はじめに・ご挨拶
私は大学を卒業後、化学メーカーの研究所にしばらく勤務していましたが、その後、塾・予備校で講師として数学・物理・化学を教えてきました。特に予備校では、医歯薬系進学コースの授業を主に担当していました。
その経験を活かして、人気薬学系サイト「薬学部へ行こう!」で薬学部入試のポイントというコーナーにおいてコラムを約10年間執筆しています。
サイトでは、薬学部を取り巻く環境の変化やそれに伴う入試倍率の変化、入試の傾向、入試のポイント等を解説しています。このサイトをご覧の方で薬学部受験を考えている方はいないと思いますが、もし、お子様が薬学部受験を考えていらっしゃれば、ぜひ、下記のURLをクリックしてみて下さい。(ペンネーム:松本大地)
「薬学部へ行こう!」http://www.yakugakubu.net/
このプロジェクトで実現したいこと
中・高生に自然科学に興味を持ってもらうために、今までにない自然科学を題材とした読み物を出版しようと考えました。
題材を何にしようかと考えたとき、私自身が好きであった飛行機が頭に浮かびました。私は小学生の頃、ゴム動力で飛ばす飛行機が好きでよく作っていました。また、社会人になってから(ちょっと遅いデビューですが)、ラジコン機を作って飛ばしていました。
小説『浪漫飛行』の中では、「人力飛行機の大会」に出場する大学生を描いています。しかし、私自身、人力飛行機を製作した経験はありませんので、ネット等で情報を得ながら、自然科学的な要素を盛り込んで書き上げました。中・高生の人たちにとっては、やや難しい内容もあるかもしれませんが、あえて簡単な表現をせずに書いた部分もあります。そのことにより、作品のクオリティは上がったと思います。
そして、作品を読んで頂いたみなさんが、少しでも自然科学に興味を持って頂ければ幸いです。
プロジェクトをやろうと思った理由
当サイトは資金集めを目的としたもので、私自身も出版のための資金調達のためにプロジェクトを立ち上げました。その中で私がやろうと思った理由は、塾の講師をしていたときに中・高生の読み物として、あまりにも自然科学を題材にした小説が少ないと感じたからです。
当時も今も、若者向けの読み物のテーマは、恋愛・暴力・オカルト等が中心になっており、自然科学を題材とした読み物は極めて少ないと思います。(この件につきましては、以前、ノーベル賞を受賞された方も同じことを述べられていました)その結果として、理数系への関心が持てない人が多くなり、いわゆる、「理科離れ」が進んでいるのではないかと考えます。
先日のネットの記事によりますと、将来、日本人のノーベル賞受賞者が減るのではないかと懸念されているそうです。その原因の一つに行政のサポートが足りないことが挙げられていましたが、そもそも、理系に進学する優秀な学生が減少しているからではないでしょうか?私はこの作品を通じて、自然科学に興味を持ってくれる若者が増えることを願っています。
これまでの活動
私は予備校で物理や化学を教えています。(大学院では物理化学を専攻していました)その知識を活かし、自然科学をテーマにした小説を何作か書いてきました。(すべて未発表ですが)そして、かなり以前になりますが、プロットのような形態で書いた作品を映画会社や出版社に読んでもらった経験があります(今ではそのような作品の持ち込みはできませんが)。
当時、書いた作品は本格的な小説のスタイルにはなっていませんでしたが、それなりの評価を受けた作品もありました。その中で最も評価が高かったのが、『浪漫飛行』です。「このプロジェクトで実現したいこと」の中でも触れていますが、最初の部分で「ラジコン機の曲技飛行」大会を描いたシーンがありますが、私自身も過去にラジコン機を飛ばしていた経験があります。その部分は、この作品にとって大きなウエイトを占めるものではありませんが、導入部分として重要であり、過去の経験がなければ、描けなかったと思います。その他にも今までに経験した内容を盛り込んでいますので、かなりリアリティのある作品になっていると思います。
ただし、本作品のクライマックスとなる最後の部分は、日常生活とは一変した冒険活劇ふうの展開になっています。個人的には、ライフワークのような作品ですので、しっかりと仕上げたいと考えています。
【あらすじ】
航空工学科に在籍する橘宙(たちばなそら)は、大学1年(現在は2年生)の春に突然、急性骨髄性白血病に襲われる。仲間たちは宙を励ますために琵琶湖で開催される「人力飛行機のコンテスト」に参加する計画を立てる。そして、その飛行機の設計を宙に任せることになった。
飛行機の製作費は、小柴亮太(主人公)たちのバイト代で賄うこととなった。彼らは結婚式の披露宴に代理出席するという珍しいバイトをすることになる。そのバイトが功を奏し、最新のカーボン繊維を用いた高額な飛行機の製作費を捻出することができた。
飛行機が完成すると試験飛行の場所として、沖縄の小さな島(姫野島:沖縄本島の南西160キロの架空の島)が選ばれた。
姫野島に到着した翌日の午前中に飛行機の組み立てを終えると、試験飛行が行われたが、突風の影響で機体は墜落し、主翼の先端を破損してしまう。その頃、島には大型の台風が近付いていた。フェニックス(飛行機の名前)は解体され、倉庫に保管された。亮太たちは台風が接近する中、破損した主翼の修理を倉庫の中で行った。そこへ、亮太たちが宿泊する民宿の経営者親子が差し入れを持って訪れた。
その帰り道で昌大(民宿経営者の小学生の息子)が風で転倒し頭から多量の出血を起こし、危篤状態に陥る。島には医者がいないので、沖縄本島の病院と連絡を取るが、「台風のさなかに救助の船やヘリコプターは出せない」と、断られてしまう。亮太たちは昌大を助ける手立てを考えるが、良いアイディアが出ない。台風が迫って来る。時間がない。その時、宙が前代未聞の救出計画を思いつく・・・。
資金の使い道
出版にかかわる費用 100万円
リターンについて
3,000円 サイン入り色紙1枚
5,000円 サイン入り書籍1冊
10,000円 サイン入り色紙1枚 とサイン入り書籍1冊
30,000円 サイン入り色紙1枚 とサイン入り書籍3冊
50,000円 サイン入り色紙1枚 とサイン入り書籍3冊と書籍の後書きにお名前の掲載
100,000円 サイン入り色紙1枚 とサイン入り書籍3冊と書籍の後書きにお名前の掲載
さらに、ご自宅に近い公共の場所でご面会し、感謝の言葉をお伝えします。
●支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入下さい。記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたします。ご了承ください。
●全国どこでも無料でお伺いします。
実施スケジュール
校正・・・・・・・・7月上旬~8月中旬
校閲、最終校正・・・8月下旬~10月上旬
デザイン等・・・・・10月上旬~11月下旬
印刷、製本・・・・・12月上旬~12月末
最後に
本作品により自然科学に興味を持ち、技術立国としての日本を支える若者が少しでも増えることを願っています。また、本作品は映像向きに描いていますので、映画化されることにも期待しています。以前、元映画プロデューサーであった知人に、この小説のプロットを読んで頂いたことがあるのですが、小説を出版して少しでも話題になれば、映画化の道も開けてくるのではないかと言われたことがあります。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、自己資金によりる自費出版で計画を実行し、リターンをお届けします。
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