皆さん初めまして。動物愛護活動家シンガーの松岡駿と申します。皆さんはペットショップの闇の世界を知っていますでしょうか。少しでも高く売れるように、より綺麗な、より売れやすい犬たちが生み出され、産む体力がある犬は産めなくなるまで産まされ、最悪の場合殺処分されてしまうこともあります。
僕自身もしーぽという愛犬を飼っていました。
しーぽのおかげで動物販売業界の現状を知り、そして僕自身の人生も救ってくれました。
しーぽは昨年の7月に亡くなりました。しーぽに出会ったからこそ知ることができた問題。無知であった自分への戒めも含め、僕はペットショップの裏側や真実、そして命を大切にする事をひとりでも多くの方に届けるためにプロジェクトを立ち上げました。
音楽と映像の力を最大限活用し、ペットショップの現状を1人でも多くの方に届けるために新作ミュージックビデオを制作します。衝撃的な要素を兼ね備えたミュージックビデオを制作し、より多くの方に届くように戦略を立てて制作いたします。
しかしそのための制作資金が不足しており、今回クラウドファンディングを立ち上げました。達成した場合のみ実行できるプロジェクトです。このプロジェクトを通してひとりでも多くの方に真実を知っていただき、いつか必ず不幸な犬猫が0になる社会を作っていきたいと思っています。どうか皆様の温かいご支援をお願いいたします。
僕が音楽を始めたのは中学1年生の時に音楽の授業で有名アーティストのLIVE映像を見たのがきっかけでした。自分自身の鼓動が高鳴っているの感じ、心の底から感動したのです。それと同時に言葉にできないほどの幸福感に包まれました。
その時、「自分もこんなふうに人を感動させられる人間になりたい」と思いました。それから毎日のようにギターを持って、歌い始めました。最初はとにかくいろんな歌を聞いて、それを真似してを繰り返していました。それが自分にとって、生きていると実感できる唯一無二の時間でした。
しかし最初は人前に出るのがとにかく怖くて、何度もやめようと思いました。それでも少しずつ少しずつ、自分のペースで進むことを意識しながら、高校時代に突入しました。
しかし僕にとって高校時代は試練の連続でした。
進路の悩みがきっかけで精神疾患にかかってしまったのです。
正直何度も「死のう」と思いました。どんなに前向きになろうと努力してもできない。まさに地獄でした。
そんな時、僕を救ってくれたのが当時飼っていた犬の「しーぽ」だったのです。
いまから10年前にペットショップで出会ったしーぽ。
家族が一目惚れしてしまい飼うことになりました。
しーぽはどんな時も側にいて、支えてくれる大切な存在でした。しかし先ほどもお話ししたように僕は精神疾患にかかってしまい、とても辛い時期がありました。僕はこの社会にとって必要な存在なのだろうか。誰のために生きているのだろうか。そう思うことがありました。
そんなある日、しーぽを見ていてふと思ったのです。「しーぽはたまたま僕ら家族に迎えられたけど、売れ残り必要とされなくなった犬たちはどうなってしまうのだろう。」
すぐにペットショップについて調べました。そこで僕は衝撃的な事実を知ってしまったのです。
しーぽは昨年の7月に10年の命を全うし、天国へ行きました。僕にとって心の支えであった、しーぽがいなくなってしまったことによる虚無感は計り知れませんでした。
幸せだったのだろうか。僕らを家族と思っていてくれていたのだろうか。
しーぽとの写真を見返しては涙を流す日々。
しーぽは自身の両親を知りません。
ましてや、一緒に育った友達とも、僕ら家族に飼われた日にお別れしています。
資本主義社会の中で僕ら人間が命の生産をコントロールし、価値がなくなったと判断されたら捨てられる。そんな世界で生きている犬がたくさんいます。
しーぽに出会ったからこそ知ることができた問題。そして一加担者として無知であった自分への戒めも含め、僕はペットショップの裏側や真実と、命を大切にする事をひとりでも多くの方に届けることをしーぽと約束しました。
しーぽと毎日のように一緒に過ごし、僕が歌を歌うといつも側でずっと聞いてくれました。
例え、世界中の人に僕の音楽を届けられなくても、
