こんにちは、Yukoです。
2019年2月頃から始まった、日本とスペインをつなぐこのプロジェクト。
この度、かわいい仲間が新たに加わることになりました。
何をやってるのかな?
おはじきみたいなものができました。
これはもしや・・・・!
そう、トップ画像のお菓子のように可愛らしいアクセサリーを手作りしている様子です。
今回私たちの仲間に加わってくれたのは、この陶磁アクセサリーブランド。
スペインでは陶器やタイルが生活に密着していて、食卓に並ぶ食器、壁に飾る陶器、お店の看板、各建物の番地表示など、とにかく色々な種類があり、どれも生命力に溢れ、一つ一つ表情が違います。
少し話が逸れますが、バレンシア、グラナダ、セビージャ・・・地域ごとに土や焼き方が異なり、色合いや柄にも特徴があります。
こちらは、息をのむほど美しい・・・グラナダにあるアルハンブラ宮殿、ナスル宮の壁面タイルと彫刻です。
グラナダのご近所セビージャには、歴史建築を修繕する際に破棄されそうになったタイルをアンティークとして販売しているお店もあります。
そんな歴史と芸術と文化が豊かなグラナダで育ち、現在はバルセロナ近郊の工房で陶磁器やタイルとともにアクセサリーを作っているのがこの女性。
陶磁アクセサリーブランド『NUA Barcelona』のオーナーであり陶芸家のマリアムです。
陶芸は4つの自然の力を借りるアート、と彼女は言います。
「土」「水」「火」「空気」
4つの自然と対話をしながら、陶芸家である彼女の手を通して、カラフルな陶磁アクセサリーが出来上がります。
自然を愛する彼女のデザインは、例えばスペインが誇る巨匠ガウディのように、自然本来の形である曲線を取り入れていて、ナチュラルなあたたかさがあります。
そして、ハンドメイドのため、一つ一つに表情と個性が。
彼女のアクセサリーは、日本女性も身に着けやすい、やわらかい色合いに、飴玉のような可愛らしいサイズ。
ナチュラルでありながらエレガント。
オフィスにも、普段着にも、ちょっと特別な日にも、身につけられる様々なデザインがあります。
また、マリアムも私も金属アレルギーがあるので、自分たちでも身につけられる素材として、陶磁器素材の他にシルバー、ゴールドを使っています。
彼女のアクセサリーに一目惚れして以来、地道にコンタクトを取り、工房を訪れ、日本のファッション感度の高さについて話しました。
マリアムも陶磁器を通して日本のことは知っていたらしく、すぐに興味を持ってもらえて、今一緒にオンラインショップ掲載の準備をしています。
スペインと日本のつながりを、少しずつでも築けるのは本当に嬉しい。
かわいく、愛嬌とぬくもりのある仲間たちをご紹介できる日はもうすぐです。