以前、写真撮影のために大分へ戻った際にYATAI UNITの木材の提供元であるマルサク佐藤製材さんで、化学塗料やオイルステインなんかではない木材への着色のやり方を聞いていたので、今回試しに自身で所有しているYATAI UNITで実験をしてみました。
今回やってたのは「鉄媒染」という技法です。
媒染液を作るのもとても簡単で、穀物酢とスチールウール(鉄の釘なんかでも可能)を混ぜて放置しておくだけで完成です。
こんな感じで真っ黒い液体が出来上がります。
それを木材に塗布することで、木のタンニンが反応して徐々に黒い色に変わっていきます。
各パーツ塗り終えて、塗る前のものと比べてみると全然表情が違いました。
実際に組立てたもの同士を比べて見ても、全然趣が違っています。
今回、実験が上手くいったらストレッチゴールに鉄媒染Ver.をリターンで追加しようと思っていましたが、まだまだ思っている色味が出せていないので、これからもう少し鉄媒染のことを研究して商品化していこうと思っています。
もし興味のある方はYATAI UNIT PROJECTの方に連絡をいただければ、個別での対応も考えさせていただきます。(媒染液が完成するまで時間がかかるので、色々と要相談です。)
残り期間7日になってしまいましたが、引き続きご協力よろしくお願いいたします。