▼はじめにご挨拶
こんにちは、百人一句堂の上野政司と申します。
2017年1月6日(金)に名古屋国際センター別棟ホールにて『第一回シェイクスピア百人一首大会』を開催します。
▼このプロジェクトで実現したいこと
まず『第一回シェイクスピア百人一首大会』を開催し、今後大会を定期的に開催したいです。そしてシェイクスピア百人一首大会を名古屋の新しい文化にしたいと望んでいます。これがその第一歩のプロジェクトだと考えています。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
昔の中学2年生の英語の教科書(東京書籍NEW HORIZON New English Course Book2)に、A park or a parking area, that is the question.(公園か駐輪場か、それが問題だ。)という文が載っていました。シェイクスピア劇『ハムレット』の主人公ハムレットの台詞、To be or not to be, that is the question. (生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。)のパロディーですが、ほとんどの生徒がそれを知りませんでした。私たちにとってシェイクスピアはかなり遠い存在です。そこで、遊びながらシェイクスピア劇の有名な台詞を覚えられ、気がついたらシェイクスピアが身近になっているようにと、シェイクスピア劇の登場人物の台詞を載せたかるたを作りました。はじめは五十名の台詞を厚紙に書いてクラスでやっていましたが、どうせなら小倉百人一首かるたのように、登場人物百名の台詞を用いたかるたにしようと考えて、人物画を描くことや台詞選びに試行錯誤の末、十年かけて完成させました。
定期テストには役立たない知識かもしれないけれど、世界に通用する教養が身につけば、長い目で見ればいいことだと考えて、私の授業で何度ものそのかるたを使いました。テストには出なくても、勝負に勝つためならその気になるようで、こちらが頼まなくても生徒たちは台詞を覚えました。そして英語が苦手な生徒が勝つことも多く、クラス中が夢中になって札を取りました。窓もドアも全て閉めて行わないと、隣のクラスの授業の邪魔になるほどでした。
目先のテストや入試には出なくても、教養を身につけることは大切な事だと思うのです。その点でシェイクスピア百人一首かるたが役に立つならば、自分の生徒だけでなく、多くの人に広めればいいじゃないかと思うようになりました。しかし、世間の方はこのかるたの存在をご存知ありません。そこで『シェイクスピア百人一首大会』を開催し、先ずは名古屋市民の皆様に認知していただかなくてはと考えています。そして毎年の恒例行事のように大会を行い、やがて名古屋の新しい文化として親しまれるように努力したいです。
「名古屋は魅力のない都市」と言われているそうです。コンサートや公演を名古屋で行わないのを「名古屋とばし」と呼ぶんだそうです。しかしこの大会が名古屋で定着して、「名古屋では毎年シェイクスピア百人一首大会をやるから、シェイクスピアの有名な台詞のひとつやふたつ、名古屋市民なら子どもから大人まで、誰でも口ずさめるんだよ。」と自慢することができる日が来たらいいなと思っています。そしていつの日か、名古屋が「文化の都」と呼ばれるのが私の夢です。
この夢の実現のための第一歩を踏み出すには、皆様のご参加、ご支援が不可欠です。どうかよろしくお願いいたします。
▼これまでの活動
11月6日(日)南山大学ホームカミングデーに、同窓会館にて同窓生のご家族を対象にしたかるた会を行いました。
▼資金の使い道
大会運営費、大会優勝者や成績優秀者の賞品。
▼リターンについて
① 5,000円 大会に使用するシェイクスピア百人一首かるた『沙翁百人一句』+絵札に用いた人物画と台詞のオリジナルポストカード5枚
② 5,000円 ジュリエットの絵と台詞がついたオリジナルTシャツ+絵札に用いた人物画と台詞のオリジナルポストカード5枚
③ 8,000円 大会に使用するシェイクスピア百人一首かるた『沙翁百人一句』+ジュリエットの絵と台詞がついたオリジナルTシャツ
④ 10,000円 大会に使用するシェイクスピア百人一首かるた『沙翁百人一句』+ジュリエットの絵と台詞がついたオリジナルTシャツ+絵札に用いた人物画と台詞のオリジナルポストカード10枚
⑤ 25,000円 絵札に用いた百名の人物画の原画(台詞は載っていません)のコピーA4サイズ(100枚)
⑥ 30,000円 大会に使用するシェイクスピア百人一首かるた『沙翁百人一句』+ジュリエットの絵と台詞がついたオリジナルTシャツ+絵札に用いた人物画と台詞のオリジナルポストカード10枚+絵札に用いた百名の人物画の原画(台詞は載っていません)のコピーA4サイズ(100枚)
を考えています。2017年1月末に発送させていただきます。
▼最後に
「魅力のない都市名古屋」と「名古屋とばし」を払拭し、「シェイクスピア百人一首大会」という名古屋での新しい文化を興し、名古屋の魅力を増やし、いつの日か「名古屋は文化の都」と呼ばれるために貢献したいと考えています。どうか皆様のご支援をお願い致します。
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