2017/05/07 18:29
「学生によるSF-アクション映画製作プロジェクト」目標金額60%達成!

はじめまして!プロジェクト代表の岩田直之と申します。

本当はもっと早くにこれをアップしようと思っていたのですが、大学内外での活動が重なり、遅れに遅れてしまいました。
今回はこのプロジェクトを立ち上げた僕個人のきっかけや、今日までの経緯をまとめてみました。少しだけお付き合いください…!

・ご報告

表題の件ですが、みなさまのご支援・ご協力によって、目標金額の60%超えを達成することが出来ました!キャスト・プロジェクトメンバー一同を代表し、厚く御礼申し上げます。引き続き、本プロジェクトに関わる人達による活動報告がございますので、お時間のあるときに是非本ページをのぞいてみてください!

1.このプロジェクトを立ち上げたきっかけ

このプロジェクトを立ち上げたきっかけは、一昨年2015年12月のことでした。僕はVR(バーチャル・リアリティ 仮想現実)や人工知能の技術がより発展した未来をテーマにしたSFアクション映画の製作を企画・構想していました。1月の中旬から撮影が始まり、2月の頭に撮り終わりましたが、その後の編集・録音作業に約8ヶ月の時を経て、9月に本編を公開しました。シネマジャンクションというアクション映画専門の映画祭でノミネート作品として上映され、審査員の加藤和夫さんより、審査員個人賞をいただきました。

2.押井守監督や加藤和夫プロデューサーからアドヴァイスを受けて

レセプションでタイミングを伺っていた僕は審査委員長の押井守さんに駆け寄り、今回の僕の監督作品を同ご覧になったか、純粋に感想を聴くことにしました。ほんとうにたくさん、細かいアドヴァイスやダメ出しをもらいました。審査員の監督やプロデュ―サーの方からの実践的なアドヴァイスはとても嬉しかったのですが、「悔しい」という思いも同時に、というかむしろ強く僕の記憶の中に刻まれました

バーチャルハートという世界観の作品の表現は難しく、限られた予算内で様々な設定や展開を表現し切ることがすごく難しかったのです。そこで、その授賞式に来ていた仲間の間で「次は絶対に(バーチャルハートを)大きく越えてやろう」という目標を言葉にせずとも強く共有することになりました。



(「バーチャルハート」撮影の様子 慶應義塾大学日吉キャンパス 独立館にて)

・プロジェクト始動

本プロジェクト全体を「登山」に例えると、今はパッキングが終わって、仲間と富士山の5合目まで車で向かっているところです。キャスティング、スタッフのリクルートが4月中にほぼ完了し、集まったキャストを基に「宛書き」する形でプロット・脚本の執筆を進めています。(この活動報告シリーズにて、プロットを公開します。)

 クラウドファンディングを本当に進めようと考えるまでにはかなり時間がかかりました。本当に僕らのプロジェクトなんかに支援が集まるのか」「もし集まったとして、それに応えられるのか?」といった不安がすごく大きく、なかなか踏み切れませんでした。しかし、去年9月の映画祭での審査員からの手厳しいアドバイスや、それを受けて僕らがいかに悔しい思いをしたかということを思い出すと、やはりいてもたってもいられなくなりました。大学3年目に突入し、社会に出てどうやって自立して行きていくのかを嫌でも考えなければならない時期に僕がこのプロジェクトに全てを賭けてみようと考えたのは、そんな悔しい「気持ち」があったからでした。

・ご支援をくださった方へ
CAMPFIRE.jpにプロジェクトを公開してから12日が経過しました。すでに282000円のご支援をいただき、前作「バーチャルハート」と比較するとおよそ4倍の予算規模のプロジェクトになりました。ご支援・拡散にご協力いただき、本当にありがとうございます。皆様のご期待に答えるだけでなく、一人ひとりがこのプロジェクトに支援できてよかった、と心から思っていただけるプロジェクトにしようと、改めて気を引き締めています。

今後ともなにとぞ、よろしくお願いいたします!

プロジェクト代表兼監督
岩田 直之



岩田 直之

 慶應義塾大学法学部政治学科3年在学中。2013年より自主映画制作を始め、学校・NPO法人などを対象にプロモーションビデオの制作・提供を行っている。短編映画「ペンの交代」では2013年度高校生映画コンクールで4部門から最優秀賞、優秀賞を受賞。2016年秋に発表した「バーチャルハート」はアクション映画専門映画祭シネマジャンクション2016にて加藤和夫氏から審査員個人賞を受賞。ほか複数の映画祭から上映作品に選出されている。本プロジェクト代表兼監督