ご挨拶
初めまして、日本舞踊家の睦 静紀(むつみ しずき)と申します。
兵庫県尼崎市で生まれ、踊りが大好きだった祖母、劇団員だった両親の影響で、2歳の頃より日本舞踊を始めました。反発ざかりの思春期も日本舞踊のお稽古にだけは通い続け、30代半ばとなった現在は京都と兵庫県尼崎市で日本舞踊教室をしながら、自身も表現者として日本舞踊はもちろん写真や映像作品のモデルとして活動しています。
実は、日本舞踊は好きでずっとやっていくのだろうなと思っていましたが、大学を卒業後は企業に就職してOLを続けていました。日本舞踊は古臭くマイナーで閉鎖的なイメージを持たれているから、新しく始める人や興味を持ってくれる人はあまりいないだろうし、家元でもない私が職業としてやっていくのは無理だろうなと諦めてしまっていたからです。
それでもやっぱり日本舞踊が好きで、OLをしながら日本舞踊を教えたり、自分でも様々な曲で日本舞踊を創作するうちに、次第に写真や映像作品のご依頼を頂けるようになりました。日本舞踊で培った表現力を活かしての作品を見て日本舞踊に興味を持ってくださる方が次第に増えてきました。
そして、年齢を重ねるに連れ、自分が後何年日本舞踊を続けられるだろうと考えたときに、このままでは自分が日本舞踊で表現したいことを実現する時間が足りない、もっと人生をかけて取り組みたいと思い切って日本舞踊家として独立するに至りました。
独立して日本舞踊とどっぷりと向き合えたことで、日本舞踊の面白さ・魅力をさらに発見し続けています。こんなに魅力的なコンテンツを「知るひとぞ知る」ではなく、もっと身近なアート・エンターテイメントとしてより多くの人に楽しんでもらうため様々なかたちで発信しています。
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Web / Twitter / Instagram / TikTok
着物ビジュアルブック『KIMONO times』の表紙(日本文化と今をつなぐWEBメディアJapaaanでの特集記事)や、山形県長井市の観光PR映像『NAGAI TIMES』に出演しています。
映画村(京都太秦)で行われたイベント「江戸酒場」では、長屋で浮世絵から現れる『笠森お仙』を務めました。
SNSでは、TwitterやInstagramで日々の着物コーデをアップしたり、TikTokでは流行の動画を日本舞踊アレンジしたり着物に絡めた動画を投稿したりと日本舞踊や着物に興味を持ってくださる方が増えるよう様々チャレンジしています。
日本舞踊をもっと身近なアート・エンターテイメントに!より多くの人に楽しんでもらうために
日本舞踊の曲といえば古くてとっつきにくいというイメージがあるかもしれません。
もちろん古典の伝統的な音曲の魅力に気づくととても面白く奥深い世界を楽しむことができますが、私たちが日常的に楽しむ音楽とは少し距離があるのは確かです。
そこで現代を生きる私自身が美しいと感じる曲、洋楽や映画音楽、クラシックや現代曲でも創作し、日本舞踊の楽しみ方を拡げる活動をしています。
2017年にはBallet Office Japan主催のArtistic Ballet Galaにて、フランツ・リストの『Toten tanez(死の舞踏)』でバレエ×日本舞踊のコラボレーションでゲスト出演させて頂きました(NHKホール大阪、兵庫県立芸術文化センター)(公演全体のハイライトシーン)
2018年には、自主公演として日本舞踊公演『踊り子危機一髪 ODORIKO KIKI IPPATSU』を行いました。
会場の雰囲気を活かしての構成、衣装スタイリング、演目は日本舞踊を現代のアート・エンターテイメントとして表現しました。
海外にも広く日本舞踊の魅力を伝えるために
前述した現代曲や洋楽での日本舞踊ですが、実はそれはあくまでも古典邦楽を古くてつまらないと感じてしまう国内向けの戦略。
(パリで行われたJAPAN EXPO2017『雨の五郎』)
海外にも日本舞踊の魅力を伝えるには、日本にしかない、日本ならではの、熟成された日本文化を見てもらう必要があると考えています。
海外では古典邦楽、代々踊り継がれてきた楽曲での上演が欠かせません。
海外公演(ウランバートル/モンゴル )でより充実した内容のパフォーマンスをするために
ですが、特に古典の伝統的な楽曲での公演はお金がかかるのも事実です。
5月17~20、私が代表を務めます日本舞踊家集団「静紀社中」はモンゴルはウランバートルにて公演を行います。
衣装や鬘、装飾はもちろん演目ごとの小道具や、今回は渡航費や宿泊費なども自分たちで賄うため限られた予算でできることにはどうしても限界があります。
日本舞踊を観る機会が少ない、初めてご覧いただく方が大半な海外公演だからこそ、より本格的な舞台を提供したい。
そんな思いで今回このキャンペーンを立ち上げました。
資金の使い道
今回のモンゴル公演で使用する小道具(神楽鈴、黒塗り笠、振り出し笠、打掛、)を第一優先として、
衣装や今後の静紀社中の運営活動費として使わせて頂きたく存じます。
実施スケジュール
静紀社中モンゴル公演『花鳥風月』
5/17 新モンゴル学園
5/18 モンゴル国立近代美術館
5/20 モンゴル日本人材センター
最後に
国内外ともに日本舞踊がもっと身近なアート・エンターテイメントとして広がるような活動をこれからも継続していきたいと思いますので、応援して頂けると幸いです。どうぞ宜しくお願い致します!
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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