しーぽに恩返しするために僕ができる最大限のことをしていこうと思えたのです。
そして僕ができること、それは歌うことです。
歌という武器を使って皆さんに真実を届けることを決意したのです。
高い商品としてペットが売れるように、より綺麗な、より売れやすい犬たちが生み出され、展示されています。そして売れ残った犬たちは、大半が引き取り屋という業者に引き取られ、そのものたちによって転売されます。(動物愛護法の改正前、ペット業者は、売れ残った犬や猫を殺処分を行う自治体に持ち込むことができました。)
産む体力がある犬は産めなくなるまで産まされることもあります。引き取り業者は犬の首根っこ掴み、状態を見て「あと何回か(繁殖に)使えそうだな。」と言いながら引き取る人もいます。
そして売れる見込みがない犬たちは、無残にも放置され大量に死んでいくのです。
実際に2014年に引き取り屋が80匹の犬を引き取った後に、ほとんどを死なせ、河原に遺棄する事件もありました。
これがペットショップ業界の裏の世界なのです。
僕はこれまで動物愛護活動家シンガーとして「殺処分0」へのメッセージを発信し続けてきました。実際に動物愛護団体の人に話を聞くために足を運び、色々な動物愛護イベントに顔を出し、とにかく動物愛護の情報を手に入れることから始めました。
そしてこれまで地域のNPOでの啓蒙活動や、学園祭出演など幅広いステージで「殺処分0」を音楽と合わせて皆さんに届けてまいりました。
ペットショップの仕組み自体がそもそも間違っていると考えおり、犬猫を尊重するスイスなどでは動物の福祉に関して、とても力を入れています。日本とは仕組みが異なり、ペットショップなどは仲介をしません。
ブリーダーから直接購入したり、保護施設から入手するのが一般的な形で、さらに犬を飼う時には、飼う側にも免許が必要になるのです。免許がない場合は、違反すると罰金も科される。そんな仕組みなのです。
もちろんペットショップだけが悪いと言いたいわけではなく、一部の良心的なペットショップではボランティア団体と連携して里親探しを行う場合もあります。
この大きな社会問題を変えていくには日本人一人ひとりの理解が必要なのです。
そこで今回僕は、音楽と映像という一般の方々に情報を届けやすいツールを活用し、このペットショップ界隈に存在する闇の情報を1人でも多くの方に届けるために新作ミュージックビデオを制作します。
通常のミュージックビデオとは異なり、衝撃的な要素を兼ね備えたミュージックビデオを制作し、より多くの方に届くように戦略を立てて制作いたします。
このプロジェクトを通してひとりでも多くの方に真実を知っていただきたいです。ペットがどのようにして、生産され販売され、どのようにして死んでいくのか。
そして、いつか必ず不幸な犬猫が0になる社会を作っていきたいと思っています。
©️ photozou
僕はペットショップを無くそうとしているわけではなく正しい規則に則って犬猫の負担を限りなく小さくし、共存できる社会を作って生きたいと考えております。
「音楽家」として「社会問題」に真剣に向き合い続けるアーティストとして今後も活動していきます。音楽は僕一人のものではなく、皆さんに届いて初めて音楽になると考えております。それは制作をする段階からも入れると思っております。
意義ある音楽づくりをこれからもしていきます。人生をかけて、この一歩を踏み出します。そのためにも皆様のお力が必要です。どうかどうか皆様の温かいご支援をお願いいたします。
リターンについて
・ペットショップにいくまえにCDについて、音源をイベントや講演会等で使用される際はご連絡ください。使用できるかどうかについては確認させていただいてからとなります。
・お名前掲載件について
※支援時必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたします。ご了承ください。
目標金額内訳について
映像制作費用450,000円
手数料等50,000円
計500,000円
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