弱小ローカル線がなぜ映画を!?
こんにちは!私たちは関東最東端を走るローカル線・銚子電鉄の『絶対にあきらめない』面々です。
当社は今年7月に創業96年を迎えます。関東最東端の街で、通勤・通学、そして観光のお客様を乗せて走り続けてきました。しかし近年はモータリゼーションの発展、沿線人口の減少による業績悪化に悩まされ、鉄道事業は年々厳しさを増しています。
こうした状況を改善すべく、銚子名物・ぬれ煎餅の製造販売、そして「経営状況がまずい」ので、『まずい棒』を、「経営がサバイバル」なので『鯖威張る弁当』を販売するなど、なんでもありの生き残り戦略で鉄路を守ってまいりました。お陰様でまずい棒は好評を博し、昨年8月3日の発売以来、約80万本が売れるヒット商品となりました。また皆様に楽しんでいただけるイベントも積極的に開催し、なかでも毎年夏に運行する「お化け屋敷電車」はキャンセル待ちが続出するほどの人気です。「日本一のエンタメ鉄道」を目指して「イルミネーション電車」「バルーン電車」、社長自ら「DJ」となり電車を運転、UFO召喚イベントを開催etc…他所ではない様々な取り組みをしてまいりました。
「鉄道会社がいったい何をやってんだ!」
そう思われる方もたくさんおられることでしょう。でも私たちはとにかく必死です。鉄道のない町は寂れ、町が衰退すれば鉄道も消える運命にあります。地域と鉄道はまさに表裏一体の関係にあります。地域と共に存続すること。それがローカル鉄道の存在意義そのものなのです。
ボロボロの変電所を直して鉄道を守りたい!
厳しい経営環境の中、鉄道存続に力を尽くしておりますが、実は深刻な問題が私たちの眼前に迫りつつあります。
それは、老朽化した変電所の大規模修繕に関する問題です。当社の変電施設は設置以来40年余りを経て劣化が進み、このまま放置すれば本当に電車が止まりかねない状況にあります。修繕費用はおよそ2億円。国・県・市による協調補助を受けたとしても自社負担の額は約1億円に上ります。来年度より3年計画で工事を行う予定でおりますが、現在のところ資金繰りの目途はまったく立っておりません。
そこで修繕工事に必要な資金を捻出するため、映画『電車を止めるな!』を制作することといたしました。タイトルから分かる通り『カメラを止めるな!』へのリスペクトを込めたオリジナル映画です。鉄道を舞台にしたホラー映画ですが、単なるホラーではなく、笑いあり涙ありの「超C(銚子)級エンターテインメント」を標榜しています。
資金の使い道
映画を製作する上で必要な機材や人件費などに充てたいと思います。
リターンについて
多くの『銚電らしい』リターンをご用意しております。早い者勝ち!
実施スケジュール
6月1日~9日までの期間で撮影。
7月27日(土)神保町の書泉グランデ様にて試写会&トークショー
8月3日 映画『電車を止めるな!』公開
出演者 オリエンタルラジオ中田敦彦氏のコメント
“仕事とは「人に役立つ暇つぶし」”
拙著『労働2.0』に共感してコラボをオファーしてくれた銚子電鉄の竹本社長。
経営状況はシリアスなのに、社長自身はずっと楽しんでいる。
「やりたいことして食べていく」―― 働き方のマインドが私とあまりにも似ていて、もはや他人とは思えないレベル(笑)。
私も友情出演を決めました!コラボもやります。
「電車を止めない」ためにも、いっしょに応援しましょう。
――中田敦彦(マスターマインドエンターテイナー/オリエンタルラジオ)
出演者 怪奇漫画家・日野日出志先生のコメント
監督は経験した事ありますが、カメラを向けられるのは初めてです。
物語の鍵を握る「丑雄(うしお)くん」というキャラクターのデザインも今回担当させていただきました。電止めTシャツを着てみなさん是非応援してください。
心霊電車に乗った者は三日後に死ぬ・・・!?
――日野日出志(怪奇漫画家)
出演者 ラッシュアップ事務所・村井美樹さんのコメント
このたび、『電車を止めるな!』に出演させていただくことになりました!
銚子電鉄さんは12年前に漫画『鉄子の旅』のイベントでお世話になって以来、とてもご縁を感じている大好きな路線です。
ピンチをチャンスに変え、駄洒落や自虐ネタも何でも「面白い!」と思ったものに果敢にチャレンジされてる銚子電鉄さん。その“突き抜けている”姿に、いつもすごく勇気をいただいています…!
「超C級(銚子)級エンターテイメント映画」一体どんな作品になるのでしょう?ワクワクが止まりません…!
ぜひ一緒に盛り上げて、応援していきましょうー!!
――村井美樹(女優・タレント・司会者)
出演者 マセキ芸能社・木村裕子さんのコメント
「1分でも早く目的地へ」という鉄道の在り方から、
「1分でも長く車内で楽しむ」に変わりつつある鉄道界の先端を走っている銚子電鉄。
しかもそのカギは、社長の思いつきやオヤジギャグだから行き先が全くわからない(笑)
でもきっと、行きつく先には必ず光が射すと感じています。
私も「電車を止めるな!」に友情出演させて頂き、みなさんと一緒にこのミステリートレインを盛り上げます!
――木村裕子(鉄旅タレント)
出演者 株式会社オリオンズベルト・谷口礼子さんのコメント
銚子電鉄さんより「電車×演劇」企画でのご縁を頂いたのは10年以上前になります。
走る電車内でのお芝居は、私の女優人生でとても大きな衝撃となり、それ以来、プライベートでも「鉄道」や「旅」はどんどん欠かせない存在になっていきました。
このたび『電車を止めるな!』に出演させていただけることは、心から嬉しく身の引き締まる思いです。
大好きな銚子電鉄がずっと走り続けられるように、わたしもできる限りの力で協力させて頂きます!
どうぞ応援してください!
――谷口礼子(俳優・ライター・旅人)
監督 赤井宏次さんからのコメント
ご縁があって映画「電車を止めるな!」の 監督させていただくことになりました。 銚子電鉄さんと地域の皆さんの夢を乗せた映画を全身全霊をかけて制作いたします! 応援宜しくお願いします!
――赤井宏次(映画監督・映像作家)
原作・脚本 寺井広樹さんからのコメント
銚子電鉄さんが100年、200年地元の方々の足として、また世界一のエンタメ鉄道として生き残れるよう、是非ご支援よろしくお願いします!
――寺井広樹(文筆家)
最後に
弱小ローカル鉄道による映画の制作自体、門外漢の無謀な挑戦と映るかも知れません。しかし何もしないことが当社にとっての一番のリスクです。地域住民の足として、また観光のシンボルとして、地域と共に存続することがローカル鉄道に与えられた使命と信じ、鉄道の灯を守り続けてまいりたいと思います。
銚子と日本の平和を守るため悪と戦う銚電神「ゴーガッシャー」(JR銚子駅での戦闘シーン)
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
最新の活動報告
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2019/04/24 22:50英語タイトルの「ONE CUP ON THE DEAD TRACK」ってどういう意味ですか?と お問い合わせをいただく機会が増えてきました。 「廃線危機の真っ只中でワンカップでも呑まないとやってられない。」 という意味です。 ヤケ酒は、実は「電止め」において重要なシーンの一つですが 皆さま、お酒は愉しくほどほどに。 もっと見る
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