初めましての人は初めまして、そうでない方はお久しぶりです、の氷室柾貴です。
今回のエントリでは、「なぜ私が額装イラストにこだわるのか」というお話をしたいと思います。
まず、一つ目の理由ですが、私はこのファウンディングのタイトルにも記載している通り、長崎県佐世保市出身です。で、長崎市に長崎県美術館という美術館があるのですが、自分が興味のある企画展が開催された際には足を運んでいました。で、企画展のチケットを購入すると常設展も見ることができるわけですが、常設展の作品の中に、額縁までも作品の一部として取り入れた作品があって、もともとの絵のサイズ自体が大きいこともあり、度肝を抜かれました。
また、長崎市には創作漫画・イラストの団体があってその団体の展示会にも時々顔を出していたのですが、そこでもやはりイラストは額装されているわけです。そのときに「額装って面白そうだな」と思ったわけです。
二つ目の理由は、私が購入した好きな漫画作品のサイン入り複製原画を額装してもらった時の話になりますが、なぜ額装したのかと言いますと、その複製原画がアクリルパネルだったからです。アクリルパネルをそのまま飾っていたらホコリがかぶるでしょうし、せっかくの先生のサインもだんだん擦れて消えてしまうかもしれない、と思って画材店に相談に行きました。そして、そこで画材店の人と相談しながら額縁と台紙を選んで額装してもらいました。そしたら、厚みのあるアクリルパネルをきちんと額装していただいて感激しました。その写真をTwitterにアップしたところ、作者の先生に見ていただけて喜んでくださいました。
三つ目の理由は、じぶんコインというサービスで特定のコインを集めたら額装イラストを制作します、というリワードを用意していたら、それを実行された方がいました。その方とTwitterのDMで打ち合わせをしながらイラストを作成し、印刷所で印刷したイラストにサインを入れて額装してもらいました。そしてお送りしたところ、そのために壁のスペースを空けてました!とビフォーアフターの写真を送ってくださいました。本当にお部屋の壁の特等席とも言えるところに飾っていただいて、こちらが逆に感激しました。
それで改めて額装の面白さと奥深さを再確認しました。イラストをただ描くだけではなく、額装を行うことによってトータルデザインとして初めて完成する、そういうものを今後も制作し続けていきたいと考えています。
次回は何の話をしましょうか・・・。どうぞお楽しみに!
そして本日、一人目のパトロン様が現れてくださいました。ありがとうございます!
STRAYLIGHT total design 氷室柾貴 拝