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「被災地にピアノの響きを!」プロジェクト

2018年6月28日から7月8日にかけて西日本に大水害をもたらした平成30年7月豪雨。倉敷市の真備中学校・真備東中学校も被災し、現在も真備中学校の多くの生徒は仮設住宅から仮設校舎に通っています。これは、復興で常に後回しになる楽器を寄付することで、被災地と被災した子どもたちを支援するプロジェクトです。

現在の支援総額

610,000

24%

目標金額は2,500,000円

支援者数

162

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/05/09に募集を開始し、 162人の支援により 610,000円の資金を集め、 2019/07/08に募集を終了しました

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「被災地にピアノの響きを!」プロジェクト

現在の支援総額

610,000

24%達成

終了

目標金額2,500,000

支援者数162

このプロジェクトは、2019/05/09に募集を開始し、 162人の支援により 610,000円の資金を集め、 2019/07/08に募集を終了しました

2018年6月28日から7月8日にかけて西日本に大水害をもたらした平成30年7月豪雨。倉敷市の真備中学校・真備東中学校も被災し、現在も真備中学校の多くの生徒は仮設住宅から仮設校舎に通っています。これは、復興で常に後回しになる楽器を寄付することで、被災地と被災した子どもたちを支援するプロジェクトです。

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はじめに・ご挨拶

平成の記憶として忘れてはならないのは、大地震と豪雨の被害です。 Facebookグループ「クラシックを聴こう!」(音楽好きが集まるコミュニティ)のメンバーは、被災地ではピアノの練習も中断せざるを得ないこと、そして衣食住の復旧が優先課題であり、楽器などの備品の整備は後回しにされることに心を痛め、これまでも各自が、学校に楽器を寄付するなど、できる支援をしてきました。


このプロジェクトで実現したいこと

平成30年(2018年)7月豪雨でとくに被害が大きかったのは岡山県倉敷市真備町で、町内のふたつの中学校(真備中学校と真備東中学校)も被災し、いまなお、真備中学校の生徒は、真備東中学校の敷地にたてられた仮設校舎で授業を受けています。そして両校の生徒の多くは、急遽手配された通学バスで、仮設住宅から通っている状況です。
本プロジェクトでみなさんの厚意を集約し、真備中学校・真備東中学校の両方にグランドピアノやギター、バスドラムを寄付したいと考えています(本プロジェクトは、倉敷市教育委員会様と綿密な相談をしながら進めています。寄付予定の楽器は、いずれも被災した中学校からの要望品です)。

真備東中学校仮設校舎と通学バス・2019年3月

仮設住宅からバスで仮設校舎に通う日々(2019年3月撮影)


プロジェクトをやろうと思った理由

もとは水害のニュースに際し、「クラシックを聴こう!」で「きっと楽器の整備は後回しになる。なにかできないか」という声があがったことでした。ベルリン独日協会は早速、ベルリンで頻繁に開催しているホームコンサートをチャリティコンサートにするなどして寄付を集め、なんとそれは80万円を越える金額となりました。
この段階で倉敷市教育委員会さんに連絡し、相談したところ、「ピアノや楽器の寄付は歓迎」とのことでした。さらに倉敷市の議員さんからは、バス通学(仮設住宅←→真備東中学校)の経費だけでもけっこうな予算となっており、「ドラムスティックの寄付でもありがたい」というお話もありました。

そこで、ベルリンで集まった義捐金にクラウドファンディングによる支援金をあわせて、まず仮設校舎での授業を再開した真備東中学校にグランドピアノを、そして時間をおいてから、真備中学校(現在復旧作業中)にもグランドピアノを寄付する計画をたてました(「クラシックを聴こう!」はオンラインコミュニティですので、法人格をもつ「一般社団法人クラシックを聴こう協会」がその主体となっています)。


これまでの活動

上述のように、ベルリンのチャリティコンサートで、849,591円(1ユーロ=121.20円換算) が2018年末までに集まっていました。そしてまた、河合楽器製作所さんに相談したところ、支払の面でいろいろ便宜をはかっていただけることになりました。
これなら、「春」(卒業式・入学式)に間に合わせることができる! クラウドファンディングに先行して、真備の中学生の春のために、3月6日、グランドピアノ・カワイGL-30を納入しました(卒業式・入学式に間に合ったのは、趣旨に賛同し、チャリティコンサートで演奏してくださった多数の演奏家のみなさんのおかげです。この場を借りてお礼を申し上げます)。

真備東中学校の春に間に合ったピアノ


資金の使い道

真備中学校・真備東中学校からの要望は、ピアノ×2台/クラシックギター×1台/バスドラム×2台です。合計は2,925,000円(税別定価での計算)。すでに849,591円の厚意はベルリンから集まっていますので、必要な差額は2,075,409円です。これにクラウドファンディングの手数料(14%)や諸経費、それに消費税を加えて、250万円を目標金額とします(詳細は協会のページをご覧ください)。

なお、資金が目標金額を下回った場合は、その範囲でできるかぎりの楽器の寄付を、逆に目標金額を越えて支援が集まった場合や、支出がさまざまな厚意で抑えられた場合、寄付をする楽器を増やしたり、あるいは他に同様の悩みをもつ被災地の小学校・中学校・高校に対する寄付にまわしたりする予定です。

支援は1口=2,500円とし、2口と4口をご用意しました(さらに高額の支援をご希望される場合は、お問い合わせください)。2口(5,000円)の支援者が500人で、目標金額に達します。


リターンについて

リターンは支援者名簿へのお名前の記載とさせていただきます。名簿は寄付先に進呈するほか、一般社団法人クラシックを聴こう協会のウェブページに掲載の予定です。

支援時、必ず備考欄にご希望のお名前(匿名を含む)をご記入ください。記入のない場合はCAMPFIREのユーザー名を掲載いたしますので、予めご了承ください。


実施スケジュール

令和元年5月8日からスタートし、同7月8日までとします。平成30年7月豪雨は6月28日から7月8日 までの出来事でした。被災1年となる倉敷市真備町に、うれしいニュースをお届けしたいと考えています。支援が集まったとして、以下の段取りとなります。

2019年
03月:真備東中学校に先行してグランドピアノを寄付
05月:クラウドファンディング開始
07月:上記ピアノの残金を精算
08月:真備中学校分のグランドピアノを選定・支払(消費税増税前)
   バスドラムなどその他の楽器を選定・購入・両校に寄付
2020年
03月:校舎が復旧した真備中学校にピアノを納入


最後に

今回は1口2,500円の設定としましたが、最終目標はこのネットワークを「いつでも『500円で5,000人』が集まる楽器支援ネットワーク」に育てたいと考えています。理由は、Climate change(気候変動)はもはや疑うことのできない不幸な事実であり、いまや日本のどの地域においても、そして毎年のように、似た被害を受ける可能性があるからです。
このプロジェクトが5,000人の賛同を集め、「ワンコインで被災地にピアノの響きをとりもどすプロジェクト」となれば、いつでも臨機応変に被災地の子どもたちを支援することが可能となります。今回の支援をきっかけに、今後もこのプロジェクトと子どもたちを見守っていただけましたら、これ以上の慶びはありません。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、できる範囲で計画を実行します。

令和元年5月8日

ベルリン独日協会 & 一般社団法人クラシックを聴こう協会

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