オーケストラ等練習場
プログラム:
ベートーヴェン/交響曲第5番『運命』第1・4楽章
シベリウス/フィンランディア
ショパン/アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズop.22 下川れいこ(pf)
田川康吉/ジャズトリプル協奏曲 田川徹(vn) 田川慧(b) 田川康吉(pf)
指揮:田川徹
主催:米国ツーソン・レパートリー・オーケストラ(TRO)
詳細は下記サイトをご覧ください。
https://tucsonrepertoryorchestra.org/japantrip
資金の使い道
①コンサート運営 費用
本公演を実施するホール施設利用費や楽器レンタル費、コンサートに向けた練習施設利用費に使用させていただきます。
②国際交流の懇親会の費用
演奏会実施後に、来日されるTROの皆さまとの国際交流のため、ささやかですが懇親会を予定しております。こちらの飲食等費用に使用させていただきます。
③その他経費
コンサートをより多くの方に知っていただくための広報経費、支援いただいた皆さまへの返礼郵送費等の諸経費に使用させていただきます。
リターンについて
【2,000円コース】
アリゾナ州ツーソンの絵ハガキによるお礼お手紙
【3,000円コース】
音楽の絆公演1名ご招待+アリゾナ州ツーソンの絵ハガキによるお礼お手紙
【5,000円コース】
A 音楽の絆公演2名ご招待+アリゾナ州ツーソンの絵ハガキによるお礼お手紙
B 広島交響楽団首席チェロ奏者 マーティン・スタンツェライト氏直筆サイン入りCD+アリゾナ州ツーソンの絵ハガキによるお礼お手紙
【8,000円コース】
音楽の絆公演1名ご招待+広島交響楽団首席チェロ奏者 マーティン・スタンツェライト氏直筆サイン入りCD+アリゾナ州ツーソンの絵ハガキによるお礼お手紙
【10,000円コース】
A 音楽の絆公演2名ご招待+広島交響楽団首席チェロ奏者 マーティン・スタンツェライト氏直筆サイン入りCD+アリゾナ州ツーソンの絵ハガキによるお礼お手紙
B 広島交響楽団首席チェロ奏者 マーティン・スタンツェライト氏直筆サイン入りCD2枚+アリゾナ州ツーソンの絵ハガキによるお礼お手紙
【20,000円コース】
音楽の絆公演2名ご招待+公演終了後、ロビーにて指揮者田川徹、チェリスト マーティン・スタンツェライト 、ピアニスト 野村涼子との記念撮影にご招待+アリゾナ州ツーソンの絵ハガキによるお礼お手紙+ご希望の場合は、当日リハーサル見学
【100,000円コース】
脇中弓子 チェロ(ピアノ伴奏つき)生演奏出張サロンコンサート+アリゾナ州ツーソンの絵ハガキによるお礼お手紙
最後に
今回の公演が成功するよう、今後もこの活動を継続できるよう、私たちの活動や思いに共感いただけた方、ぜひともお力をお貸しください。そして、7月13日(土)には、会場でお会いできると嬉しいです。多くの方々のご支援・ご協力を、こころよりお願い申し上げます。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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