▼はじめにご挨拶
こんにちは!
私は東広島市西条という酒造りの盛んな街で小さなコーヒー屋を営んでいます。
コーヒーの他に趣味であるペーパークラフトを紹介するため仕掛け絵本の販売やポップ
アップの切り絵カード教室、伊勢型紙教室も運営しています。
教室では熟達した先生に来て教えていただいていますが、その中で日本の伝統工芸であ
る伊勢型紙を広める活動をしている渡部先生に協力するべく今回のプロジェクトを立ち
上げました!
伊勢型紙教室をしているnagi slowcoffee
手焙煎コーヒーと仕掛け絵本、ペーパークラフト教室のお店です
▼このプロジェクトで実現したいこと
伊勢型紙は江戸時代、紀州藩の保護を受けて発展しました。
もともと着物の染めの型紙として作られていましたが、現代では着物の需要が減り、
型紙業者も減少しています。新しい活用法として照明器具や建築建具に用いられてきて、
インテリアとしても見直されてきています。
教室で講師をしてくださっている渡部先生はその伊勢型紙に魅せられ、技法を絶やさな
いために多くの人に親しんで欲しいと東広島の地域センターを中心に伊勢型紙教室の活
動をしています。
ゆくゆくは本場の三重だけでなく広島独自の型紙アートして「安芸型紙」としてオリジ
ナルの作品を展開していきたいと考えています。
伊勢型紙に魅せられて地域で活動されている渡部氏
▼プロジェクトをやろうと思った理由
現在、教室では気軽に参加して欲しいとの思いから道具を無償で貸与しています。
しかし、多くの人が使用するため道具が壊れたり、種類を増やしたりするために買い直
したいのですが、教室の運営を維持するのがやっとで道具の資金調達がままならないの
が現状です。
そこで、この活動にご賛同頂ける皆様に資金の援助をお願いしたいと思います。
▼これまでの活動
渡部氏の経歴をご紹介します。
現在渡部氏は72歳。サラリーマンとして長年勤務してきましたが写経や梵字に興味を
もったことがきっかけで伊勢型紙で写経を作成したいと思い、文化教室の伊勢型紙教室
に参加し技術を習い始めました。
その後、三重の工芸士の方のところへも通い技術を学んできました。
平成25年から広島大学文学研究課での技術指導を始め、市の観光協会主催の教室や地
域センターなどで教室をし、伊勢型紙を地域の人々に広める活動を行っています。
▼資金の使い道
教室で使用する型彫りの道具の買い替えを行うための資金を募ります。
基本は一般の方が使い易いデザインカッターを使用し、伊勢型紙を趣味的に楽しめるよ
うにしていますが、本格的な型彫りの道具も無償で貸与しています。
伊勢型紙の伝統工芸を絶やしたくない、広く親しんでもらいたいという強い思いがあり
ます。
そして最終的には「安芸型紙」という独自のアートも確立していきたいのです。
渡部氏の作品展示
2016年に開催の東広島市の生涯学習フェスティバルに出展
▼最後に
伊勢型紙の本場は三重県ですが、地域に限定せずひとつの「日本の工芸」と捉えていま
す。他の伝統工芸同様、作り手がいなくなり廃れてしまう前に新しい形でなんとしても
この素晴らしい工芸アートを残していきたいと思っています。
活動できる地域は限定しておりますが、何卒ご賛同頂けるようよろしくお願いいたしま
す。
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディング終了しました!
2017/04/01 14:55こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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