こんにちは!外交班2回生 上田那渚です。今回は、給食プロジェクトで支援しているマッチャカンヤスクールを視察した時に感じたことを書こうと思います。 給食プロジェクトを始めるにあたって、学校の先生、生徒、近くに住む村の人にヒアリングを行いました。 ヒアリングでは、現地ガイドさんとラッキーメンバーであり、ネパール人のハナさんを通して、教育について、生活についてなど沢山質問しました。そこで、学校や勉強に対する考えや気持ちを深く理解することができました。 ヒアリングを行った村は、緑が少なく、土はカラカラ。田舎で育った私は、こんな土地じゃ植物を育てるのは大変だなと感じました。 そんな村で1人のおばあちゃんに出会いました。そのおばあちゃんは、「毎日仕事を探しに町まで降りて、石を運ぶ仕事などをしている。もらったお金で孫と手の不自由な旦那さんを養っている。毎日生活するだけで精一杯で、ペンやノートを買ってあげられないから、孫を学校へ行かせたいけど、行かせられない。」とおっしゃられていました。私は自分の力だけでは、どうしようもない、手をつけられないっていうのはこういう状態なんだな、と思いました。周りの子供達は学校へ通っているのに、自分は1人でする事もなく時間を潰す。そんな毎日を過ごすお孫さんの気持ちはどうなのでしょうか… 学校に通っていない子供達はとても大人しい、そんな印象を受けました。私たちを見ると走って距離を置いたり、隠れたりしてしまいます。学校に通っている子供達は言葉が通じなくても、一生懸命ジェスチャーで伝えようとしてくれたり、手を握ってくれたりしてくれました。学校はただ学ぶための場所ではなく、社会性やコミュニケーションを学ぶ場所です。人間として成長していく中で、学校という場所は無くてはならないものです。少しでも多くの子供達が学校へ通えるように、より良い環境で教育が受けられるようにラッキーは支援していきます。ぜひ、ご理解とご協力お願い致します。