こんばんは!judo3.0の酒井です。
早速たくさんの皆さまから応援をいただき、本当に感謝です。改めてありがとうございます!
本文に記載させていただいたとおり、私たちは、地域ぐるみで海外の少年少女を受け入れることができるスポットを「JAPAN JUDO CAMP SPOTS」(日本柔道キャンプスポット)として整理し、「日本に生徒を連れていきたい!」という海外の柔道の先生に情報の提供、そして来日のサポートをはじめました。
では、”JAPAN JUDO CAMP SPOTS” はどんなところなのでしょうか?
「テレビ以外で柔道を見たことがない」
「学校の体育でちょっと柔道やったけど、あんまり覚えていない」
という方も多いと思います。
そこで、今回は、JAPAN JUDO CAMP SPOTSの一つ、標茶町を紹介させていただきます!
標茶は「しべちゃ」と読みますが、場所は北海道。釧路の隣にあります。
人口8000人弱の町に素敵なコミュニティがあります。
それが標茶柔道スポーツ少年団!なんと40名以上も生徒がいらっしゃり、しかも半数以上が女子だそう。
打ち込み、という技の反復練習を一生懸命にしている女の子!
乱取り、という試合形式の練習の様子!
二人組での回転運動!?
「柔道」って聞くと、テレビに映る「試合」の様子を思い浮かぶ方も多いと思います。
ニュースで流れる一本をとった日本の選手の試合、ほんとかっこいいです。
ただ、私たちが「素敵だなあ」と思っていて、大きな可能性を感じているのは、道場で一生懸命稽古をしたり、一緒に稽古をした仲間と笑い合っていたり、遊んだり、ご飯食べたり、そんなコミュニティとしての側面。
みんなと一緒に一生懸命に柔道しているからこそ生まれるコミュニティ。
想像してみてほしいんです。
日本各地に、そして、世界各地に、こんな素敵なコミュニティがある。
ここに、海外で同じく一生懸命稽古している少年少女がきたらどうなるでしょうか?
彼らは、海外から来た少年少女に、どんな風に話しかけるのでしょうか?
想像しただけで笑みがこぼれてしまいます。
一生懸命に稽古されている生徒のみなさんは、なんと先日、地方大会で3位に入賞し、7年ぶりに、今年9月に開催される全国大会(全日本マルちゃん杯)に出場されるそう。
そんな素敵なコミュニティをつくっているのは柔道の先生、
標茶柔道スポーツ少年団の吉田悟志先生をはじめとする指導員のみなさまです。
(以下の写真は、フランスから標茶にきた生徒と吉田悟志先生)
海外の少年少女を地域で受け入れる、ってなると、たくさんやることがでてきます。
いつもの稽古の時間に参加していただくだけならそれほど大変ではないのですが、さて、ご飯はどうしよう?泊まるところはどうしよう?宿から道場までの移動はどうしよう?稽古以外の空き時間はどうしよう?相手は日本語話せないけどどうしよう?、うちのクラブの生徒は小学生と中学生だけど、海外からくる生徒の中に高校生がいるから、高校生がいるクラブの先生に出稽古をおねがいしなきゃ、とか、もうたくさんたくさん。
吉田悟志先生はそんな諸々の大変なことを引き受けて下さり、海外の少年少女を地域で受け入れてくださいます。
以上、”JAPAN JUDO CAMP SPOTS” はどんなところ? というのが最初の質問でしたが、
柔道を軸にした素敵なコミュニティがあって、かつ、
海外の少年少女を地域で受け入れるときの、諸々の大変なことを引き受けてくださる先生がいらっしゃるところ。
それが、”JAPAN JUDO CAMP SPOTS” でした。
こんな素敵なコミュニティと素敵な柔道の先生がいる地域に、海外の少年少女が集うようにしたい。それが今回の挑戦です。
ぜひ応援、何卒よろしくお願いいたします!
P.S.
標茶で柔道をしてみたい! という方、ぜひご連絡ください!
毎年夏には、最高の牛肉!「星空の黒牛」をいただくことができる大会「星空の黒牛カップ少年柔道大会」が開催されているそうです。
柔道着があったら、どこに行っても一緒に柔道してくれる仲間がいる。
ほんとすごいことだと思います。