(世界の指導者が生徒を連れて訪れたい)日本柔道キャンプスポット、今回は島根県江津市です。
江津市には、長年、日韓柔道交流を行ってきた濱岡先生がいらっしゃいます。
最近だと、2018年12月に、濱岡先生が引率され、韓国、釜山で国際柔道交流を実施されております。
その日韓柔道交流プロジェクトに参加した西村健一先生(島根県立大学准教授)による簡単なレポートがありますので、以下引用させていただきます。
日韓柔道交流レポート
2018年12月26日〜29日、韓国の釜山と島根県の中学校柔道友好親善交流事業に男子コーチとして参加しました。島根県チームは団長の濱岡繁人先生とスタッフ、選手を合わせて四十名弱でした。
この取り組みは約20年の交流の実績があるため、相互の信頼関係は十分に築けており、合同練習や交流試合もスムーズに行われました。
練習は、寝技、打ち込み、乱取りなどで、日頃とは違う相手と柔道を経験する良い機会になりました。中学生は、柔道で仲良くなったあと、一緒に食事をしてさらに友情を深めました。
若い時期に、柔道で海外の友達を作ったり、その地の文化を学んだりすることは、今後の人生にも大きな影響を与える可能性があると感じました。
これから海外との柔道交流を始めようと考えている人にとって、参考にできる部分がとても多い取り組みです。(西村健一 記)
革新的な幼稚園児向けプログラム
さらに、江津から車で1時間ぐらいの距離にある益田市には、幼稚園児や保育園児向けに、柔道をベースにした運動・教育プログラムを独自に開発した「よしじいとしゅうばあのじごろうキッズ」があります。
前回り受け身!
後ろ受け身!
柔道クラブに幼稚園児や保育園児が参加することはあると思いますが、幼稚園や保育園にいって柔道指導するケースはなかなかないと思います。
「よしじいとしゅうばあのじごろうキッズ」の指導者、矢冨先生は「幼児に教えるべきものは何か?」を探求して独自の柔道プログラムを開発されたそう。
海外の柔道家が島根県に来たら「よしじいとしゅうばあのじごろうキッズ」の取り組みを間近で見ることができます。
最後に
柔道を通じて様々な国の人々と友になる。この民間の青少年の国際柔道交流には大きな可能性があります。世の中がどうなろうとも、粛々と青少年の国際柔道交流を継続されてきた濱岡先生はじめ柔道の先生の取り組みに感動です。
このように長年、国際柔道交流に取り組んできた経験がある島根県江津市に世界中の少年少女が集ってほしい。よしじいとしゅうばあのじごろうキッズの取り組みも見てほしい。
2020年日本各地の柔道クラブに世界の少年少女を招きたい! クラウドファンディングへのご協力、何卒よろしくお願い申し上げます。